初めてキャバクラのお店で働く時の、注意点や心構えについてのお話です。
これからキャバ嬢を始める人の中には、接客業をやったことが無いという人もいるでしょう。
接客のコツや細かいマナーは入店してから働きながら覚えるのですが、ある程度の常識は知っておいた方がいいです。
そこで今回は、キャバ嬢として覚えておきたい心掛けや注意点を5つ紹介します。
新人キャバ嬢が覚えておくべき5つの注意点
以下の5条は、これだけは最低限知っておいた方がいい、キャバクラ嬢のマナーです。
これからキャバ嬢を始める人は、ぜひ参考にしてください。
初めてキャバクラのお仕事をする人は、正直右も左も分からない状態だと思います。
「お客さんの隣で楽しくお酒を飲んでいたらいい」というだけの仕事ではなく、マナーやお店独自のルールを身につけていかなくてなりません。
分からないことは、先輩キャストの接客を見て覚えていくのが一番早く職場に馴染む方法です。
先輩キャストがお客さんに対してやっていることをメモに取り、一つずつ自分の物にしていきましょう。
お客さんとキャバクラのキャストは、一線を引かないといけません。
男女の関係に成るなとは言いませんが、付き合う男性によっては彼女がキャバクラを続けるのを嫌がる人もいるので、そうなると仕事が続けられなくなる子もいます。
仕事か恋かどっちを選ぶという話になるのかもしれませんが、キャバ嬢として当面やっていくのであれば、お客さんと付き合うのはやめておいた方がいいですね。
また、お客さんの素性も分からないのに、誘いについていくのは危険でもあるでしょう。
他のキャストとの関係は大事にしなければなりません。
特に自分がヘルプについた時は、指名嬢をサポートする役割に徹した方がいいですね。
間違っても指名の子を差し置いてお客さんを横取りしようとするのはやめましょう。これはマナー違反です。
ヘルプの役割は、指名されている子が他の席に移っている間、代わりにお客さんの相手をすることです。
中には、その隙を見計らって指名替えをねだる子も稀にいますが、お客さんから他キャストに噂が回ると大変!
決してマナー違反をやってはいけません。
お客さんの席で自分の実生活での愚痴を、ついうっかり漏らさないようにしましょう。
そういうのを喜ぶお客さんもいますが、遊びに来ている人がほとんどですので、気分を害される人もいます。
特に、他のお客さんの悪口を漏らすのは絶対やめた方がいいですね。
聞かされているお客さんからしたら、自分も陰で言われているのではないか?と感じてしまう人もいるでしょう。
会話には、少しの「毒」があった方がその場は盛り上がりやすいですが、ほどほどに心掛けましょう。
お客さんから高価なプレゼントが渡されたら、そこには「下心」が隠れていると考えていいでしょう。
そういうプレゼントは、受け取らないほうがいいです。もったいないですけど、カドが立たないよう柔らかく返してあげてください。
逆に、こちらからお客さんの誕生日にプレゼントをするのはOKです。
このプレゼントには、営業の「お歳暮」のような意味がありますからね。
渡すプレゼントは、妻帯者のお客さんには女性から貰ったと分からない物がよく、独身のお客さんには女性から貰うとうれしいネクタイなど、少し色気のあるプレゼントがいいでしょう。
ただし、あまり高価な物は渡さない方がいいですね。
「マナーマナー」と聞かされると、少々始めるのに尻込みしてしまうかもしれません。
しかし、ここに書いた内容は一般の社会常識にも当てはまることであり、それほど難しいものではないので、お仕事を始めればすぐに慣れると思います。
慣れたらこのお仕事はとても楽しいですよ。
色んなお客さんに出会えて、ためになるお話も聞かせてもらえます。
もちろん、時には嫌なお客さんの相手もしなければなりませんが、そのあしらい方も勉強になるでしょう。
たくさん出勤すればお金にもなるので、まずは職場の雰囲気に慣れるまで頑張ることですね。
キャバ嬢のお仕事を探している人の中には、初めて水商売を始める人もいると思います。
右も左も分からない最初頃は不安に感じると思いますが、慣れて来たらこんなに割りの良いお仕事は無いですよ。
お給料も普通のOLと比べたら大分高いし、酔い客相手の接客スキルも見につきます。
キャバ嬢の中には、キャバクラで働いてお金を貯め、自分のお店を持つ子もいますので、本当に頑張る価値のあるお仕事なんです。
ただ、待遇はお店によってはピンからキリまであるので、これからキャバ嬢を始める人は、お店の求人をよく選んで決めましょう。