メリークリスマス\(^o^)/
実はワタクシ、長いキャバクラ人生の中で一度も「赤いサンタの衣装」を着たことがナイのです。
・・・顔面が土気色なので、正直赤色が似合わない。
イエベだとかブルべだとか春夏秋冬だとか、細分化されすぎてもはやわけがわかりません。
ひとつだけ確実に言えるのは。
・・・肝臓が悪いんでしょうね。
皆様も年末年始、お酒の飲みすぎにはくれぐれもお気をつけ下さいませ。
さて、クリスマスということもありまして、今回は普段のご相談やお悩みの中でも上位をしめる「同伴指名」についてお話したいと思います。
などの理由からも、同伴指名を獲得することはキャバクラ営業での永遠の課題。
ワタクシの運営するTwitterアカウントにも、
「どうしたら同伴につなげられる?」
「なぜ同伴指名が取れないのかわからない」
「同伴の約束をしてもドタキャンされてしまう」
と、日々ご相談をいただきます。
同伴を獲得するためのテクニックは世の中にたくさんあれど、ワタクシはまず「同伴を取れない原因」をなくすことが先決だと思っています。
というのも、あらゆるテクニックは「落ち度を減らし基本ができてはじめて何倍もの効果を発揮する」からです。
小手先のテクニックだけを身に着け伸び悩んでしまう前に、まずは同伴が取れない原因がないか確認してみて下さいね。
キャバクラ営業では「どれだけ数をこなしたか」が結果に大きく左右されます。
自分が持っている顧客数・連絡名簿数、一日に営業をかける人数、送るライン数・・・など、結果を出しているキャストさんはまず「数」をこなしています。
「ほかの子と比べてなかなか同伴が取れない・・・」という場合、自分が営業をかけている客数・連絡数が足りていないことも多いです。
人気があるのに「全然連絡しないよ」というキャストさんもいますが、そういう子の「全然」と普通の子の「全然」は根本の意識が違っていることがほとんどです。
「一日100件しか連絡しない」という子と「一日20件しか連絡していない」という子、二人の認識はどちらも「全然連絡しない」。
しかしふたを開けてみれば、意識レベルの違いから営業をかけている客数に大きな開きがあるのです。
売れている女の子の「全然連絡してないよ」という言葉には惑わされてはダメですね。
一生懸命営業をかけてもなかなか同伴に繋がらない場合、お客様の「同伴指名に対する敷居」が高すぎないかを確認してみて下さい。
同伴は食事などをご一緒してから来店することが多いため、中には「たくさん料金がかかりそう」という意識から同伴に踏み切れない・同伴を毛嫌いしているお客様も多いです。
敷居が高いままではどんなにキャストさんが魅力的で営業がうまくとも、同伴指名に繋がりにくい。
だって・・・お金が払えなければ同伴も来店もできないですもの\(^o^)/
ワタクシの場合、お客様のタイプに合わせて、以下の「敷居下げ」をしていました。
・料金の詳細説明をする
同伴というシステム自体をよくわかっていなかったり、料金システムに不安のある方も多いです。
そのため同伴来店をした場合の税・サービス料込の料金詳細を明朗にご案内していました。
・「高い食事をごちそうしないといけない」という認識を取り払う
ほかのお客様ともリーズナブルなお店や遊びを楽しんでいる話題や、普段から大衆向けのお店に好んで出入りする話題などをさりげなく会話に織り交ぜます。
・リーズナブルなデートを提案する
「学生時代に戻ったみたいなデートしたくない?!」などと、あくまで男性に恥をかかせない形で出費が少なく済む同伴プランを提案します。
喫茶店でのおしゃべりやカラオケなど、具体的な提案には安心して応じてくれるお客様もいらっしゃいました。
・同伴来店は「オトク」という説明・印象づける
同伴時間内はセット料金が発生しないため、同じ2時間を過ごすなら同伴1時間・来店1時間を過ごしたほうが断然オトクという営業をします。
