キャバクラで働くにあたり、いろいろと準備するものもあります。
まずドレスですが、入店して間もないときはお店が用意しているレンタルドレスを借りるのがベターです。
レンタル代は給料から差し引かれてしまいますが、はじめのうちはどのようなドレスを着ればよいか不安ですし、徐々に慣れていくという意味でもレンタルドレスは無難です。
せっかく買ったドレスでも、他のキャストとカブってしまうと厄介ですし、そうした意味でもドレス選びは慎重にならなければいけないでしょう。
ドレスに合う履物も用意しなくてはなりませんが、履物を貸し出しているお店はありません。服を用意するか履物を準備するかで迷ったら履物を先に購入したほうがいいですね。
キャバ嬢の履物ですが、実はNGがたくさんあります。お店ではダメでも同伴やアフターでは大丈夫というものもありますから、最初にしっかりと覚えておきましょう。履いてはいけない履物でお店にきてしまうと罰金を徴収されるケースもありますから注意が必要です。
ちなみに、お店でも同伴でもダメな履物はスニーカーやスリッポン、ビーチサンダル、ローファーなど。
サンダル系は履きやすいですし、最近ではカワイイデザインの品も多いですからついチョイスしてしまいがちですが、ほとんどのお店がNGとなっているため注意が必要です。
お店ではダメだけど同伴などでは大丈夫、という履物もあります。ブーツやブーティ、ミュール、革のスリッポン、スウェードやヒールなどは同伴までなら大丈夫です。
しかし、お店によってルールが変わってくるので、詳しいことは面接で事前に確認しておくことをオススメします。
また、今のお店ではOKでも別の店ではNGという場合もあるので、お店を移る際には都度チェックしなくてはなりません。
日々、お店ではキャバ嬢とお客さんが出会いを繰り返していますが、接客というかたちで疑似恋愛を楽しんでいる人もたくさんいます。
多くの男性はキャバ嬢との会話やコミュニケーションを楽しみに来ていますし、楽しい空間でお酒を飲みたいと思っていますが、中にはキャバ嬢に本気で恋をしてしまったり、逆にキャバ嬢がお客さんのことを好きになってしまうというケースもあります。
お店によってはお客さんとの恋愛を禁止しているところもあるでしょうが、明確にお客さんと恋愛してはいけないというルールを設けているところは少ないのではないでしょうか。
しかし、客との恋愛を禁止しているお店もありますし、お客さんと付き合うようになった場合には罰金を払わなくてはいけないといったお店も少なからず存在します。
後々トラブルにならないように、そういった禁止事項も働く前にしっかり確認しておくと良いかもしれません。
キャバクラで働くにあたりNG行為を理解していないとお店をクビになってしまうこともありますし、クビにならなくても稼げないキャバ嬢で終わってしまう可能性もあります。
まず、接客でのNGは、お客さんが話し始めるのをひたすら待っているだけというのはNGです。キャバ嬢はお客さんから上手に会話を引き出すことがお仕事ですから、お客さんが口を開くまで待っているようでは三流です。
ドリンクや場内指名をお客さんにしつこく強要するキャバ嬢もNGです。お客さんからもイヤがられてしまう可能性がありますし、同じお店で働くキャバ嬢からも注意を受ける可能性が高いので覚えておきましょう。
お客さんへの強要は、その場しのぎにしかなりませんし、テクニックではありません。このような接客ではお客さんのハートを捕まえることはできませんし、時間をかけた割に売り上げは伸びていかないという悪循環に陥ってしまうこともあります。
キャバ嬢の営業ツールはメールや電話です。そのため、連絡先を交換しなければ営業することができずに同伴にも誘えないでしょう。
お客さんの連絡先を知っていれば今後営業をかけることもできますし、自分のファンや指名客にすることも可能です。お客さんの管理もできますから、連絡先も交換をしないのは他のキャバ嬢に大きく差をつけられてしまう原因にもなってしまうでしょう。
今回はキャバクラで働くにあたりNGになる行為をいくつか紹介しましたが、ほかにもNG事項や禁止事項が多々あります。
ヘルプのNG行為やボーイとの恋愛など、知らなかったじゃすまされないNGもたくさんあるので働く前には見落とさずにチェックしておきたいところです。お店によって明確な禁止事項が決められていることもありますから、基本はそれに則った営業を行う必要があります。
売り上げが伸びないだけなら自業自得ですが、お店の決まりに従わなかった場合は解雇や罰金ということもあるので注意しましょう。面接のときに確認しておくことをオススメします。