キャバクラ接客の基本③ 言葉づかいとおもてなしのマナー/ブログ キャバクラ体入・求人バイト情報

キャバクラ接客の基本③ 言葉づかいとおもてなしのマナー
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更新:2019.09.20 作成:2019.10.07

キャバクラの接客では、言葉遣いやおもてなしのマナーが重要です。

言葉遣いひとつでお客さんが不快になったり、とても気に入ってくれるようになったりするなど、とても大きな違いがあります。

 

敬語を使う

キャバクラに来るお客さんは、ほとんどがキャバ嬢より目上の人です。もちろん同年代のお客さんも来てくれるでしょうけど、割合としては年上の方が多くなります。

そのため、お客さんには「敬語を使う」ということが求められます。
これまでの人生で、いわゆる「タメ口」で過ごしてきていると、敬語を使うケースというのはもしかしたら少ないかもしれません。

お客さんの中には、タメ口の方が喜ばれることもあるかもしれませんし、帰国子女やハーフの芸能人でタメ口を売りにしている人もいます。だったらタメ口でいいじゃん…となるかもしれませんが、それは限定された世界で限定された相手だからこそ通用するルールです。

最低限の敬語は使えるようにしておきましょう。

とはいえ、具体的に敬語ってどう覚えたらいいの?という人もいるかもしれません。その場合は、単語で覚えていくと頭に入りやすいでしょう。

挨拶をする時は「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」、スタッフやお客さんなど、相手に何かしてもらった時には「ありがとうございます」というところから始めていきましょう。

そんなの当たり前では?と思われるかもしれませんが、キャバ嬢に限らず、意外にできていない人の方が多かったりもします。
それからお客さんに対して粗相をした際には、「申し訳ありません」「失礼しました」と言うことを忘れないようにしましょう。

後は周りの人の中で、言葉づかいの綺麗な人がいたら真似してみるというのも良いでしょう。キャバ嬢の場合なら、お店の「ナンバー」と呼ばれる女の子が参考にしやすいかと思われます。

 

お客さんを褒める

大人になるとなかなか褒められる機会が少なくなります。特に社会人として仕事をしていると、ダメ出しやクレームなどで、へこまされる回数の方がむしろ多いかもしれません。

キャバクラに来るお客さんのすべてがそうとは限らないでしょうけど、やはり「誰かに褒められたい」思いを持ってキャバクラに来るお客さんが大半だと思われます。そのため、キャバ嬢にとって「相手を的確に褒める」ということが、おもてなしのための大きな武器のひとつとなります。

相手を的確に褒めるには、お客さんのことをきちんと見ていなければできません。

「そのネクタイ素敵ですね」など身につけている物を褒めるやり方や、お客さんからのちょっとした気遣いが感じられた時に、「○○さんって優しいですね」「優しい人って好きだな」などなど、状況に応じて自然に言葉が出てくるようになれば本物です。

 

テーブルを綺麗にする

お客さんとの会話が盛り上がり、お酒が進んできたりしますと、テーブルが整理されずにだらしない印象を与えてしまうことがあります。

例えば吸い殻がいっぱいになった灰皿を交換せずそのままにしていたり、おしぼりが散乱していたり、お客さんのグラスのお酒が減っているのにもかかわらず、新しく作らないなどの状態では、お客さんは「もてなされてない」ような気分になってしまいがちです。

確かにお客さんと仲良く話して楽しい時間を過ごすのは、キャバ嬢にとってお仕事がうまくいっている証拠なのですが、テーブルを綺麗にすることもキャバ嬢の大切なお仕事のひとつです。

なあなあの関係にならないためにも、きちんと一線を引くようにしましょう。

 

お客さんのタイプを見分ける

キャバクラに来るお客さんには、大まかに分けて3種類のタイプがあります。

女の子に自慢したいお客さんと、お酒を飲むのが好きなお客さん、そしてキャバ嬢を口説くことを目的としているお客さんです。

女の子に自慢したいお客さんには、とにかく話を聞くこと、「すご~い!」など少々オーバー気味なリアクションを取ることなどが効果的です。ピンポイントで褒めるのも忘れないようにするとパーフェクトです。

お酒を飲むのが好きなお客さんには、とにかくお客さんが楽しくお酒を飲めるような気づかいを心がけましょう。

それからキャバ嬢を口説くことを目的としているお客さんには、「落とせそうで落とせない」距離感を保つようにしましょう。

一定の時期が来たら、「恋愛」ではなく「友達」の方向にシフトすることも、長い間の常連客になってもらうために必要なポイントです。

 

「お客さんノート」を作る

人気キャバ嬢は、お客さんの情報を記した「お客さんノート」を作っています。
「お客さんノート」には、お客さんの名前と呼び方、メールアドレスや電話番号などの連絡先、お客さんの生年月日、既婚者か独身か?ということや、職業や趣味、来店した日付、お店の滞在時間、注文したお酒などがあります。

「お客さんノート」は、イベントなどの告知などの営業メールを送る際にも、大きく役立ちます。お客さんが来てくれたら、その都度追加情報を書き込み、アップデートをしていくことで、キャバ嬢としての財産となります。