キャバクラの仕事はとにかく稼げることが魅力ですが、昼キャバはどうなのかというとそれほど稼ぐことができません。
もちろん、普通のコンビニバイトなどをするよりは給料もいいので稼げないというわけではありませんが、キャバクラという仕事を考えるとこれぐらいしか稼ぐことができないのかと思ってしまうレベルなので稼ぎたいという人にはあまり向いていない働き方といえます。
それではなぜ、昼キャバが稼ぐことができないかというと簡単に言えば、売上をあげることができないためです。
キャバクラの仕事は売上によって給料が大きく変わりますから、売れっ子キャバ嬢は普通のOLの何倍ものお金を稼ぐことができますし、逆に並のキャバ嬢は並のOL程度に稼げればいいかなというレベルになります。
昼キャバというのはキャバクラの性質から言っても、利用者の数が絶対的に少ないので、売上をあげようとしたところで挙げことができずに稼ぐことができないのです。昼にやってくる客層というのは基本的には夜の時間帯に働いている人たちが多いということになり、夜の時間帯に働いている人の絶対数というのはそれほど多くありませんから、この時点で売上の面で不利になってしまいます。
休みの人が昼間からキャバクラに足を運ぶということもないわけではありませんが、休みであっても昼間からお酒を飲む人が少ない以上はやはり来客数というのは少なくなってしまいがちです。
繁華街などで周囲の店が朝方まで営業をしていて、そのような場所で仕事帰りにキャバクラに足を運ぼうとする人が多い地域では、多少は稼ぐことができるかもしれませんが、逆に言えばそのような環境になければ客が来ないので、全く稼ぐことができないという状態になってしまうのです。
どんなに売れっ子であっても客が来なければどうすることもできませんから、来客数の面で昼キャバというのは不利になってしまうため、思ったように稼ぐことができないということになります。
もうひとつ稼ぐことができない理由としては、昼間というのは客入りが少なくなりますから店側は少しでも客が入りやすくするために料金を安く設定をしているということが多くあります。
料金は安くても働く女性の取り分が変わらないというのであれば良いのですが、多くの場合にはそうではなく、安くなった分だけ女性の取り分も減ってしまうことになります。客が入らなければ一銭にもならないわけですから、必ずしも女性の取り分が減ることは悪いことというわけではないのですが、それでも稼げる夜の時間帯よりも稼ぐことができなくなってしまうのは事実です。
そのため、昼キャバというのは夜の時間帯と比較をすると稼ぐことができないということになってしまうのです。
ただし、稼げるかどうかというのは人それぞれ基準が異なりますから、例えばコンビニバイトよりも稼げるなら十分と考える人からすれば、働く時間も短くてそこそこ稼げるおいしい仕事ということになりますし、逆に昼間に数時間働くだけで一ヶ月の生活費をまかなうぐらいに稼ぎたいと考えている人からすれば、全然稼げないという仕事になります。
また、店によっても稼げるかどうかと言うのは変わってきますから、夜よりは稼げないにしてもまずまずの収入があるという店もあれば、全く客が来ないのでそれこそ普通のアルバイトでもしていたほうが確実にお金になったということもあるだけに、店によっても稼ぎが変わってくるということを覚えておく必要があります。
はっきり言えることは、夜の時間帯よりも稼ぐことができないというのは間違いないということであり、特に理由がないのであれば夜の時間帯に働いたほうが割がいいということです。夜働くのは怖い、昼間の空いた時間を効率よくお金に換えたいというのであれば昼キャバは悪い働き方ではありませんが、キャバクラで働く理由をお金で考える場合には不向きだといえます。
そのため、キャバクラだから昼間でも稼げると考えていると思ったよりも全然稼ぐことができなくて、これだったらキャバクラで働いた意味がなかったということになってしまうので、稼ぎを重視する人はあまり稼げないと考えておいたほうがいいかもしれません。
あまり稼げないということを理解した上で、いきなり夜に働くのは怖いから客の少ない時間帯で慣れておくということであったり、お小遣いが稼げればそれで十分と考えることができるのであれば、選択肢として決して悪いものではありませんから、目的によっては昼キャバも選ぶ意味があると覚えておくと働きやすくなります。
昼間から大繁盛をしているという店はほとんどありませんから、ガッツリ稼ぐという面ではあまり適してはいませんがほどほどに稼ぐ、ストレスなくキャバクラで働きたいという時には悪くない働き方ですから、昼キャバは稼ぐことは難しいけれどもそれ以外の利点があるということをおさえておけば、効率よくお金を稼ぐことは可能です。