地方で生まれ育った女の子が大学進学や就職などで初めて都会に出て生活を始めると、今までの暮らしとのギャップや知らない人ばかりの環境に馴染めず困ってしまうことがよくあります。地方の常識と都会の考え方には違いも多いので、自分では普通だと思っていたことが通じなかったりうっかりミスをして失敗することもあります。
キャバ嬢も同じで、ずっと都会で育った女の子と地方から出てきた女の子ではかなり考え方が違います。都会の子は自宅や友人の家から仕事に通えることも多いのであまり苦労しませんが、地方から出てきた子は住む場所が見つかるまで寮で生活をすることになります。
上京したばかりで寮生活をしながら仕事をするキャバ嬢にありがちなリスクを知って、うっかりトラップにはまらないように気をつけましょう。
寮に入っていると仕事が終わったあとも周囲は同僚の女の子ばかりなので、会話や全体の雰囲気も仕事の延長線のような感じになってしまいます。
自分のマンションがあれば自分だけの空間で過ごせますが、寮の部屋だと個人部屋であっても仕事場で暮らしているような気持ちになるので、オフの日も結局同僚と一緒に過ごすことになって仕事なのか自由時間なのかわからなくなってしまいます。
上京してきたキャバ嬢はまだ地方の雰囲気が抜けなくて、都会出身の女の子に比べると田舎っぽい感じがすることもあります。意地悪な同僚がいると冗談のネタにされていじめられたり、陰口を言われたりするのでホームシックになってしまう子もいます。
また、寮内や仕事場でのルールのような暗黙の決まりがあるのを知らなくてタブーを犯してしまったり、同僚の行動を勘違いしたりするミスもあります。最初のうちは慣れないので言われたことを全てやらなければいけないと思って自分の仕事以外の雑用までやってしまったり、同僚から利用されてしまうリスクもあります。
もちろん性格がいい女の子や同じ地方から来ているベテランの女の子などがいれば仲間になって助けてもらえますが、性格の悪い同居人がいると寮での生活がかなり苦痛です。
仕事が終わったらあとは自由に過ごせるのが普通ですが、寮に入っているとプライベートな時間まで周囲に監視されているような気がして息抜きができません。友達を呼んだり彼氏と会ったりするのも寮だと同僚に見られたり気になってしまうので、いつも自分が出かけていくことになります。
自宅でゆっくりくつろげる時間がなく、特に相部屋の寮だと同僚の友達が遊びに来て1日中騒いでいたり、知らない人が常に自分の部屋に出入りしていたりして気が抜けず、自分が友達を呼びたいときも同僚の都合が悪くて予定を立てられなかったり、他人のスケジュールに振り回されることになって面倒です。
キャバ嬢だけが住んでいる専用の寮だと、周りを気にしなくていいので自由時間も仕事のドレスで歩き回っていたり、寮内をセクシーな格好でうろうろしている女の子がたくさんいます。そうするとプライベートなスペースも仕事場と同じになってしまい、女の子同士の会話も普通の生活ではなくまるでキャバクラ内で接客をしているような感じになる危険があります。
昼間からみんなでお酒を飲んだり、だらだらとつまみ食いを続けたりする女の子グループもあるので、仕事中なのかオフなのか区別がつかず、昼夜逆転の生活がますます乱れて食生活もおかしくなってしまいます。キャバ嬢でも仕事とプライベートはしっかり分けておかないと人生に疑問を感じたり、あとから普通の生活に戻れなくなってしまうのでオフの日はなるべく自分の時間を確保することが必要です。
上京したばかりの女の子は仕事も生活も初めてのことばかりで頭が混乱してしまいます。寮で生活をすれば仕事に行くのも楽だしマンションを探す手間も省けて便利ですが、リスクもたくさんあります。特に私生活と仕事が混同してしまうのは厄介で、周囲の女の子がズボラな性格だったり、相部屋人がいい加減な子だと、自分も引きずられてプライベートを忘れてしまう危険があります。
仕事が終わったら周囲の子がドレスで寮内を歩いていても自分はきちんと普段着に着替えたり、何かスポーツに取り組んだり、オフの日はお酒を飲まないようにするなど自分の中でルールを決めておかないと寮生活は大変です。地方ではみんなが親友で優しかったのに慣れていて、都会でも同じだと思っていたら意地悪な子がいて利用されてしまったり、やらなくてもいい仕事を押しつけられたりするトラップもあるので友達選びは慎重に行いましょう。
また、個人部屋がもらえる場合と相部屋になる場合では寮生活の内容がかなり異なってきます。気の合わない子と相部屋になってしまったら悲惨なので、早めに寮を出て一人暮らしを始めることも検討しましょう。