接客をしていると、お客様の脚への視線が気になりますが、そんなときに太足だと、がっかりされてしまうかも知れません。太足を解消してモデルさんのような、長くて、理想的な美脚になりたいという願いは接客業だとなおさらです。
しかし、脚についてしまった贅肉を落とすのは、なかなか困難です。脚を細くしようと筋トレがてら、スクワットなんてしたら脚が逆に太くなってしまい、美脚とはほど遠いアスリートのような脚になってしまいます。
筋トレがダメなら、マッサージを思いつく人もいるでしょう。ただ、一度はマッサージに興味を持って取り組んだものの、本当に効果があるのか疑心を持ち、途中でやめてしまった人が多いのではないでしょうか。さらに、マッサージは間違った方法を行ってしまうと、逆に太くなったり、脚が固くなったりしてしまいます。
よって、自己流で脚やせを行うのはリスクが伴うことになります。ただし、正しく行うと、短い期間で充分な効果を得られることが期待できます。なぜ太足になるのか考え理解し、根拠を持ってマッサージをすることにより、高い効果が得られますのでこれから述べる事を熟読して下さい。
脚が太くなってしまう原因は、むくみが考えられます。脂肪がついて太くなっていることも考えられますが、上半身と比較して下半身が太い状態ならば、むくみが太足の原因になっている可能性が高いです。
脚にむくみができてしまうのは、水分や塩分の摂り過ぎだったり、接客で座りっぱなしの状態だったり、冷え性だったりすることが原因として挙げられます。
このような症状は全部、脚にある血管の血液の流れを悪くし、リンパ液の流れが悪くなることによって、老廃物をスムーズに脚から排出できなくなる結果、下半身に老廃物や、余分な水が溜まってしまい、脚が太くなってしまう訳です。
また、脚がむくみやすい方は、起きた直後と寝る前では脚の太さや大きさが異なるといわれていますが、実は起きた直後と寝る前で脚の太さに変化がない方でも、脚がむくんでいることがあります。一日で脚の太さに変化がない方でも、ずっと老廃物が脚に溜まっていれば、それはむくみを引き起こしているということになります。
実際に、脚やせの施術を受けるためにエステサロンや、美容外科クリニックなどに行って、脚を診てもらったら老廃物がかなり溜まっていたという方は少なくありません。自分の脚が太い、重いといった感覚がある方は、その原因がむくみなのか、脂肪なのか、筋肉なのかを、美容についての専門家に脚を診てもらうのも良い方法の一つになります。
むくみを解消させて美脚を目指せる脚やせマッサージは、起きたときや、空き時間ができたとき、寝る前などのタイミングで、習慣として行うのが良い方法になります。
特に入浴後の血液の流れが良くなっているときに行うと効果を高めることができます。ふくらはぎや、太ももに溜まったリンパ液を流すためには、つま先から対処するのが正しい方法になります。
初めに足の裏の指からかかとにかけてと、足の甲の指から足首にかけて、リンパ液を流すようにイメージしながら、ほぐしていきます。実は足首はリンパ液の流れが悪くなりやすく、老廃物も溜まってしまいやすい部位となっています。念入りに足首をもみほぐすことによって、血液の流れが足のつま先にまでスムーズに流れ込むようになってくることが期待できます。
足のつま先と足首をもみほぐしたら、ふくらはぎをもみほぐします。足のつま先から太ももに血液やリンパ液を流していくイメージで、もみほぐしていきます。もみほぐしているときに硬くなっていたり、凝っていたりする部分を見つけたら、凝りを丁寧にほぐすようなイメージでマッサージを行っていきます。
そして、忘れてしまいがちな部位、膝の後ろ側を押して、しっかりとほぐす必要があります。膝の後ろ側は足首と同じ様にリンパ液や老廃物が溜まりやすい部位だからです。
仕上げに太ももの部分をもみほぐしていきます。膝から脚の付け根にかけて血液や、リンパ液を流すイメージでもみほぐします。脚の付け根の部位も老廃物が溜まりやすい部位なため、脚の付け根の部分を円を描くようにマッサージを行ったり、太ももを雑巾に見立てて絞るような仕草でもみほぐすと効果が高まります。
脚の付け根の部位までしっかりと行わないと、せっかく足のつま先に溜まっていた血液や、リンパ液が脚の付け根で滞ってしまうことになってしまいます。脚の付け根から身体全体に血液や、リンパ液を流し込むようなイメージで、しっかりと行うのが良い方法になります。
マッサージは、あまり力を込め過ぎると、お肌を傷めてしまったり、リンパ液の流れを逆に悪くしてしまうことがあるため、やさしい力で行う必要があります。
行っていて気持ち良いと感じるぐらいの力加減にしておくのが良い方法になります。美脚マッサージで、お客様に注目される綺麗な美脚を目指しましょう。