いまや若い女性の間でキャバクラで働くことに躊躇するひとも少なくなってきました。短時間で高収入を得られることがおもな理由としてあげられます。また最近ではキャバクラを主題とした映画やドラマなどの影響もあります。
キャバクラといえばいつも綺麗に着飾って優雅なイメージです。しかし、女性メインの職場ゆえに人間関係もかなり複雑ともいえます。なかにはキャバクラで働くことでネガティブスパイラルにはまってしまうひともいます。一度はまってしまうと抜け出すのはかなり困難です。手遅れになるまえに問題を見極め、解決策となるヒントを得ましょう。
では、さっそく働く女子に多いネガティブスパイラルについてみていきましょう。
最初に立ちはだかる壁は、同僚でもありライバルでもある職場の人間関係です。
きらびやかな世界とはいえ、そこは一歩足を踏み込めば指名を争う競争社会です。そのため普段は仲良く会話をしていても、いざお客様をまえにすると一瞬にして敵同士になることも。
ときには相手を蹴落とすような場面もあるでしょう。嫉妬と欲望がうずまく、まさにネガティブスパイラルの入り口といっても過言ではありません💦
この問題を解決するヒントは、ずばりプロ意識を保つことです。実力がものをいう世界なので自分を高めることだけを意識してください。つい個人的な感情に影響されて相手とおなじよう目線で争ってしまうと、それは自分の価値を下げているだけにすぎません❗
自分の成績をあげて実力で差をつければ、仮に嫌がらせを受けていても自然とおさまります。だれにも文句をいわせない地位を確立すればいいのです。その過程にいきつくまでは大変でしょうか、そこを乗り越えればネガティブスパイラルとは無縁でいられます。
次に陥るケースは男性不信になってしまうことです。
相手はお客であり、アルコールが入っていることを考慮しても傍若無人な行動にうんざりすることも。キャバクラで働いていることを軽視していたり、ときにはセクハラまがいの言動もあるでしょう。そのような場面に遭遇すると、これまでの男性への見方が変わってしまいます。
実際問題、そのような行動をしない紳士的な男性も数多くいます。しかし、キャバクラという世界だけでは視野が狭くなって偏見をもってしまうこともあります。
このようなネガティブスパイラルから抜け出すには固定観念をうえつけないことです。いい意味でうまく割り切る考えかたが大切です。キャバクラだけの世界にとどまらず広い視野をもって男性と交流してみましょう。
もしかしたら自分の思考だけがネガティブスパイラルに陥っているのかもしれません。
最後のケースは金銭感覚のマヒです💰💰
高収入を得られるとついつい浪費しがちが傾向にあります。また職業柄、服装やメイクなどにもお金がかかるのでどんどん金銭感覚があやふやになんてことも。
お金に対してルーズにならないようにするためには目標金額を定めることが大切です。学費、生活費、留学費用など用途にあわせて目標となる収入額を決めましょう。
一度、金銭感覚がマヒしてしまうとこれまでの生活水準では満足できずに浪費をくりかえしてしまいます。最悪のケースになると借金なんてことも示唆されます。
対処法としては、クレジットカードなど持ち歩かず、極力お財布のなかも少なめに入れておくことです。ちょっとした意識を変えるだけで負のスパイラルを避けることができます。
キャバクラで働くことにはデメリットもありますが、その逆にたくさんのメリットもあります。接客業のプロとしてコミュニケーション能力の向上をはかることもできるのです。社会性はもちろんのこと常識やマナーを学ぶこともできます。
また上記でも取り上げたように、女性メインの職場につきものである人間関係にも学ぶ点はあります。いじめられたり、嫉妬、蹴落とされるなどの経験をばねにしてより精神をタフに生きてゆくことができます。自分の価値を向上させる意欲がつよくなるので女性としてのグレードもアップするのではないでしょうか。
そのほかにもキャバクラにはさまざまな職種のかたと出会うチャンスもあります。それにより、これまでの狭い世界からより大きく羽ばたけるチャンスもあるかもしれません。客層の年齢層も幅広いのでこれまでにはなかった知識を得ることもあるでしょう。
物事をあらゆる側面から体験できるすばらしい職業です。映画やドラマに描かれているような世界が本当に存在するのかはわかりません。しかしみなさんが思っているような偏見にあふれた世界ではありません。
ほかの職業と同様に、プロの接客としての意識をしっかりと確立しています。キャバクラで働くにには、自分の明確な目標と計画をもつことが非常に重要です。そしてなによりも自分を守ることができるタフな精神が必要とされます。ネガティブな感情に流されないように、常日頃から自分を高める価値観を大切にしてかっこたる自分をもちましょう。