美人なのに人気がないキャバ嬢というのは少なくありませんが、そのようなツンツン系キャバ嬢には共通点があるものです。
共通点を挙げる前にひとつはっきりと言っておくと、キャバ嬢にとって美人というのは非常に大きな武器となりそれだけでも売上につなげることができます。全く同じ接客をしたとして、片方は誰が見てもルックスに優れていて、もう片方は誰が見てもいまいちという場合には当然前者のほうが売上が上がるということになります。
しかし、キャバクラの仕事というのは単純に容姿だけで決まるものではありませんから、どれだけ綺麗であっても接客に問題があるのであれば人気ないキャバ嬢になってしまうことも十分にありえるのです。
愛想がない理由というのはいくつか考えられがちですが、美人にありがちなのは今まで生きてきてずっと周りの人からは綺麗だと言われてちやほやされてきたので、それが当たり前と思いこんでいるフシがあり、キャバクラでもその考えのままに接客してしまうというケースがあります。
つまり、容姿を鼻にかけている態度を見せてしまって、それが客を逃す原因となっているというパターンです。
あからさまに態度に出さないにしても、そのような雰囲気というのは確実に伝わりますから、最初は綺麗だと思って指名をしてくれたとしても、愛想のない接客をされてしまうと、いくら相手が綺麗だからといってつまらない思いをしてしまいますから、二度目がなくなってしまいます。
そのため、最初は良くても次に繋がらずにどんどん人気が落ちていってしまうというタイプは非常に多いのです。
愛想をふりまくことができない別のパターンとしては、今までの人生の中で下手に愛想をふりまくと相手に変な勘違いをされてしまって、その結果として余計な面倒事に巻き込まれたことがあるという女性の場合には、上手に愛想をふりまくことができないということもあります。
しかし、そのようなことは客からすれば全く知った話ではありませんし、単純に愛想の悪い女性だと思われてしまって終わりとなってしまいます。
キャバ嬢というのは上手に愛想を振りまいて、男性の気分を良くすることが仕事ですから、それができないと人気が落ちてしまうのも必然と言えます。容姿を鼻にかけていないにしても、日頃から甘やかされてきたことによって気が利かないという共通点もあります。
タバコを吸おうとしているのに火をつけようとしなかったり、グラスが空いているのに補充をしなかったり、暑そうにしているのに尋ねなかったり、あるいはその逆に寒そうにしているのにそれに気づかなかったりということもあります。
美人の女性というのは普段周りから気を使われることはあっても、気を使うことはないだけに、相手の些細な変化に鈍感で気が利かないということも少なくありません。
これが普通の場所でしたら容姿がいいので許されるということがあっても、仕事となれば話は別であり、気が利かない女性という目で見られてしまうことになります。
本人が気づいていないだけになお質が悪く、知らず知らずのうちに客を遠ざけて言ってしまうということになるのです。
相手のことに気を使うことができないというのは言動にも現れることがあり、思ったことを口にしても許される環境で生きてきただけに、相手の話に対しても適当な返答を返してしまうというケースも多くあります。
これも愛想がないというのと同じことなのですが、せっかく会話を楽しみにしているのに、興味がなさそうに返されてしまったり見下された感じで会話をされると男性はやはり不機嫌になってしまうものです。
ツンツン系が必ずしも悪いというわけではなく、それを自覚して上手くキャラクター作りに活かしているという女性も少なくありません。
男性の中には様々なタイプがいますから、気の強い女性が好きだという人もいるので、ツンツン系でも演じ方ひとつで人気になるということは決して不可能なことではないのです。
しかし、美人なのに人気ないツンツン系キャバ嬢というのは自分の長所と短所を理解していなくて、長所が目立たずに短所が目立つような立ち振る舞いをしてしまうという共通点があります。
容姿は悪くないはずなのに、なぜ人気が出ないのだろうかと悩む女性は、このようなことをしていないかと一度振り返ってみることが大切です。
知らず知らずのうちに、男性を不快な思いにさせるような態度を取っているということがあるので、キャバ嬢として働くのであれば今まで許されていたことでもキャバクラでは許されないのだということを理解した上で、言動を改めていく必要があります。
何が問題なのかということを理解できれば、美人なのに人気ないツンツン系キャバ嬢からの脱却も可能です。