多くのお客さんに指名してもらえるキャバ嬢には、1つの共通しているポイントがあります。
これは、キャバ嬢でもそうなのですが実は一般人でも同じことが言えます。
それは何かと言うと、相手とコミュニケーションをとっている際に共感力がとても高い、ということです。
共感力とは、相手に共感をして、認めているという雰囲気づくりをうまくするということです。これはキャバクラだけでなく全ての接客業で役立つテクニックで、まだ心を開いていない関係の場合必ず行うことをおすすめします。
この共感力の具体的なテクニックとしては、まず相手の言ったことを繰り返すということです。お客さんが話したことをそのまま笑顔で繰り返すだけで、相手は認めてもらっているという承認欲求がかなり満たされます。キャバクラに来ている男性のお客さんは、誰もが話を聞いてもらいたくて褒めてもらいたいという気持ちが強いので、これはされて嫌に感じるという人はいません。
小説家の阿川佐和子さんも、インタビューをする際によく使うテクニックとして、本やテレビなどで紹介しています。キャバ嬢とお客さんだと、かなり年齢差かあるという場合も多いので、ちゃんと分かっていますよというアピールにもなります。
続いておすすめなのは、身につけているものや着ているものを褒めて、プラス質問をするというテクニックです。
あまりファッションに気を使っていない人には使えませんが、だいたいキャバクラに来る人は気を使っています。キャバ嬢に見せたい、と思ってしているアクセサリーやスーツ、髪型などをきちんと褒めてあげましょう。
それから、そういう雰囲気のものが好きなんですか?このブランドも好きですか?と質問を投げかけましょう。これをすることで、キャバ嬢に分かってくれているという風に思ってもらえます。
褒めてあげるだけだと無難ですが、さらに質問されることでどんどんしゃべりたくなると感じてくれます。一度、どんどんしゃべりたいと思ってもらえればかなり関係は近くなります。
キャバ嬢とお客さんという関係であっても、人と人なのでシャイな人はなかなかしゃべれないと遠慮する人もいます。興味を持って、話を聞いていればコミュニケーションがうまくなくても自然と質問が出てきます。これも、モテるテクニックの1つといえます。
続いて、話を聞いている途中で、笑顔とちょっとしたボディタッチをしましょう。キャバクラでは基本的に距離が近いですが、しっかり目を見て笑顔で反応しましょう。
また、話を聞いている途中で手を触ったり肩にもたれたり甘えたりするのも喜ばれます。真面目に聞いてくれるキャバ嬢もいいのですが、やはりちょっと期待させるようなアクションをされるとより興奮するのが男心です。わざとらしくならないように、さらっと触って離したり、触れているか触れていないかちょっとわからないというぐらいの距離感を保つのもおすすめです。
男性は話どころではなくなり、そちらにドキドキされる人も多いです。クールな人はそれまで通り話し続ける人もいますが、嫌に思われる人は大抵いません。これもモテるテクニックと同じで、
自分のことを好きなんじゃないかと思わせることはかなり定番のテクニックです。そこから意識しだすということも多いにあり得ますので、思い切り思わせぶりしてしまいましょう。
また、ボディタッチすることによって、より共感されているという意識が上がります。
最後に、話に具体性を持たせるということです。
ありがちなのが何となく褒めて、いまいち伝わらないということです。もっと具体的に、どういうところが、なぜなのか、など考えてコミュニケーションをとりましょう。
すごい、かっこいい、素敵、などは使いがちなワードですがなかなか印象には残りません。その相手の性格や見た目などの要素を取り入れた上で、褒めることで距離感がより縮まります。褒めてなんぼ、ではなくきちんと1つ1つのことに対して自分の言葉でコミュニケーションをとりましょう。
いくら美しいビジュアルであっても、無難なコミュニケーションしかとらないキャバ嬢はすぐに飽きられてしまいます。一般人の場合も同じです。
キャバクラへやってくるお客さんは聞いてほしい、褒めてほしい、という人が大半なのでこのような共感力の高いコミュニケーション方法をとりましょう。あまり、キャバクラだからと意識するのではなく、人と人が会話する上で喜ばせるためにはどうしたらいいのかということを考えるのがおすすめです。
目指すべきは、見た目は華やかで中身は癒し系のキャバ嬢です。新規のお客さんをどんどんとるだけでなく、リピーターを増やすことが人気キャバ嬢への近道です。ドキドキと落ち着く雰囲気を両方出せるような会話ができれば、かなり人気が出るでしょう。
また、自然な笑顔も大切なので日々さっと笑顔が出るように練習をしておきましょう。