キャバクラの基本ルール「場内指名」と「本指名」の違いについて/ブログ キャバクラ体入・求人バイト情報

キャバクラの基本ルール「場内指名」と「本指名」の違いについて
キャバクラの基本ルール「場内指名」と「本指名」の違いについて
50
更新:2020.02.06 作成:2020.02.21

キャバクラは料金体系が時間制となっていて、60分単位で金額が決まっています。この金額のことをセット料金と呼んでいます。

セット料金に、キャバクラの女の子が飲むドリンク代や、指名をした場合は指名料金、同伴した場合は同伴料金、ボトルを開けるとボトル代が追加され、その金額に消費税と、さらにサービス税が追加されます。消費税と、サービス税を合わせた金額をTAXと呼び、TAXは、およそ30パーセントぐらいになっていることが多くなっています。

また、支払いを現金ではなく、クレジットカードで支払うと手数料を上乗せされます。大衆店や、安い料金のお店の客単価は、およそ10,000円から15,000円ぐらいですが、高級店の場合は客単価が、35,000円以上となっています。

関西にあるキャバクラの場合は、ボーイが一時間ごとに延長をするかどうかを確認しにきてくれますが、東京にあるキャバクラの場合は時間が経過すると自動的に延長されるお店も少なくありません。

 

指名するキャストが決まってるか決まってないか

キャバクラの基本ルール「場内指名」と「本指名」の違いについて

一人のお客様に、一人の女の子がつく一対一の接客となります。お客様には、指名客とフリー客の二種類のパターンが存在します。

フリー客の場合はキャストが三人入れ替わって接客して、指名客の場合は指名を受けたキャストがずっと入れ替わらずに接客します。お客様が来店すると、ボーイが指名のあり・なしを確認します。ですので、来店した時点でキャバ嬢は指名客なのかフリー客なのかは、分かるようになっています。

本指名は、キャバクラに来店したときに、指名したいキャストがすでに決まっているときに行われる指名のことで、場内指名は、フリー客として来店して、気に入ったキャストが見つかったときに行われる指名のことという違いがあります。

一人目や、二人目についたキャストが気に入って指名をしてもらった場合や、三人目についたキャストが気に入って延長と指名を同時に行った場合も場内指名になります。

そして、本指名の本数により、時給が変わってくる給与システムを取り入れているキャバクラが多いです。また、場内指名の方も指名バックとして、給与に還元されるキャバクラも少なくありません。

 

場内指名→営業→本指名

まずは、フリー客の接客をきっかけにして場内指名を獲得して、営業をかけることによって本指名に結びつけるというイメージとなっています。

指名の呼び方には他の呼び方も存在します。本指名は、A指名と呼ばれることや、場外指名と呼ばれることもあります。そして、場内指名のことをB指名と呼ぶこともあります。中でも関西のエリアにあるキャバクラの場合はA指名や、B指名と呼んでいるところが多くなっています。

指名の取りやすさで比較すると、本指名の方が圧倒的に難しいという違いがあります。場内指名は、接客でお客様を盛り上げることができると、簡単にその場の雰囲気でとれることがありますが、本指名は、後日、連絡をお客様にとって、営業をかけて、もう一度お店に来店してもらう必要があります。

お客様にとっては、セット料金だけでなく、指名料金も追加されることになるため、その料金に見合うようなサービスを提供することができないと獲得することができないということになります。

 

まずはお給料分の売上を目指す

キャバクラの基本ルール「場内指名」と「本指名」の違いについて

そしてキャバクラに対する貢献度についても圧倒的に本指名の方が大きいということになります。場内指名の場合は、フリー客として来店してきたお客様から獲得するものですが、これは広告などをキャバクラが掲載したり、紹介料を案内所に支払ったりした結果により得られた売上ということになります。そのため当然ですが、それなりのコストがかかっているということになります。

その一方で、本指名により発生する売上は、そのキャストがお店にいなければ、そもそも発生しなかったはずの売り上げということになります。

お店に発生するセット料金についても、指名料金についても、全部本指名を受けたキャストの営業活動によって得ることができた売上ということになります。そのためお店に対する貢献度は本指名の方が高いということになります。まずは、自分が貰っている、お給料の分の売上を獲得することができるようになることを目指して接客をすることになります。

 

今の時代は積極的な情報発信も重要

キャバクラの基本ルール「場内指名」と「本指名」の違いについて

つまり、お店に貢献できる度合いについても、指名をとる難しさについても、本指名が上ということになります。
接客しはじめのころは、いきなり本指名がどんどん獲得できるということはないのですが本指名を獲得できるようになることを目指して頑張ろうという気持ちを持って接客に臨むことが大切なことになります。

近頃は、お店が公式に開設しているホームページに掲載されている写真や、個人的にソーシャルネットワークなどを利用して発信している画像がきっかけで気に入られて、初めてお店に来店するお客様でも指名が獲得できたりすることもありますので、指名を獲得するために、いかに情報発信をしていくかどうかということについても、営業活動と同じぐらいに重要なことになってきています。