水商売はお酒を飲んだり、高度なコミュニケーション能力や営業能力、自分のお店を切り盛りしていく経営者としてのノウハウが必要だったり、実は重労働です。
さらに最初に渡っていけるのは若い女性に限られる厳しい世界ではありますが、蓄えさえあれば道は切り開くことができます。
ここでは水商売ランキングトップ5を給料比較でお伝えしたいと思います。夜間給与となる水商売の平均月収は30万円前後と言われていますが、その中でも10万単位で上下があります。その点について給料を元に業種をランキング化しました。
キャバクラなどよりも比較的軽いサービスを提供するお仕事です。
バーテンダーが女性という形態のいわゆる水商売ですが、キャバクラ等風俗店ではなく飲食店の範囲内なので営業時間等の制限がなく、幅広くお仕事をすることができます。条例により深夜営業の際は18歳以上でないとお仕事はできませんが、一般的な飲食店となんら変わりません。
平均月収は20万〜30万と言われています。ドリンク、フードなどは500円程度から利用することができ、シャンパンやワインなどは2000円〜5000円程度で提供しています。全てにおいてキャバクラより軽いサービスと捉えるのが妥当でしょう。
カウンター付きの飲食店を指します。店の責任者が女性である場合が多いので、オーナーを”ママ”と呼んだりします。お酒を提供しつつ、カラオケを歌ったり、幅広いサービスを行なっているので感覚としてはガールズバーとキャバクラの中間でしょうか。
この業界だと従業員として働くことももちろん可能ですが、若い頃からお酒を出していた中年女性が、自分の知識とトーク力を武器に経営していく方が多いようです。お店も若い人向けではなく中高年男性をターゲットにしているので、キャバクラやガールズバーなどで経験を積み、培った知識を活かして経営していくのが一般的ですね。
平均月収は30万〜60万と言われています。
こちらもガールズバーとキャバクラの中間に位置する職業。
個人の能力値が物を言う職種でもあるため、一概には言えませんが平均月収は30万〜80万だと言われています。80万稼げる人はもちろんごく少数でしょうから、若いうち、新人のうちは安月給が続くかもしれません。
キャバクラとラウンジはシステムが根本的に違います。
キャバクラは時間で料金が決まっており、テーブルに着くキャバ嬢さんも指名制ですがラウンジではそんなことはなく時間はフリーで、同伴などで担当が決まります。個人で担当が決まるためこまめにお客さんと連絡を取ったりできる方が向いているでしょう。
お客さんには年配層が多いようでチップがもらえることもあるのだとか。
実はキャバクラは2位なんです。
平均月収は60万〜250万。ガクンと上がったように見えますが、一部の多く稼いでいる人が大きく底上げしている部分が多いので、実際の一般的な月収は30万程度だとも言われています。
深夜のお仕事の中では一番ポピュラーで華やかな衣装やドラマで見るボーイさんなどに憧れてキャバ嬢を志す人も多いはず。仕事は時給制のことが多いです。と言うのも1時間あたりいくら、という料金体系で指名が入るからなんです。なので働けば働くほど稼げるある意味バイトの時給が良い職種という感覚でしょうか。
しかしより高度なコミュニケーション能力や容姿が求められますから長続きするかは腕次第ですね。
ダントツトップがこちらのいわゆる高級クラブ。高級と言われるだけあって求められる容姿やコミュニケーション力もダントツで高いですが、その分給料は高く設定されています。
平均月収は80万〜100万ほど。お店の雰囲気に合うような落ち着いた女性に向いています。しかし同伴のノルマが厳しかったり、ドレスを自前で用意しなければならないなど少し若い女性には厳しい部分も。慣れてしまえば高級クラブが一番働きやすいのは事実でしょう。
自分磨きのためのエステやネイル代金、美容院代など様々な費用も一緒にかかりますからあまり楽観視はしない方が良いのは変わりありませんが。
いかがでしたか?
深夜のお仕事であるがゆえ、普通に働くよりも良い収入が見込める水商売ですが高級クラブ勤務とガールズバー勤務では雲泥の差があります。また夜のお仕事ですから夜型の生活になってしまうことが多く、生活習慣の乱れやお酒による病気のリスクも高まりかなりの重労働と言えます。それでも人とコミュニケーションを取る接客業に値しますから経験値は必ず上がり、きっと自分のためになることでしょう。
それぞれの業種で働き方や向き不向きも変わってきますから、情報を自ら仕入れたり体験入店を行っているお店もあるので、実際に働いてみたりしてみて下さい。いろんな仕事に勇気を持って取り組んでみることも大切です。