キャバクラでは男性を楽しませて癒すための接客トークが重要となりますが、知らず知らずにお客さんを傷つけてしまっていることがあります。
キャバクラで働いている方は、接客トークでNGなものを覚えて把握しておいたほうが良いでしょう。
女性の方はブスやバカでショックを受けますが、男性も同様に異性から言われてショックを受けてしまう一言はあります。
最初に挙げられるのが、外見や容姿となります。外見に自信を持っているというメンズはかなり少ないので、何気ない一言でも傷つけてしまう可能性は大いにあります。
女性の方は不快に思いませんが、身長が低いね、背が小さい、などは禁句となります。たとえ背が小さくてかわいいなどの褒め言葉でも傷つけてしまう可能性は高いと言えます。たとえ背が小さくてもキャバクラ嬢の方は言わないほうが無難でしょう。親密になったとしても、気にする方は気にするので、注意するようにしましょう。
身長の他にも、髪の毛に関することも避けたほうが良いです。
髪の毛に関する悩みを抱えているお客さんも多く、中にはかつらをかぶっている方もいるので、こちらも注意が必要となっていきます。
ハゲなどはもってのほかで、遠回しに「頭が寒そうだね」なども傷つきやすい言葉となります。身長と同じくらい髪の毛の悩みはストレスとなっているので、冗談でも言わないように気をつけましょう。
他にも容姿として、細身についてもあまり触れないほうが無難です。細いことは女性にとっては最高の褒め言葉となりますが、男性にとっては真逆で、筋肉がないと取られてしまいます。細身よりも、筋肉があると言われたほうがうれしいので、体型を褒める時には筋肉があると嘘でも言うようにすると良いです。
筋肉以外にも、服を着こなしてかっこいい、腕がしなやかで綺麗などを使うと良いかと思います。ただ、キャバクラに来るお客さんは、外見よりも内面を見てほしいと思っている方が多いので、外見の褒め過ぎにも注意するようにします。
容姿に関しては、芸能人に似てるね、と言われるとうれしく感じるという方がほとんどですが、芸能人にもよります。知らない芸能人の名前を出されて、その場では喜ばれるかもしれませんが、お客さんが帰宅して言われた芸能人を検索して、落ち込むという方もいるようです。褒める言葉で誰々に似てるというのは、使い方を間違えてしまうと褒めではなく相手を傷つけてしまうということも覚えておきましょう。
容姿以外にも、男性の方は女性よりもプライドが高い方が多いので、見下したり、けなすような言葉もNGとなります。
例としては、”これも知らないのですか” “これもできないのですか” “情けない” などがあります。このような上から目線の言葉は気分を害すという方がほとんどなので、言葉だけでなく態度でも注意するようにしましょう。
キャバクラ嬢として何年も働いているという方は大丈夫だと思いますが、新人の方ですと思わず言ってしまいやすい言葉となるので、キャバクラに入ったばかりという方は気を付けるようにしたほうが良いでしょう。
日常的に情けない、キモイなど使っている方もいると思います。けなすような言葉を普段から使わないようにしたほうが良いです。普段から使っている言葉は接客トークでもつい出てしまうという方も多いので注意が必要となります。
他にもお客さんが傷つく言葉としては、仕事や給料に関してのことです。
仕事に関して、見下されたり、バカにされたと取られる言葉を使ってしまうと、男性の方は落ち込んでしまいます。給料に関することでも要注意となり、周りの方より、安いね、安そうだね、などは間違っても使わないようにします。
仕事や給料の上手な褒め方としては、お客さんが自慢したことのみを褒めると失敗しにくいでしょう。良い例としては、頑張ったね、努力の結果だね、となります。
お客さんが不快に思うのは、言葉だけでなく、知らない、分からない、などの態度を繰り返してしまうと話が通じない子と思われてしまいます。わからないことをそのまま聞いてしまっていると、ボロが出やすいので他の話題に変えたほうが良いでしょう。お客さんと盛り上がるためには、共通の話題を探すことで話が長く続きやすくなります。
キャバクラを始めたばかりの方は会話のネタが少なく、話が途切れてしまうことがあるので、相手の知っている漫画やゲーム、趣味についても聞いてみると良いでしょう。そこで自分の知っているものがあれば、話を合わせやすいかと思います。
禁句となる言葉はいろいろとあり、気を付けていてもお客さんからカチンとくることを言われると、こちらも言い返したくなります。しかし、お客さんはお酒を飲んでいる方も多く、癒しを求めてお店に来ているので、仕事と割り切って我慢するようにしましょう。
実際にキャバクラ嬢を何年も続けている方は、そのようなことを我慢して成功されたという方が多いです。