キャバクラで働いていることをどうしても親に内緒にしたい人もいるでしょう。どんなに理解してもらいたくても、価値観の違いなどから言い争いになるのは避けられないこともあります。
反対されても絶対に辞めるつもりがないのなら、隠し通すのもひとつの手段かもしれません。副業として短時間だけ、または短期間だけ働くのなら隠し通すのも難しくはないでしょう。
それでも念には念を入れて、親にバレないような対策法を取るようにしてください。
一番バレやすいのは実家で親と同居している場合です。
夜間のバイトは警備員やコンビニ、居酒屋などいろいろありますが、キャバクラで働いているとタバコやお酒のの臭いが付いてしまいますし、身なりが派手になってきたり、金遣いが荒くなってきたり、しょっちゅう誰かと連絡を取るようになったなど不審な行動が目立ってしまいます。
なにより同居して扶養家族になっていると、収入が多くなったりマイナンバーの導入によりバレやすくなってしまいます。
どうしてもバレたくなくて、キャバクラのお仕事も辞めたくないのなら、覚悟を決めて一人暮らしをして自立するのが手っ取り早いです。
生活費や税金を自分でまかなえるようになれば、確たる証拠がなくなるのでバレる確率は格段に減らせます。
ただ、家出同然に一人暮らしをするのではなく、そこは親に納得してもらうようにしてください。
キャバ嬢として働く場合は、メイクも濃くなりますし、服装もふだん着ないようなドレスとヘアメイクになりますので、ちょっと見ただけでは知人に会ってもバレないかもしれません。
それでも話すと声や調子で気付かれるかもしれないので、営業用の自分とふだんの自分とを、できるだけ区別をして使い分けるようにするといいでしょう。
ホームページに顔写真を載せているところも少なくないですが、できるだけ人目につかないように顔は載せない方が安心です。
どうしてもお客さんを呼ぶためやお店の方針で載せなくてはならない場合は、ウィッグなどを付けたり、目立つホクロを隠すようにして気付かれないようにしましょう。
知っている人、ましてや親と働いているキャバクラで遭遇することはなかなかないと思いますが、家族ぐるみの知り合いに会わないとも言い切れません。直接でなくても、親にバレる可能性はありますので、隠したいのなら、極力ふだんの自分と違う自分になるようにしましょう。
親にはバレたくないけれど、信頼できる友人になら打ち明けてもいいのではないでしょうか。ひとりでも知っていてくれる人がいると、イザという時頼りになります。
親には、その友達と同じ所でバイトしていることにしてもらい、親になにか不審がられた時は、友達に口裏を合わせてもらうのです。
ただ、友達に嘘をつかせることになるので、できるだけそうならないようにしたいですね。それでも、味方がいるという心強さはありがたいので、信頼できる人を確保してください。
隠れてキャバクラで働いていると、後ろめたさからついコソコソしてしまったり、嘘がバレないように会話が減ってしまうかもしれません。
そういった不自然な行動は、逆にあやしまれるので、できるだけ親との交流もなくさず自然にふるまうようにしましょう。
バイトの話を一切しないのも不自然なので、キャバクラであったことを居酒屋などほかのバイトの話にすり替えて話すのもいいでしょう。
ただ、調子に乗ってキャバクラのことを出さないように気をつけましょう。
キャバクラで働いていると、ほかのバイトより収入が多くなるので、ついつい高価なものを買ったり、金遣いが荒くなってしまいがちです。
もちろん自分で働いた対価なのですから、好きなように使っていいのですが、急に高価なものを持ちだしたり金遣いが荒くなると、すぐ不審に思われてしまいます。
仮のバイトの収入を換算して、その中で収まる程度のお買い物にするようにしましょう。
親にどうしてもバレたくないという人には、それぞれ深い理由があるのでしょう。親から絶対にキャバクラで働くなと言われていて、話し合うチャンスもない場合は、こっそり働くしかないかもしれません。
ただ、そこまで親が禁止するには、やはりそれなりの理由もあるのでしょう。バレたからと言って家出するようなことはせず、親の禁止する言い分も聞いて、自分の働きたい思いも聞いてもらいましょう。
1人で悩んでいると、なかなか解決策が浮かばないこともあるので、友人に相談したり、キャバクラの店長や先輩のキャバ嬢に相談するのもいいですね。
親はあなたのことを心配しているからこそうるさく言うので、無茶なことをして余計心配をかけないようにしてくださいね。