売れっ子キャバ嬢に学ぶ!ライバルに差をつける営業メールのテクニック/ブログ キャバクラ体入・求人バイト情報

売れっ子キャバ嬢に学ぶ!ライバルに差をつける営業メールのテクニック
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更新:2019.09.20 作成:2019.10.26

売れっ子になって高収入を稼ぎたいなら、売上を伸ばすのが絶対的な条件です。給料の歩合は店によってもシステムが違いますが、共通して言えるのは「指名を増やさなければ売り上げが伸びにくい」ということ。

ナンバーワン=指名が多いキャストになりますし、指名を多くとることは必然的に課題となります。そのうえで、お客さんの来店頻度を高めるために営業するのがセオリーです。

しかし、なかには営業が苦手というキャバクラ嬢もいるでしょう。とくにメールは大切な営業ツールですから、まずは苦手意識を克服することが重要です。

営業しても思うように上手く客を呼べないというキャバクラ嬢は、もしかしたら客が嫌がるNGメールを送っているのかもしれません。

 

やりとりが長いメールはNG

営業メールのはずが近況報告や世間話になってダラダラと何回もやりとりするのはNG。時と場合によっては必要なことですが、1回のメールでダラダラやりとりするのは好ましくありません。

メールでガッツリ話してしまえば「わざわざ店に行って話すこともない」と相手は思うでしょうし、お金を払わずにすむのですから欲求が満たされてしまいます。

ところが売れっ子になると、メールで“引っ張る”のが得意です。絶妙な言い回しでアプローチし、「続きはお店で・・・」と誘惑するようなメールのやりとりが上手。そして、長々とやりとりせずに2通~3通のやりとりで済ませるのもポイント。

メールでコミュニケーションを完結させず、「会いに行こうかな」「なんか会いたくなってきたな」と思わせるのが上手いんです。

 

たとえば、こんなメールの切り出し方

「〇〇さん、おつかれさまです。先週はご来店いただき、ありがとうございました。またお会いできたら、この前の話の続きを聞きたいな♪二人でゆっくり話せなかったので・・・。寒くなってきたのでお体には気をつけてお過ごしくださいね☆それでは、お仕事がんばってください!ファイト~♪」

 

で、こんな返信メールがきたらチャンス!

「メールありがとう。また行くときに連絡しますね。〇〇ちゃんも頑張って!」

 

すかさず返信でアプローチを仕掛けます。

「メール返してくれて嬉しいです♪はい!私もがんばります☆よかったら今度、ごはん誘ってくださいね♪私で嫌じゃなければですが・・・。ときどきメールすると思いますが、〇〇さんが暇なときに相手してくれたら嬉しいです♪」

 

すると、こんなメールがきたりして。

「そうだね。時間が空いたらご飯行こうね。迷惑じゃないからメールOKだよ」

 

ここまできたら最後の仕上げ。

「ありがとうございます♪〇〇さんとお話ししていると楽しいので、またいっぱいお話しできたら嬉しいです♪今日も良い1日を♡〇〇より」

 

といった感じでフィニッシュ。

こんな短いやり取りを売れっ子キャバ嬢は1日に何人もの客とやりとりしているのです。多い日には合計1000通を超えるときもあるそうですよ。

 

努力しないで成功は無理!

毎日のように違う客とのメールをサイクルして、徐々に営業文句を増やしていきながらタイミングを見計らってお店に誘うのが基本。

コツは、1回のやりとりをコンパクトにすること。
1回のやりとりで長々とメールを繰り返して完結せずに、日ごとに誘い文句を小出しにしながら日数を重ねていくのがポイントです。

1日10人の客と2~3通やりとりするだけでも軽く30通を超えますよね。1週間のうち3日やりとりした場合は90通。

心理学では、これを単純接触効果と言ったりもします。
1日に何人とやりとりするかで確立を高めていき、10人よりも20人のほうが可能性も高まっていくでしょう。そうやって、“狩る準備”を徹底するのが営業の心得です。

言い方は悪いですが、エサをまいて育ったころに営業を仕掛けるのがプロの技。

行き当たりばったりで、ある日突然「お願い!来てよ♡」と誘っても成功しません。
ある程度のインパクトを残し、ここぞというときに「会いたいな」「ごはんに行きましょう」と仕掛けるのが売れっ子キャバ嬢のテクニックなのです。

つまり、日々、努力の積み重ねが大切。そのためのツールが営業メールであることを忘れずに活用したいですね。営業メールはマメさがなければ成功しない手段ですよ。

 

こんなメールはアウト!

●お店に来てほしい
営業メールの目的は、お店に来てもらうことです。でも、それを直接メールで言ってしまうのはナンセンス。「売上が欲しいから来て」と要求しているようなもの。いかに上手い誘い文句を使ってその気にさせるかが営業メールのテクニックです。

 

●誰にでも同じ内容(コピペ)
あまりにも当たり障りのない内容や文章を送っていると「みんなに送っているんだろうな」と感じてしまいます。アドレスを複数入力して一括送信するなんて論外。こんな営業では、結果がついてきませんね。

 

●相手の都合を考えない
メールする時間帯も重要なポイント。夕方や夜中など営業するのは好ましくありません。相手の昼休み時間を狙って軽くメールするくらいがベスト。週に2日ほど昼間にメール(エサまき)しながら、「いつ営業を仕掛けるか」タイミングを見計らうのがコツ。

要領の悪いキャバクラ嬢ほどダイレクトに「来てよ」と営業したりしますが、売れっ子キャバ嬢は「会いたいな」「会いに行こうかな」とメールで思わせるのが上手です。

定期的に複数のお客さんと2~3通のメールをやりとりし、相手が思う「会いたいな」の度合いを高めていきながらタイミングを見計らって同伴や来店につなげるわけです。

テクニックとかコツというより、努力ですね。売上を伸ばしたい、ナンバー入りしたい、指名を増やしたいと願うなら、努力なしで結果は得られないということです。