いらっしゃいませ\(^o^)/
S N Sでは淑女、お酒を与えるとシン・ゴジラでおなじみ夜神つかさです\(^o^)/
蒲田くらいなら一晩で壊滅させられるダメージを日々指名のお客様方にサービスとして提供させて頂いておりました\(^o^)/
さて、冗談はさておき「夜神つかさの水曜も夜ふかし」第二夜ではキャバクラ嬢が売れるため・成功するために身につけておくべき超!
重要なスキルについてお話ししたいと思います。
キャバクラ嬢をされているみなさんは、一度はいやなお客様に遭遇したことがあるかと思います。
キャストの容姿や内面を否定してくるお客様、嫌味をぶつけてくるお客様、うさばらしに絡んでくるお客様…そういったお客様も多くいらっしゃる分、一般的な職業と比べキャバクラは高給を頂ける仕組みになっています。
しかし!
ワタクシ達キャバ嬢は、店内でお客様のお相手をする作業だけがお仕事ではありません。
今の時給よりもっと稼ぎたい!となると、それ以上の作業や指名のお客様を増やす工夫をしていかなければなりません。
そんなときに必須となるスキルのひとつに、「お客様を悪者にしないスキル」というものがあります。
知っていますか?
まったく同じお客様がお相手であっても、接客対応をするキャストによってその人は「悪人」にも「善人」にもなるのです。
それはつまりお客様を「痛客」にするも「優良客」にするも、キャストの力量次第ってこと。
・・・めんどうくさい説明はワタクシ自身が嫌いなので、手っ取り早く会話例を揚げたいと思います\(^o^)/
さて、舞台はとあるキャバクラ・・・。
フリー1名でお客様が入店されたようです。
A子「こんばんは」
客「太めの子だね、細い子のほうがいいなあ」
A子「ひどい・・・本当に気にしてるんです」
客「一応客だからねえ」
A子「わたしも何もしてないわけじゃなくて、努力はしてるんですけどね」
客「・・・そうだねごめんね(お金払ってるのにつまらないなあ)」
B子「はじめまして」
客「太めの子だね、細い子のほうがいいなあ」
B子「わ〜ごめんなさい!好みは痩せてる女の子限定ですか?」
客「今まではスレンダーなコしか指名しなかったね」
B子「スレンダー系のコがつくようにスタッフに伝えましょうか?」
客「気を使ってくれてありがとう(素直で性格は良さそうなコだな)」
C子「お隣失礼します」
客「太めの子だね、細い子のほうがいいなあ」
C子「わかった痩せる!そのかわり・・・痩せて綺麗になったら指名候補にしてくれる?」
客「ほんとに痩せられるの〜?」
C子「うん!痩せたら責任とってね♫証拠写真送る用に連絡先教えて!」
客「いいよ(全然タイプじゃないのになんだか気になる・・・)」
・・・A子もB子もC子も、このキャバクラ太めのキャスト在籍しすぎじゃね?というツッコミはさておき、解説にうつりたいと思います\(^o^)/
まったく同じ発言をするお客様に対して、A子、B子、C子の三人のキャストがつき接客をしました。
A子はお客様の言葉をそのままうのみにしてしまい、良い接客ができませんでしたね。
ここで重要なのはキャストがお客様の言葉を「悪意」として受け止めてしまった時点で、そのお客様は「悪者」になってしまうということ。
一度お客様を「悪者」として認識してしまうと、キャスト自身はベストな接客ができなくなってしまいます。
マイナススタートから軌道修正し指名交渉の会話まで漕ぎつけることは、経験の長いキャストでもとてつもなく難しいです。
結果としてお互い探り合い、気を使い合うだけのつまらない時間になってしまいました。
さて、次に接客をしたB子はお客様の発言をうまく受け止めています。
悪意や悪口と取れる発言を投げかけられたときには、一度全面降伏してしまうのもひとつのテクニックです。
相手がそれ以上攻撃して来れなくなるので、悪意ある相手をクールダウンさせる効果があります。
B子の対応は自分のメンタルを守るには上手な切り返し方ですね。
どうしても辛いお客様に遭遇したときには、相手を悪者にせず次のキャストさんやスタッフにバトンタッチしてしまうのもひとつの手です。
しかし!
