今回は、キャバ嬢のヘルプ席でのマナーについてのお話です。
初めてのキャバクラ体験入店で、あなたは”ヘルプ”としてお客さんの席に座ります。
その時、がんばろうと意気込みすぎて、マナー違反をやってしまわないよう気をつけなければなりません。
「でも、マナーって一体どんなことを守らないといけないの?」
「ヘルプの役割って何?」
最初のヘルプ席は、あなたにとってとても大事な時間です。
チームワークが試されますからね。
まずは、キャバクラ入店前に、ヘルプのマナー違反について知っておくといいでしょう。
キャバクラのシステム、フリーとヘルプについて
指名の入っていない状態のキャストが、お客さんの席に座ることをフリーといいます。
よく「フリーで遊ぶか?指名で遊ぶか?」という話を聞きますが、まずフリーでお客さんの席を回って場内指名を狙うのが普通です。
その後、お客さんがキャストを気に入れば本指名になり、キャストのお客さんということになります。
本指名が多ければ売上に貢献していることになり、給料も高くなるため、フリーでいかにお客さんから気に入られるかが重要です。
ヘルプキャバ嬢がやってはいけない5つのNG行為
初入店のキャバ嬢は、まずヘルプとしてお客さんの席に座ります。
その時にやってはいけない5つの行為をまとめましたので参考にしてください。
ドリンクはお客さんから「頼んでいいよ」と言われるまで、自分からねだらないほうがいいです。
ドリンクは、ヘルプにもインセンティブが発生しますが、指名を貰ったキャストのためのお客さんであることを忘れてはいけません。
ヘルプの時は控えめな対応を心掛けるといいでしょう。
連絡先をヘルプで交換するのは、言語同断です。
周りのキャストからの信頼を失う恐れがあるので、やめた方がいいでしょう。
この仕事は、一見競争が激しく、TVドラマのような蹴落とし合いのようなイメージがあるかもしれませんが、キャスト同士のチームプレイが意外に重要なのです。
それなのに、勝手にお客さんと携帯番号やLINEを交換するのは、ある意味指名嬢にケンカを売っているようなもの!
もし、お客さんの方から聞かれたらやんわり断るのがいいでしょう。
会話は指名嬢に任せて、自分はサポートに徹するべきです。
指名嬢とお客さんの会話を遮って自分が前に出るのは、他のキャストからの不信感を買ってしまうことがあります。
ヘルプの役割は、指名嬢が席を移動した時にお客さんの機嫌を取ることです。
「サポートばっかりじゃ売上は上がらないじゃん」
そう思うかもしれませんが、フリーで席を回る時にが必ずありますので、そのチャンスを生かしてください。
お客さんは喜ぶかもしれませんが、そのお客さんは、あくまでも指名されたキャストのお客です。
他のキャストから、ボディタッチで指名代えを狙っていると誤解される恐れがあるので、あからさまにボディタッチをするのは、やめた方がいいでしょう。
ヘルプでは、お客さんに笑顔で会話を楽しんでもらうことをまず考えてください。
キャバ嬢のキャスト同士は、売上を競うライバルではありますが、入店したてのヘルプは、その争いに参入する立場ではありません。
新人の時は、先輩キャストから接客のイロハを学ぶ時期です。
ヘルプの役割は、お客さんに気持ち良く飲んでもらうために、指名嬢をサポートすることだと思います。
売上げ目当てでお客さんを横取りをするのはもっての他であり、そういうスタンスでキャバ嬢を始めるとうまくいかないことが多いですね。
ヘルプで数日間頑張ってお仕事を続けていくと、次はフリーでお客さんの席を回るようになります。フリーになって指名を取る前に、ヘルプの段階ですぐに辞めてしまうキャストもいますが、合わないと思っても少し我慢して続けてみることです。
フリーでお客さんから場内指名や本指名を貰えるようになれば、給料は大幅にUPします。
先輩キャストとは上手に付き合おう
お店の先輩とは、ある程度交流を深めた方がいいと思います。
先輩に嫌われるよりは、好かれる方がお仕事もしやすく楽しくなりますし、何より長続きするでしょう。
お店の中にはキャスト同士派閥があるところもありますが、TVドラマほどひどくはないです。
優しい先輩キャストもいるので、食事に誘われたら積極的に参加しましょう。
キャバクラのマナーは、インターネット上にも情報がたくさんありますので、検索して調べてみるといいでしょう。
どの業界でもそうですが、キャバクラにも暗黙のルールが存在します。
予め業界のルールを調べて知っていれば、職場にも溶け込みやすくいので、入店前に予習しておくといいですね。
さらに細かいルールは、先輩キャストの仕事を見てから、段々と覚えていけばいいんです。