お客さんと一緒に、またはフロアのみんなでカラオケで盛り上がる時には、みんなが知っている曲や歌いやすい曲がおすすめです。
カラオケが得意で、いろんな曲をガンガン入れて歌いたいという人もいるかもしれませんが、誰も知らない曲や、レベルの高すぎる曲を歌っても、周りがついてこれなくなり、あまり盛り上がりません。
特にキャバ嬢とお客さんとの「世代間ギャップ」は深刻な問題で、最新の曲は「今どきすぎてよくわからない」と言われることもあります。
そこで今回は、キャバクラでお客さんとの世代間ギャップを埋めてくれる便利な「カバー曲」を紹介したいと思います。
女性の定番曲として知られている、中島みゆきの「糸」。EXILEのATSUSHIがカバーし、CMでも使用されているので、誰でも知っている曲を入れたい時に重宝します。
中島みゆきの曲には難易度の高いものもありますが、「糸」は音程を外しにくいので、ソロでも気軽に歌えます。マイクを回しながら歌う曲にもぴったりです。
NHK・アテネオリンピック中継の公式テーマソングに使われた曲で、カラオケでも人気が高い一曲です。サビの一部分だけ知っている人、テレビなどで部分的に聴いたことがある人も多いかもしれません。
頑張っている人を力強く励ます応援ソングです。元気がなかったり、凹んでいるお客さんにエールを送りたい時に歌ってあげたい一曲です。
大人気の映画「君に届け」の主題歌です。
爽やか&性別や年齢と問わないラブソングなので、お客さんの前で歌う曲にもぴったり。ベタなラブソングでも爽やかに歌えるので、イヤミにもなりません。
AKB48の曲は可愛らしく男性ウケしやすいのでおすすめです。なかでも「ヘビーローテーション」は元気で可愛い印象があり、メロディも覚えやすいので、お客さんの前で歌う曲にぴったりです。
指名してくれたお客さんに、特別に視線を送ったり、可愛らしいしぐさで媚びてみると、とても喜ばれます。
SMAPの世界に一つだけの花といえば、テレビやラジオなどで一度は聴いたことがあると思います。
残念ながら2016年に解散してしまいましたが、グループ名、曲名ともに話題性はバツグンです。耳に残るメロディと分かりやすい歌詞は、年齢によるギャップを感じさせません。
ダンス系の「青いイナズマ」「ダイナマイト」バラード系の「夜空ノムコウ」「らいおんハート」なども人気曲としてラインナップに入れておくと良いかもしれません。
ご年配の方やご高齢の方にもウケる曲といえば「異邦人」です。
古めの曲ですが、若いアーティストによるカバーもされているので、世代を問わず歌える曲となっています。
謎の多いアーティストとして有名なGReeeeN。愛唄のキーは、男性には若干高いかもしれませんが、女性と一緒なら歌いやすいと思います。
ちょうどいいテンポで速すぎないので、中高年層のお客さんにも聴きやすい曲かと思います。
2016年に大流行した「恋」は、恋ダンスという独自の振り付けでもおなじみです。
歌詞やメロディは難しくないのですぐに覚えられますが、ダンスは細かいテクニックが必要なので、できれば踊りながら歌うのがおすすめ。
流行に詳しいお客さんから「恋ダンス踊って!」とリクエストされることもありますので、簡単な振り付け程度は覚えておいても良いかもしれません。
AKB48以前の人気アイドルといえばモーニング娘。そのモーニング娘。の最大のヒット曲が「LOVEマシーン」です。
30代以降の男性のお客さんなら、一度はこのLOVEマシーンを聴いたことがあると思いますので、昔を振り返って「懐かしい!」と喜んでくれるかもしれません。
男性の定番曲としておなじみの天体観測は、爽やかな曲調と歌詞が魅力です。
女性が歌ってもまったく問題はないので、選曲に困った時はこの曲を選んでみてください。
カラオケを歌う際に注意したいこととして、「レベルが高すぎる持ち歌を披露しない」「自分以外知らないコアな曲を歌わない」「広く知られていないジャンルの曲を歌わない」などがあります。
テクノやヒップホップ系、ダンス系の曲は、ノれる人とノれない人がいます。アニメ・ロック・ヴィジュアル系などの曲は、それぞれのジャンルのファンにしか浸透していない可能性がありますし、ジャニーズ・EXILE・韓流グループの曲はお客さまを嫉妬させてしま
う可能性があります。
お客さまを立てながら、世代や性別を問わずに歌える曲を選ぶのは難しいもの。しかし何にするか迷った時は、CMやテレビなどでおなじみの曲や、みんなで口ずさめる曲を選んでみてください。
知名度の高い曲なら、「これ聴いたことある」「前に歌ったことある」など、お客さんとの間にも共通点ができやすいです。
一つの曲でゆったりとデュエットを楽しんだり、フロアのみんなでマイクを回して歌っても楽しいので、カバー曲のストックを増やしていって、カラオケを楽しく盛り上げてみてください。