キャバ嬢の仕事は、お客さんをおもてなしして楽しくお酒を飲んでもらうことなのですが、そこで必須となってくるスキルが、お酒を一緒にたしなむこと、ではないでしょうか。お酒が飲めなくてもキャバ嬢として頑張っている人もいますが、基本的にはお酒が飲めるキャバ嬢の方が働きやすいですね。
でも、心配なのが二日酔いです。前日に飲みすぎて次の日目を覚ましたら頭が痛い、気持ち悪い、というような症状があれば、二日酔いの可能性大です。二日酔いのまま1日を過ごすのはとても辛いですし、何よりキャバ嬢としては二日酔いでやられていては仕事にならないですよね。
健康管理の基本であるキャバ嬢の二日酔い対策についてご紹介します。
お客さんがキャバ嬢に対して、たくさんお酒を飲ませようとするとき、きちんと断れる勇気をもちましょう。言われるがまま、お酒ばかり飲んでいれば二日酔いになってしまいますよね。相手に飲まされない、これはお酒が弱い人の鉄則です。
ただ断ってばかりではお客さんもいい気分がしないので、気を付けなくてはいけません。もしも飲まされそうになったら、相手を引き立てて飲んでもらうようにしてみましょう。相手に飲まされる前に、相手に飲ませる、というのがキャバ嬢が使うテクニックです。
もちろん飲ませすぎもダメですが、お客さんにいい気分をさせながら飲まされないように接客をしてみましょう。
キャバ嬢として仕事をしていると、ついつい飲めるだけ飲んでしまうのですが…飲む量を少なくするだけで、二日酔いを感じにくくなるといわれています。飲む量を減らす=ドリンクを減らすということではなく、飲む量を減らす=アルコールの量を減らすということです。
二日酔いになりたくないから…とドリンクを減らしてしまうと、お客さんとしてもあまり楽しくないですし、一緒にたくさん飲んでくれるキャバクラ嬢のほうがいいなと思われてしまいます。
お客さんの気持ちを考えて、飲む量は減らさずにアルコールを減らす、という方法で二日酔いを防ぎましょう。
アルコールは肝臓が分解して排出しているので、肝臓の機能を高めることで、よりアルコールを分解して排出しやすくなります。
アルコールに強い身体になるわけではありませんが、アルコールを摂取してもしっかりと分解して排出できる身体になるので、二日酔いにならない身体作りができますね。
二日酔いにならないように予防や対策をしていても、ちょっと飲みすぎたり、その日の体調次第では二日酔いになってしまうこともあります。そんなときの対処法をご紹介します。
・できるだけ休養をとる
飲みすぎてしまったときに大事なのは、とにかく休養をとることです。しっかりと眠って身体を回復させましょう。身体をアルコールの分解に集中させることができるので、より回復が早まります。次の日が出勤だとなかなかゆっくりする時間がないと思いますが、飲みすぎたなと感じたら早めに眠るようにしてくださいね。
・リラックスするためにお風呂に入る
アルコールを摂取して酔っている間にお風呂に入るのは危険ですが、二日酔いで辛いときにはお風呂に入ってリラックスしましょう。お湯は出来るだけぬるめで心地よいと感じられるぐらいの温度が理想です。汗も出るので、アルコールの排出もしやすくなります。気を付けてほしいのが、汗を出すだけではなく、体内に不足する水分を補うことです。そもそもお酒を飲むとアルコールを分解するために水分がたくさん消費されて、脱水状態になりやすいです。汗が出るとより脱水が進んでしまうので、しっかりと水を飲んで汗をかくようにしましょう。
・二日酔いの薬に頼る
どうしても二日酔いが辛くて何とかしたいというときは、薬に頼りましょう。二日酔いのときにおすすめしたいのは、肝臓の働きを助ける薬です。頭痛がつらいと鎮痛剤を選びがちなのですが、実は鎮痛剤は胃腸に負担をかけやすいので、あまりおすすめできません。
またアスピリンが配合されている鎮痛剤も多いのですが、アスピリンは自律神経を整えて身体を活動的にしてしまうので、二日酔いには逆効果になる可能性があります。オルニチンやクルクミンなどの成分が入っている薬を選びましょう。
キャバクラ嬢にとって、二日酔いは仕事にも影響してしまう大きな問題です。接客で頑張りすぎてついつい飲みすぎてしまうこともありますが、二日酔いで次の日の仕事にも影響がでることは避けなくてはいけません。体調が悪くて欠勤や遅刻になってしまえば、ペナルティを負わなくてはいけなくなるかもしれません。
無理して飲む必要はありませんが、やはりキャバクラ嬢として活躍するには、ある程度飲めないといけないですよね。自分に合う二日酔い対策を見つけることができれば、お酒とも楽に付き合えるはずです。