キャバクラは、基本的に時間制になっています。時間が決まっていて、その時間が終わればお客さんは退店、ということになるのですが、時間はお客さん次第で延長してもらうこともできます。とはいっても、延長するためにはお金もかかりますし、
「もっとこの子と一緒にいたい、話をしたい」
と思ってもらわないことには、延長も難しいですね。
キャバ嬢としても延長してもらえば、売上があがって成績につながり、自分自身の収入にも関係してくるはずです。
上手にタイミングを見極めて、お客さんの延長をもらう方法をご紹介します。
ャバクラは通常、最初の入店では基本料金が決まっています。料金はお店によって異なりますが、大体1時間ぐらい、安くて5,000円ぐらい、高くて10,000円ぐらいですね。そこまでが基本となるので、それ以上の時間キャバクラに滞在する場合は、延長料金が発生します。
延長も大体基本料金と同じ割合の料金がかかるような仕組みです。お客さんが支払っている料金について知ることで、延長をお願いするタイミングや心構えが出来ると思います。キャバ嬢として、自分が働いているキャバクラの料金システムについてはしっかりと知っておきましょうね。
延長をお願いする意味は、ずばりお給料が上がるから、です。延長料金を始め、ドリンクなどを追加するなど延長するとそれだけお客さんはお金を使ってくれます。その分自分の売上になってくれますので、売上が反映されて収入になるお店で働いていれば、延長してもらえばもらっただけお給料が上がるでしょう。
キャバクラで働いていてもなかなかお給料が上がらない…というときは、延長にこだわってみましょう。それだけで収入はアップします。
”延長をお願いするなら、暇なとき”
最近よく来てくれているお客さんがいれば、そのお客さんに延長をお願いしてみましょう。しかしタイミングは「自分が比較的暇なとき」です。指名が重なっているときに延長してもらっても、席にいる時間が少なくなってしまっては、お客さんにとって不満だらけの延長時間になってしまいます。「せっかく延長したのに全然席にいてくれなかった」という気持ちになり、その後の延長をお願いしづらくなります。
延長はその時だけよければいい…のではなく、これから何度もお客さんが自分のために延長してくれるような仕組みを作っていくことが大切です。そういった積み重ねこそ、売上をアップさせて収入を増やすためのポイントです。
席についてじっくり話ができる状況なら、延長をお願いしてそのお客さんとの関係をより深めていけるといいですね。キャバクラも、お客さんからの信頼が大切です。
”新規のお客さん・付き合いが浅いお客さんには延長NG”
延長してもらうことだけに頑張りすぎていると、お客さんの気持ちを無視してしまうことになります。まだあまり付き合いが長くないお客さんには、延長のお願いはNGです。
まずは定期的にお店に来てもらえるように、お客さんから延長と言い出さない限りは、自分から延長してもらうようにせず、何度も来店してもらえるようになってから切り出すのが延長のベストタイミングです。
”延長するのが当たり前、と変えていく”
お客さんも最初は基本料金の時間のみで帰っていても、延長をするようになると「延長をすることが当たり前」と感じるようになります。毎回お願いするのではなく、2回に1回ぐらいお願いをしてみましょう。すると「たまになら・・・」とお客さんも応じてくれるようになります。
その状態を数回続けて、延長してくれる回数を増やしたら「今日も延長してくれる?」とお願いしてみると、お客さんも延長を当たり前のように感じ、「もちろん」と応えてくれるようになっているでしょう。
”お客様の判断を重視する”
延長をしてもらいたいと思っても、無理な延長のお願いはしないようにしましょう。遊べるお金にも限界があるでしょうし、時間的な拘束もあります。仕事で忙しいけど、少し顔を見たかったから、と来てくれたのかもしれません。居心地がいい、もっと通いたい、この子と話がしたいと思ってもらえるように、お客様の判断を重視してくださいね。
延長をお願いして断られてしまったときも、どうして?いつも延長してくれるのに・・・と不満を伝えるのではなく、さみしいけど、しょうがないね・・・と理解してくれるキャバ嬢が理想です。
その姿を見て、次は延長してあげよう、という気持ちになってくれるのです。
お客さんが気持ちよく過ごしてもらえる環境があれば、延長もしてもらいやすくなります。キャバ嬢側も、無理をする必要はありませんが、延長がある・ないではお給料も変わってくるものです。延長をお願いできるタイミングがあれば、お願いしてみてください。
お客さんの心を操って、上手に延長してもらいましょう。