初めてキャバクラで仕事を始める初心者の場合には、どのように接客すればよいのかと心配になるでしょう。しかし基本的な五つのコツさえ頭に入れておけば、接客は難しいものではありません。
そこで今回は、キャバクラ初心者でもうまく接客するコツをご紹介いたします。
仕事においてもプライベートにおいても、第一印象は非常に大切です。実際にキャバクラで仕事を始める前に、多くの場合は体験入店を行います。この時に習うより慣れよという考えから、何もわからないままお客様のいる席へ案内される場合もあります。
しかし初心者の場合には、初対面の目上の男性と何を話せばよいのかわからず黙り込んでしまうこともあります。
1つ目のコツとして、席に着くときに、自己紹介を兼ねた決まり文句を考えておくとよいでしょう。
お店ではキャラクターを確定した方がよいと言われています。どんなキャラクターになろうとも、お客様に失礼のないように接するのは当たり前のことです。
2つ目には、キャバクラで働く際には見た目も非常に大切ですが、しぐさや礼儀がきちんとなっているかなどもお客様から見られています。
当たり前のことと思われるかもしれませんが、みられることを意識して、行動するようにしましょう。堅苦しく考える必要はありませんが、第一印象で大切なのは笑顔です。笑顔でお客様と話しをすることを心掛けると良いでしょう。
また、当然のことですが、外見的な部分も気をつける必要があります。
メイクやヘアセットはしっかりと整っているか、洋服は乱れていないか、汚れていないかしっかりと気を配るようにしましょう。この中でもやはり大切なのはメイクではないでしょうか。お客様が一番最初に見るところは顔です。メイクの腕をあげておくことも大切なので、カラコンをつけたり、自分を魅力的にみせるメイクを身につけられるようにしましょう。
そして接客のコツとして3つ目には、お客様のことをしっかりと覚えておくということが大切です。
例えば、いつも行く飲食店の店員が、自分がよく食べる料理を覚えていてくれたらうれしいものです。このようにお客様のことや話した内容をしっかりと覚えておくようにしましょう。
しかし1日に何人もの人と話すのがキャバ嬢の仕事です。大勢のお客様のことを、しっかりと覚えておくことは大変ですが、携帯電話などを使って、しっかりと記憶しておくとよいでしょう。まめな性格でないと大変かもしれませんが、人気を上げるためにも、少し頑張るだけでかなり違ってくるでしょう。
お客様の顔を覚えておくために、一緒に写真をとっておくことがおすすめです。一緒に写真を撮ることで距離も縮まり、写真を送りたいといえばアドレス交換もできる可能性があります。もしも写真を送る場合には、画像を編集し、名前を入れたり一言添えておくと、好印象につながります。そして特徴や話した内容は、電話帳に保存しておくとよいでしょう。
4つ目には、自分のことを覚えてもらうということが挙げられます。
キャバ嬢にとって、来てくれたお客様のことを覚えておくのは当たり前ですが、自分のことを覚えてもらわなければ、売り上げにはつながりません。お客様のニーズを察してこたえられるかということが重要です。しっかりとお客様の話を聞き、よいと思うところは褒め、かわいい女性を演じてみると良いでしょう。
お店にくるお客様は、日ごろから大きなストレスを抱えている人も多く見られます。このストレスを発散するために女の子に話を聞いてほしい、癒やされたいと思っているはずです。接客を行うときに、あなただけという特別感があると喜ばれます。
帰り際に、話がはずんでとても楽しかった、次は話した内容のことを調べておきますなどと伝えると、お客様の方も覚えやすいのではないでしょうか。
最後に5つ目のコツとしては、自分の話もしっかりとするということが挙げられます。
キャバクラの仕事において、聞き上手に回るということはとても大切なことです。しかし中には無口なお客様もいるでしょう。自分からキャバクラに行きたいと思ってきたのではなく、付き合いでしょうがなくきたという人もいます。その人が無口だった場合には、聞き手に回ってしまった場合には、沈黙が続くことになるでしょう。少しの沈黙であっても非常に長い時間であると感じ、少しずつその場の空気も重くなり話しにくくなってしまいます。
初心者の場合には、まだまだ話題の引き出しも少ないかと思いますが、せっかくキャバクラに来てお金を支払ってもらっているのに、退屈させてしまっては申し訳ないと思うものです。このようなときに自分の話をする必要があります。しかし自分の話をだらだらと続けるだけでは意味がありません。自分の話が、その後の話のきっかけになるように、そして会話が弾むように、取り入れることが大切です。
たとえば自分の経験したことを話した後に、相手にこのような経験はありますかと質問してみるのもよいでしょう。もしも自分の方がたくさん話していたと感じた場合には、最後に、次はあなたのお話が聞きたいですとフォローを入れることが大切です。