水商売と一口に言っても様々な種類があります。
ここでは、キャバクラやラウンジ、クラブといった水商売の種類について解説していきます。
キャバクラは、キャバレーのような会計システムで、クラブのように接客してもらえるというのが特徴です。料金はセット料金(1時間○千円など)から延長していくパターンがほとんどです。
会話をじっくりと楽しむというよりも、にぎやかに楽しむようなお店の方が多いかもしれません。
”仕事内容”
キャバクラ嬢の仕事は、お客さんの隣に座って楽しく会話をする、盛り上げる、お客さんのお酒を作ることや、お客さんのタバコに火をつける、といったことがあります。
お店の営業時間の他に同伴やアフターで、お客さんと食事に行くこともあります。
アフターでの報酬はお店からは出ませんが、指名をもらうことにつながるため、結果的にお給料がアップすることになります。
夜だけでなく、早朝から日中にかけて営業する「昼キャバ」もあります。
※一部地域ではキャバクラ=セクシーパブと呼ばれています。
キャバクラと似たような形態ですが、お店に「ママ」がいることと、キャストの年齢層が高めなところが特徴です。
フリータイム制のお店が多いようですが、中には2時間もしくは3時間というシステムのお店もあります。
”仕事内容”
お客さんと1対1でなく、複数での接客となります。
お店が混雑してくると、女の子1人で複数のお客さんを相手にする場合もあります。
指名制はなく、時にはママのアフターにお付き合いすることもあります。
東京の銀座などにある高級クラブのことをいいます。
(若者が集まって踊る「クラブ」のことではありません)
料金が高く、中にはお店で飲むことがステータスになるような場所もあります。
椅子に座っただけで○万円というところも普通にあり、お客さんの年齢層は高めなことが多く、会員制で「一見お断り」のお店もあります。
”仕事内容”
ホステスはお客さんの隣に座り、お酒を作ったり、タバコに火をつけたりと、それだけ見ればキャバクラとあまり変わりがないように思われますが、ホステスには社会常識や教養に、政治経済などあらゆるジャンルの話題についていけるようなスキルが求められます。
見た目の綺麗さはもちろん、中身も磨く必要があるのがホステスのお仕事です。
お酒を作る店員がすべて女性のお店です。
カウンター越しにお客さんと接することになるので、隣に座ることはありません。
カジュアルなバーといった雰囲気が多く、海外のスポーツ中継や映画を流したり、ダーツでお客さんに楽しんでもらうお店もあります。
お客さんの年代は、クラブなどと比べると20代や30代の若い方が多いようです。
”仕事内容”
カウンターでお客さんから注文を受けたお酒(カクテルなど)を作り、カウンターを挟んでお客さんと会話をします。
クラブやキャバクラのように、同伴やアフターという形で、お客さんと外で食事をすることはありません。
ただし仕事中は立ちっぱなしとなるので、ある程度の体力が求められます。
ガールズバーの場合、お店によっては、外で客引きをするところもあります。
夜だけでなく昼に営業しているお店もあります。
スナックはママだけのお店や、ママとキャストの二人だけというお店もあります。
ママと仲の良い常連客が多く、家庭的な雰囲気を感じられるかもしれません。
20代の方も来店しますが、どちらかというと年齢層は高めかもしれません。
”仕事内容”
カウンター越しにお客さんから注文を受けてお酒(ウィスキーの水割りなど)を作り、お客さんと会話をします。あらかじめ準備しておいた料理を提供することもあります。
カラオケが常備されているところも多いため、時にはお客さんとデュエットしたりダンスのお相手をすることもあります。
イギリスのパブロックのパブではなく、スナックに似た形態のお店です。
スナックと比較するとパブのほうが女性キャストが多く、「フィリピンパブ」「韓国パブ」といった外国のキャスト専門のお店や、「熟女パブ」といったように特定の趣味にピンポイントなお店もあります。
”仕事内容”
女性キャストは、お客さんの隣りに座ってお酒を作ったり、タバコに火をつけたりしながら、お客さんと会話をします。
カラオケのあるお店も多く、お客さんとデュエットすることもあります。
お店によってはショータイムがあり、そのためのスキルが求められることもあります。
基本的にパーティーなどに派遣されるお仕事です。
お店に派遣されることもあります。
昼間に別の仕事を持っているダブルワーカーが多いのも特徴です。
”仕事内容”
お客さんの空いたグラスにお酒をついだり、話し相手をします。
お店ではないので、働き場所は様々です。
水商売といっても多くの種類があるもので、働き方やお店のスタイルもそれぞれです。
キャバクラ、ガールズバー、パブ、スナック、ラウンジ、コンパニオンの中から、自身の都合や希望(金額など)に合ったところを選ぶようにしましょう。