キャバクラで働いているキャバ嬢は、当然ですが指名をくれる常連客の数によって売れている売れていないがハッキリします。
中には何年もナンバーワンをキープし続けるキャバ嬢もいれば、何年経ってもろくに指名が取れないキャバ嬢もいます。
このように差が出てしまう理由は、いったい何なのでしょうか。
指名が取れないのには、必ず嫌がられる理由があります。
一番知っておきたいのは、知らず知らずのうちにお客様から嫌われる言動をしていないかという点です。キャバ嬢から嫌われる客の特徴がよく話題になったりしますが、同じように客から嫌がられるキャバ嬢も存在するので注意しておく必要があるのです。
客に嫌がられるキャバ嬢の特徴として、まず挙げられるのが見た目に気を使わないという点です。そんなキャバ嬢いるのかと思う人も多いでしょうが、中にはお金を優先させるあまり身だしなみやドレスアップにあまり興味を持っていないキャバ嬢もいるのです。
男性は、綺麗で若々しい女性とお酒を飲んで楽しい時間を過ごしたくてキャバクラへやって来ます。キラキラした店内で夢のような時間を過ごしたいのに、ドレスもヨレヨレでメイクもろくにしていないような女性がいると一気に現実に引き戻されてしまうのです。
美意識の低いキャバクラ嬢はお金を節約することばかり気にしがちなので、あらゆる部分が雑になってしまいます。髪の毛もサロンでセットせず自分でウィッグを着けるだけだったり、ドレスも少ない手持ちをヘビーローテーションしているなど、見た目的にも非常に残念な仕上がりになってしまいます。
男性にはバレないだろうと思っていてもキャバクラの常連客たちは女性を見る目も肥えているので、手抜きをしているキャバクラ嬢は一目見れば分かってしまいます。高収入でお金を多く落としてくれるような男性は、ヨレヨレの女性よりも一緒にいて恥ずかしくない洗練された美しい身だしなみの女性を指名するので、美意識を低くしていると絶対に売れません。
できるだけお金をかけずに稼ぎたいという気持ちは分かりますが、あまりに度を超しているようだとお客から嫌われてしまうばかりです。
また、接客中に笑顔が少なかったり、愛想が悪いタイプのキャバ嬢もなかなか売れることはありません。
男性は楽しくお喋りしたくてキャバクラへ行くのに、テンションが低くて暗い雰囲気の女性がいては気分も台無しになってしまいます。会話中も常に笑顔を絶やさず、男性の話に合わせて相槌を打ったり、きちんと返事をすることは、キャバ嬢として最低限のマナーだと言えます。
笑顔が苦手な人は、鏡の前で毎日自然な笑顔を作れるように練習することも大切です。笑顔だけでなく、男性の話に合わせて喜怒哀楽をハッキリ表現できる女性の方がより気に入られやすいです。
また、当然ですが裏でお客さんの悪口を常に言っているようなキャバ嬢も売れることはありません。
せっかく店に来てくれたお客さんに対して、更衣室などでダメ出ししたり、容姿をバカにして悪口ばかり言っていると、無意識のうちに接客にもそういう姿勢が現れてしまいます。不満ばかり口にしているとお客さんへの感謝の気持ちも、働く楽しさも何も感じられなくなってしまうでしょう。
キャバクラはあくまでも接客サービスの一種ですから、やって来たお客さんを楽しませて気分良く帰ってもらえるようにプロ意識を持つ必要があります。そのためには陰でお客さんの悪口を言うなどもってのほかで、例えどんなに気に入らない客だったとしてもプロとして丁寧に接客することが大切です。
誠実さが伝われば、この娘の売り上げに貢献したいと思ってくれるお客さんが増え、指名や収入を増やすことに繋がるのです。
最後に、潔癖すぎるキャバクラ嬢も人気はなかなか出ません。
キャバクラに来る男性は聖人君子というわけではないので、あわよくばお気に入りの娘とホテルでイチャイチャしたいと考えている人が多いです。恋愛目的や口説き目的で通っている人が多いということになるのですが、そういった場合は可能性をアピールすることが指名に繋がります。
もしかしたら付き合えるかもしれない、もしかしたらホテルに行けるかもしれない、と期待を抱かせることで、来店や指名をし続けてもらって収入アップに繋げることができるのです。そういったいわゆる男女の関係について潔癖すぎるキャバ嬢の場合、ピシャリと断ったり露骨に嫌悪感を持った対応をしてしまうことがありますが、これは良くありません。
指名のためには上述したように期待を持たせつつ手の平で転がすことが大切なので、例えその気がなくても思わせぶりな素振りだけは取っておいた方が賢明です。また、そのためには女性ならではの色気も必要不可欠です。男性が付き合いたいと思えるような色気を醸し出すために、できるだけ露出度の高いドレスを着たり、セクシーな動きを試してみるのも効果的です。