キャバ嬢と言えばギャルメイクが主流の時代もありましたが、もう少し大人の雰囲気を演出するための大人ギャルメイクというのも、浸透しつつあるようです。
ここでは、抑えめのキャバメイクのポイントについて紹介していきます。
抑えめキャバメイクは、まずはベースメイクがポイントとなります。メイクの前にはマッサージをして血行を良くしてから行うと、メイクのノリが良くなるのでオススメです。
大人っぽさをかもしだすために、マット系のリキッドファンデーションを選択します。自分の肌の色に近い色を使い、できるだけニキビの跡を消すように色むらが出ないように塗っていくのがコツです。パフよりも指で塗った方が目尻や鼻のへこんだ部分にも綺麗に塗ることができます。
お肌の綺麗さをアピールすることで、男性のお客さんからの印象が大きく変わります。たとえキャバクラの薄暗い店内でも、案外お肌は見られているものなのです。ベースメイクでコントロールするのはもちろんですが、普段のお手入れもしっかりしていきましょう。
この時、ハイライトはほどほどに使うようにするのもコツです。ハイライトは表情を明るめに見せてくれる効果がある一方で、やりすぎると幼い印象を与えることにつながるためです。あえて狙う場合はともかく、今回は大人っぽさがテーマなので。
それから「肌感」を目立たせるのもコツとなります。立体感を作り出すために間接照明を使用して、眉骨下の辺りや、目尻と頬骨の間へアイボリー系のハイライトを入れていきます。
その際、大きめのブラシを選んであくまでも軽めに乗せるようにすると良いでしょう。そう、ほどほどが良いのです。
抑えめキャバメイクではアイブロウを髪の色に合わせるのがコツです。なるべく髪の色に近い色を選んで使うようにすることで、大人っぽさを表現します。
眉を描くときは、アイブロウの先をソフトにあてるようにしてラインを細かくしていくようにすると、ナチュラルな雰囲気となります。仕上げにブラシでぼかすようにすると良いでしょう。
抑えめキャバメイクでは、アイラインをまつげの付け根のみに細めに入れることを意識しましょう。この時の目安は1.5ミリと言われています。
それからアイラインの色選びですが、常に一緒というのも悪くありませんが、できればその日の服装に合わせたコーディネートの一環として考えていくと、より大人っぽさを演出することにつながります。
例えばナチュラルな感じの時には、アイラインにブラウン系のものを選んだり、パンツスタイルの時には、アイラインに黒を選ぶことで、クールな印象となります。ついつい濃く塗ってしまいがちですが、あくまでも「ほどほど」であることを意識するようにしましょう。
より大人っぽさを表現したファッションの時には、濃い目のベージュ系をアイホールの全体に対して塗った後に、グラデーションをつけるために薄いブラウン系を重ねると良いかもしれません。
そしてふわふわとした感じの可愛いファションの時には、薄めの白パールをアイホールの全体にぼかすように塗ってから、仕上げにピンクのアイシャドウでアクセントをつけるようにすると、可愛らしさと大人っぽさが同居した雰囲気にすることができるでしょう。
アイシャドウは、目尻の端のあたりから真ん中に向けて1センチ程度のラインを引くようにします。初めに目尻の終点から描かないようにすることで、ミスを防ぎます。
続いて目頭より最初に引いたラインにつなげるように埋めていきます。まつげの際を意識しながら埋めていくとやりやすいかもしれません。
最後に鏡を見ながら目尻の終点より、3ミリから5ミリほど横に伸ばして完成です。
抑えめキャバメイクでは、ナチュラルさを基本としますので、つけまつげは控えるようにします。
その代わり、繊維を含んだマスカラを塗って、まつげを長く見せるようにします。こちらもほどほどの長さや濃さや太さを意識すると良いでしょう。
抑えめキャバメイクでは、赤系もしくはベージュ系のチークを選ぶようにします。
ピンク系のチークを使うとわかりやすいアクセントになりますが、幼さや子供っぽさにもつながってしまうため、大人っぽさの演出にはフィットしません。
あくまでもナチュラルさを意識して塗るようにしましょう。
リップに関しては、特に難しく考える必要はなく、その日の服装に合わせた色を選ぶようにすると良いでしょう。ナチュラルでありながらも上品な感じを意識してみてください。
薄めの唇の場合には、輪郭を少々大きめに描いた後に、ふっくらとしたリップを作るようにするとセクシーにまとまりやすくなります。
抑えめキャバメイクのポイントは、ナチュラルさと上品さがキーワードとなります。
そのためにも、やりすぎずない「ほどほど」な加減を意識することで、大人っぽい女性を演出することにつながります。