男は女に理想を抱く生きもの。
それを壊しちゃいけない仕事がキャバ嬢であって、とくに接客中の言葉遣いや会話には注意が必要です。
しかし、なかには無意識にNGワードを喋って客をドン引きさせてしまうキャバ嬢もいるようです。
では、どんな言葉に男性はガッカリしてしまうのでしょうか。
男性は女性に対して理想を抱いています。たとえ長年付き合っていようと、夫婦生活が長くても、常に相手には可愛い女でいてほしいと言うのが男性の本音です。
そのため、女性らしくない言葉遣いには幻滅してしまいます。
とくに、品がない言葉には敏感になりやすく、あまり良いイメージをもちません。
食事を「めし」と言ったり、食べるを「くう」と言ったり、ほかにも「でかい」「おまえ」「やべぇ」「~だろ」「~じゃねーし」など嫌がりますね。
また、プライドを傷つける言葉も好ましくありません。プライドは男性の人生観のなかでもっとも大切なことの一つですし、プライドを傷つけられると男性は警戒心をもちます。
ほかの男性と比較して劣っていることを印象付けるような発言や、上から目線で見下すような言葉は男性のプライドを傷つけます。
プライドを傷つけるのと似ていますが、否定して価値観を押しつけようとする言葉もNGです。価値観が違うと思っても、聞き流すのが無難。自分が正しいことを分かってもらうより、男を上手に手なずけるというのはキャバ嬢には欠かせないテクニックの一つなのです。
「ほら、だから言ったでしょ」「こっちのほうが絶対いいから」など、否定するようなワードは相手にネガティブな印象をあたえるので避けましょう。
また、男性は追いつめられると逃げます。獲物を追い詰めて狩りをするのは好きな男性は、自分が追い詰められることは嫌うからです。
男性は自分のペースを乱されることが大嫌いなので、「なんで電話してくれないの?」「私のこと嫌い?」「昨日なにしていたの?」など、問いただすような口調で聞くのはNGですね。
男性との会話でこの言葉を発する女性は、男性を立てることができない女性です。男性を立てることを知っている女性は、相手を否定するような言葉を使いません。
・「だけど~」という言葉は、相手の言っていることは理解できるものの、自分の考えのほうが正しいでしょ?という押しつけっぽい意味で使われる言葉です。つまり、相手の考えを否定して、自分の考えの正当性を主張する言葉です。
・同じ部類の言葉として、「でも~」という言葉があります。とくに最近の若い女性は「でも」という言葉を良く使います。あなたも、知らないうちに使っているかもしれません。自我が強いイメージを与えるので要注意!
・そして、「~のに」は愚痴っぽくなる言葉なのでNGです。たとえば、「私はこれだけ頑張っているのに分かってくれない」といった使い方。これも自己主張が強く、ときに相手を否定してネガティブな印象を与えることがあるので注意したいところです。
愚痴をいう人には魅力を感じないのは当然ですよね。また、自分の正当性を強く主張する女性は、男性から見て「可愛げがない」と思われやすく面倒くさく見えてしまいます。
反対に、これらの言葉を意識的に使わないようにしていると、相手を否定して自分の主張を通すような表現はかなり減ります。
もちろん、自己主張が全てダメというわけではありません。二人の人間が会話をしているのですから、相手と違う意見や考えをもつこともあって当然です。
そんなとき、売れっ子キャバ嬢はどうしているのかと言うと、「YES」で受け答えをしています。相手の話していることが自分の意見と食い違っていたときにも、「そうですね」と相手の意見を一回YESで受け入れます。そのあとで、質問したり話題を広げたりすることによって、結果的に相手と意見が違うことを伝えたとしても、相手に与える印象は全然違ってくるのです。
なぜならば、一回YESで受け入れていることで、相手は「尊重されている」という印象をもつことになるからです。
今回ご紹介したNGワードを避けるように日頃から意識しましょう。意識的にそうしていると、頭の中の考えが次第に矯正されてきて、意識しなくても使わないようになってきます。いきなり頭の中の考え方や心の中の根っこの部分を変えようとしても、簡単なことではありません。
そのため、そういった深いところをいきなり変えようとするのではなく、今からすぐに行動できる簡単なことは、明確なNGワードを言わないように意識することです。
男は女に理想を抱く生きもの。それを壊しちゃいけない仕事がキャバ嬢であって、とくに接客中の言葉遣いや会話には注意が必要です。無意識にNGワードを喋って客をドン引きさせてしまわないように気を配るのも、キャバ嬢のテクニックと言えるのではないでしょうか。