予算の都合でつねにワンセットで帰るようなタイプのお客様は、この営業スタイルでの同伴確約率が高かったです。
また同伴出勤の場合遅刻OKなお店が多いので、そのシステムも合わせて上手く営業できると良いですね。
こちらはわかりやすいよう、いつもの会話例で説明したいと思います。
A子「突然なんだけど、週末同伴してほしいな」
お客様「え?突然だね」
A子「どうしても〇〇さんと一緒にお食事したくて!」
お客様「ちょっと考えさせてくれる・・・?(営業だろうな~)」
A子「ノルマが厳しくて、〇〇さんにしか頼めなくて・・・」
お客様「うーん(みんなに言ってそうだな~)」
B子「この間ワインが好きって言ってたよね」
お客様「覚えててくれたんだね」
B子「ワインが美味しいお店探したの。同伴でもよかったら一緒に行かない?」
お客様「ちょっと考えさせてくれる?(わざわざ探してくれたのか、断りづらいな)」
B子「ワイン好きな人いなくって、〇〇さんと感想言いあいながら飲み比べしたいんだ!すごく楽しそう」
お客様「(自分じゃないとダメなのか、楽しい時間を与えてあげられるのかも・・・)」
A子の場合だれにでも送れる内容のため、残念ながら会話の温度感や特別感が演出できていません。
一方B子の誘い方は「断りづらい雰囲気」「自分だけという特別感」「男性がかっこいい姿を見せられそうな予感」など、さまざまな要素を含ませています。
B子の誘い方は会話や関係性の温度も上げられるため、直前でのキャンセルや当日までにお客様が飽きてしまうデメリットを防止するのにも役立ちますね。
これはずばり、お客様の「来店時・店内で」同伴の約束をしてしまうことです。
同伴のお誘い=ラインや電話で後日、と思い込んでしまっているキャストさんも多いですが・・・。
お客様が酔って機嫌がいい瞬間に、無理やり「イエス」と言わせてしまえばいいじゃない\(^o^)/
ここでポイントになるのが「日にち・どこに行くか」などある程度具体的な計画に「イエス」を言わせてしまうこと。
「忘れないようにLINEに内容送っておくね」とその場で「〇日、〇〇行くの楽しみにしてるね、お店の予約は任せて♪」などと送ってしまえば、しらふに戻ってからもそうそう断れない約束になります。
せっかくのキャバクラ営業なのですから、お酒の力は120%活用して行きましょう。
キャバクラは「男性をだましてお金を稼ぐ」「キャストが優位に立ち男性を動かす」などのイメージが強いため、画策をするのはあたりまえ!となってしまっているキャストさんも多いです。
しかし一番に忘れてはいけないのは、自分がどんな誘い方をされたら食事に出かけたくなるか、だと思います。
今回いくつかの方法をお話しましたが、ときにはストレートに「同伴してほしいな」と伝えたほうが、気持ちの良い印象にとらえるお客様も少なくはありません。
もし自分のやり方で長く成果が出ない場合、一度ものごとを至極シンプルに考えてみるのも大切です。
これは同伴のお誘い以外にも、営業をはじめあらゆることに通じること。
考えすぎて行き詰まってしまったときほど、複雑な意識を捨てシンプルや王道スタイルを試してみるのも大きな打開策のひとつですよ。
今回は頑張りすぎて何を頑張ればよいのかわからなくなってしまった、頑張り屋さんのアナタへ。
すべての女子よ、幸せになれ\(^o^)/
夜神つかさでした。
前回の水曜も夜ふかし…【心に残る「お客様の名言」を語りたい気分なので、お付き合いしてよね?】
過去の水曜も夜ふかしは、全コラム一覧からお読みいたけます。
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約15年人をこまして飯を食ってきた悪いアラフォーおば…お姉さんです(引退済)/キャバキャバにて営業術コラム「水曜も夜ふかし」連載中(https://caba2.jp/blog/yagami_yofukashi/…)/㈱キメラ代表取締役/発達障害(ADHD)/息子と夫(再婚)を溺愛/無言フォローお気軽にドゾ😌