B子の場合、本来キャストがすべき「営業をかける・指名で返す」という作業までは到達できていません。
新人のキャストさんには「メンタルを守る回避法」としておすすめではありますが、指名を増やしたい・もっと稼ぎたいと思っている場合もうワンランク接客スキルを上げる必要があります。
そこで!
C子の接客が重要になるのです。
C子はお客様が投げかけたネガティブな言葉を「悪意」として認識しないどころか、指名を返すための営業ネタに変換してしまいましたね。
この一連の流れこそがキャバクラ嬢が売れるために超!!重要なスキルなのです。
キャバクラとはお酒の席であり、お客様・キャスト双方がお酒の入った状態でコミュニケーションをとる場です。
つまり悪意あるお客様も「普段はそんなこと言う人じゃないのに・・・」というパターンがほとんど。
むしろお客様は完全なる受け身をやるために高いお金を払ってお店に足を運んでいるのです。
少しくらい上手く会話ができなくとも、心無いことを言ってしまっても、それを軌道修正しながら優しく聞いてくれるキャストを求めています。
つまり男性はわざわざお金を払って「マグロ」になりに来ていると言うことですね\(^o^)/きゃっ。
お客様に自由かつラクに過ごして頂くこと。
それがワタクシ達キャストが提供すべき「サービス」のひとつです。
そしてお客様のきつい言葉をキャストが「悪意」として認識するということは、その瞬間「指名のお客様になるかもしれない可能性」も同時になくしてしまっているということ。
少しでもお客様を増やしたい・売り上げを作りたいと思ったら、1組のお客様も無駄にしたくありませんよね。
そんなときはお客様を「悪者」にしないスキルを発動させ、悪人も善人も、すべてのお客様を自分の指名顧客に変換する接客に徹してみて下さい。
また、お酒の席でキャストに悪意をぶつけやすいお客様というものは、他店やプライベートでもそれをやってしまいがちです。
そんな毎日を過ごす中で一人でもネガティブをポジティブに変換できる女の子に出会ったら、そのお客様はずっと離れない熱烈なファンになってくれますよ。
だって、どこにいっても悪者扱いされてしまっているんですもの。
この世で数少ない味方になれるということなんです。
ライバルがいない、他に浮気される可能性も少ない、自分だけを味方だと思ってくれる・・・
そんな優良顧客に変換することができるので、私は悪意多めのお客様が大好きです。
どんなキャストからも好かれるお客様を顧客にしようとするよりも、指名を返すのがずっと簡単だったりもします。
「あの人酷いこと言ってくるからヤダ!」
「痛客!」
などとキャストがざわつく席があったなら
「ワタクシの獲物キターーー\(^o^)/」と、ウキウキでスタッフに「席につけろ」と催促しておりました。
そしてこのお客様を「悪者」にしないスキル・テクニックはキャバクラ内での営業に限らず、恋人や家族や友人、職場・・・どんな場面でも一生役に立つものです。
自分の世界に「悪者」を作らないスキルを持っているということは、自分自身が「善人」の中で生きられるということなんですね。
ぜひお試しください。
すべての女子よ、幸せになれ\(^o^)/
夜神つかさでした\(^o^)/
前回の水曜も夜ふかしは…
第一夜はこちらからお読み頂けます😌
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夜神つかさ@水商売営業の人
@tsukasa_yagami
約15年人をこまして飯を食ってきた悪いアラフォーおば…お姉さんです(引退済)/「すべての憂いを笑いに変える」水商売ライター/キャバキャバにてコラム「水曜も夜ふかし」連載中(https://caba2.jp/blog/yagami_yofukashi/…)/誰よりもリアルでHappyな水商売的営業術書いてます/㈱キメラ代表取締役/発達障害(ADHD)診断済/息子溺愛シングルマザー/無言フォローお気軽にどうぞ😌