ガールズバーとキャバクラの違いですが、明確な違いはありません。また、自分がガールズバーで働いているのかキャバクラで働いているのかよくわかっていないという人もいるかもしれません。
ガールズバーと言いつつも、実際はキャバクラ的なサービスを提供しているという場合もあります。明確に違いが定義されているわけではありませんが、もしどちらか判断するとしたら、その基準としてはアフターがあるかどうかがあげられるでしょう。
また、キャバ嬢の場合は本格的に指名を増やすということを考える必要があります。もしアルバイトで少し働きたいだけという場合には、その点から判断するとガールズバーの方が良いでしょう。時給制なので、非常に儲かるというわけではありませんが、逆に必死に指名を取る必要もありません。
また、顧客と個人的に親密になれば、キャバ嬢と同様に個人的に高価な物をもらえるという場合もあるかもしれません。ガールズバーに来る人の中には、キャバ嬢よりも慣れていない感じや、垢抜けない感じが逆に好きという人も多いようです。ガールズバーの方が若い人が多いので、そういう違いもあります。
ただ、本格的に稼ぎたいのであれば、大変さはありますがキャバ嬢の方が良いと言われています。
最近はキャバ嬢が枕営業するということも減っているので、キャバクラで働くとしてもその点はあまり気にする必要はないでしょう。そもそもそういうのを求める人は、最初からそういうサービスに行くものです。
また枕営業というのは限界がありますし、他の顧客が付かなくなるというデメリットもあります。性風俗とは違って、ある程度人間性やコミュニケーションというものを大切にする人が顧客としてキャバクラに来ているので、他の顧客と枕営業しているということがわかればもうついてもらおうとは思わないという方もいるようです。
この点が性風俗と大きく異なる点です。性風俗の場合もある程度コミュニケーションは取るでしょうが、人間性という問題よりも性的な需要を満たすということが重要なため、他の顧客と枕営業していたとしても顧客からの反応に影響はありません。顧客もそれを前提に訪れているということもあります。
またガールズバーかキャバクラかというのは上述の通り明確な定義はないので、個々のお店について考える必要があります。その店ごとにルールが異なるので、具体的な雰囲気や働き方を予め確認しておくと良いでしょう。
また自分が住んでいる場所から通勤しやすいかどうかという点も、長く働くためには必要です。その際に注意しておいた方が良い点としては、あまり自宅の近くのお店は選ばないということです。もちろん近いほど通勤しやすいというメリットはあるのですが、ストーカー被害にあうような危険性があります。
これは実際命に関わる問題になるので、気を付けた方が良いでしょう。顧客の中には危険な人も混ざっている可能性があるので、自宅からある程度離れた場所を選ぶことをおすすめします。実際警察に相談しても具体的な事件性がない限りは動いてもらえないということもあります。
そして、もっとも大変なのは内部でしょう。女性の多い職場のため、内部でのいじめがあったりすると辛いものです。もちろんお店にはボーイもいますが、稼ぎで言えば女性の方が上ですし、ボーイの立場は弱いところが多いようです。そのため、実際女性同士でもめていても男性従業員は関与しない場合が多いと言われています。特にノルマがあったり、指名率に重点を置いているようなお店の場合は、同じお店で働く人同士で顧客の取り合いになってしまいます。
もちろん女性の接客においては、容姿も重要なポイントですが、愛嬌やコミュニケーション能力が高いということも指名の条件になるものです。しかし、見た目に好みがあるように、接客に関していえばあまり慣れていない方がかえって良いという場合もありますし、コミュニケーションもたどたどしい方がむしろかわいいと思われ、可愛がられる場合があります。そのため、どのようなタイプの人でも本人の魅力の打ち出し方次第でトップになれる可能性はもちろんありますし、新人でもうまくいけばすぐに指名が入ってどんどんトップに昇っていくということもよくある話です。
経験が必ずしも指名につながる世界でもありませんし、指名結果が目に見えやすい世界ですので嫉妬が生まれやすいです。中には借金があってどうしても稼がなければならない人なども混ざっているので、そうすると新人に指名を取られると経済的にも困りますし、感情的にも腹が立つということでいじめにつながったりすることもあるようです。
これは非常によくある話で、顧客がいやで辞めるというよりも、内部でのいざこざが原因で人気の嬢が辞めてしまうという場合が多いです。どちらのタイプのお店を選んだとしても、一緒に働く人とうまく関係を構築していくことが重要なポイントとなるでしょう。