あなたがキャバ嬢としてキャバクラで働きだしたら、ファーストステップとして本指名が取れるようにフリーで遊びにきたお客さんに気に入ってもらえるようがんばって営業をかけるはずです。
お客さんと会話が弾んで「今度また会いに来るよ」と言われて連絡先も交換!
これで本指名が取れると思いきや、営業メールを送っても返事がこない……。
キャバクラをはじめたばかりのときは、こんなケースもいっぱいあると思います。キャバ嬢にとって本指名が取れるということは、時給が大幅にアップするのと同じです。
では、本指名を入れてもらうにはどんな営業をお客さんにすればいいのでしょう?
そこで、本指名を得るために、「場内指名」が入るチャンスを自分で作ってみましょう!
ここでは、キャバ嬢が場内指名を入れてもらうシンプルな方法をご紹介。
本指名が取れずに悩んでいる女の子は参考にしてみて♪
”フリーのお客さんにアプローチ”
お店にもよりますが、フリーのシステムは60分の時間制であることが多いです。
この60分の間、フリーのお客さんには3人の女の子が交替で接客をします。
フリーのお客さんへの接客時間は女の子1人につき約20分。場内指名をしてもらうには、この限られた短い時間内で、お客さんに「この女の子と話していて楽しいな♪」と思ってもらわなければなりません。
場内指名があなたに入れば、他の女の子たちがフリーのお客さんの接客をするチャンスを失い、自動的にライバルが減ります。
逆に他の女の子に場内指名が入ってしまえば、その女の子は本指名のチャンスを得たことになり、あなたはチャンスを失ったことになります。
では、より多くのフリーのお客さんを接客するにはどうすればいいのでしょうか?
”男性スタッフと仲良くしておく”
キャバクラには黒服や付け回しと呼ばれる男性スタッフが働いています。
黒服は営業中のウェイター業務やその他雑務を担当するスタッフで、付け回しはフリーのお客さんにつける女の子を決定しているスタッフのことを指します。
最近では黒服も付け回しも同じような業務をやっていることが多く、黒服と呼ぶ人もいれば、付け回しと呼ぶ人もいます。
キャバクラで働く女の子たちはお客さんを自分で選ぶことができず、男性スタッフの指示するお客さんに付かなければなりません。
だから、男性スタッフと前もって仲良くして、積極的にフリーのお客さんに付きたいことをアピールすれば、彼らはあなたの期待に応え、他の女の子よりも多めにフリーのお客さんに付けてくれることがあります。
”笑顔で精一杯接客をする”
お客さんは女の子と楽しくお酒が飲みたくてキャバクラへ遊びにきています。
キャバ嬢であるあなたは、そんなお客さんを楽しませなければなりません。
キャバクラでお仕事をはじめたばかりのときは、緊張して作り笑いのような笑顔しかみせられないかもしれませんが、それでもお客さんを楽しませるために精一杯努力しまそう。
どうしてもリラックスしてお客さんとお話しできないときは、あらかじめ新人であることを話しておくのもいいでしょう。
お客さんの中には、入りたてで初々しい女の子が好みの人もいます。
そういったお客さんの場合、新人のあなたを場内指名してくれるかもしれないので、がんばっておもてなしをしましょう。
フリーで入るお客さんから場内指名をもらうためには、ちょっとした会話テクニックがあります。
フリーのお客さんの場合、もっと女の子と話したくても自分から言い出せないシャイな人も多くいます。
「このお客さん、もっと私と話したいのかな??」
と感じた場合は、
「もう時間が来ちゃった。もっとお客さんと話したかったのに……。残念だなあ」
というように、名残惜しい口調で言います。
そこで、お客さんがもっとあなたとお話したかったというようなことを口にしたら、「もう少しお客さんと一緒にいてもいいか?」と尋ねると同時に、場内指名の料金説明をしてみます。
このとき、料金説明を忘れてしまった場合、トラブルにつながってしまうこともあるので、必ずお客さんに料金の相談をしましょう!
自分のことを本当に気に入ってくれたお客さんは、あなたが一緒にいてもいいか? と聞くと、「いいよ」と言ってくれることが多いので、料金に関しては
「お金がかかるけどいいかな?」というように聞くのがベストです。
また、この会話テクニックはシャイなお客さんだけでなく、フリーのお客さん全般に使用できますので覚えておくと必ず役にたちます。
「もう少しお客さんとお話したかった」とあなたが言ったとき、お客さんが「またね」などの返答をした場合は、強引に誘おうとせず、次のお客さんを待ちましょう。
以上が場内指名を入れてもらうための、シンプルな方法です。
場内指名が取れた際、可能であればお客さんと連絡先を交換して営業をかけることも忘れずに!
場内指名してくれたお客さんとはこまめにコミュニケーションを取り、本指名を入れてもらえるようにがんばりましょう!