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キャバ嬢のためのお酒講座① キャバクラの基本的なお酒の種類と割り方
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更新:2019.09.20 作成:2019.09.22

キャバクラでは、数千円程度のお酒から数十万円程度の高給ブランド酒まで、アルコールメニューが豊富に揃っています。

キャバクラには普段のストレスを忘れて楽しくお酒が飲める場所なので、スーパーやコンビニにあるようなリーズナブルなお酒はほぼ扱っていません。格安のキャバクラもありますが、ほとんどのお店が「高級感」お重視しており、取り扱うお酒も高額なものが多いのです。

そこで今回は、キャバクラで扱うお酒について、また基本的なお酒の割り方について紹介したいと思います。

 

ワイン/シャンパン

宅飲みから大きなイベントまで、シチュエーションを問わず活躍するワインやシャンパン。キャバクラで提供されているワインやシャンパンは、スーパーで販売されているようなリーズナブルなものではなく、高級な銘柄や有名なブランドのものが揃っています。

シャンパンとしては「ドンペリ」「モエ・エ・シャンドン」などが有名ですし、シャンパンタワーで派手にお祝いをする時もあります。

ウイスキーなどとは違って、ライトな感覚で飲める(味を楽しめる)のがワインやシャンパンの特徴であり魅力です。度数もあまり高くないので、割らずにストレートでいただくのが基本です。

キャバクラでは、ワインやシャンパンはボトルから直接グラスに注いでいただくのが基本です。水などで割る必要もありません。ワインを使ったカクテルなどもありますが、基本的にストレートでいただけます。

 

ウイスキー

水割りや氷割りなどで知られるウイスキーは、実はそのままストレートで飲むこともできますが、キャバクラ店内ではほぼ何かで割ることになります。

キャバ嬢がお客さんにロックや水割りを作る際には、まず氷をグラス内に入れ、グラスをしっかりと冷やしておきます。その後、ウイスキー本体を注ぎ入れ、軽くステアしてから提供します。

ロックや水割り、ハイボールをつくるときは、氷でグラスを良く冷やしてから注ぎ、マドラーなどでしっかりとステアします。ステアして減った氷を足し、軽く天然水を混ぜてマドラーでまぜるだけで完成です。

ウイスキー以外には、ブランデー・ラム・ウィスキー・ウォッカ・ジン・焼酎なども「蒸留酒」として分けられます。味わいやアルコールの強さなどはお酒によって違いがあり、味の好みやアレンジの方法もいろいろです。

アルコール度数が高いので、水割りなど、基本的に割って飲むことが前提となるお酒です。ストレートで飲む場合でも、氷を少し足すか、悪酔いにならないようにお水を用意しておくと安心です。

 

リキュール

蒸留酒にフレーバーをつけて、さらに甘味が出るようにシロップや砂糖を使ったお酒がリキュールと呼ばれるものです。果実系が有名ですが、チョコレートやキャラメルなどの甘めなものなどもあり、カクテルベースとして使用されるのが一般的です。

リキュール類を含め、梅酒・ハーブ酒・マムシ酒・カシス、カンパリ、カルーアなどは「混合酒」として知られています。原料の香りや味付けなどを加えたもので、糖分が高く甘口で飲みやすいものが多いです。

主にカクテルベースとして使われますが、梅酒などのようにそのままストレートで飲めるものもあります。キャバクラでは単品のカクテルを作るときに使用される場合がほとんどです。

特に女性におすすめなのが、コーヒーリキュールを牛乳で割った「カルーアミルク」ですが、カシスオレンジなどカシス系の甘味のあるリキュール類などもあります。

 

ボトルの種類も覚えよう

お酒の種類は、実際に飲んだりして体で覚えていけるものです。しかしもう一つ、キャバ嬢が知識として知っておきたいのが「ボトルの種類について」

お酒を提供する時、多くのお店では新規様やフリーのお客様に「ハウスボトル」と呼ばれるお酒をお出しします。反対に、いつも通ってきてくれる常連さんに対しては、常連さん自身が選んだお酒を次の来店までにキープする「キープボトル」として提供します。

ハウスボトルの場合、一日の飲み代に含まれたり、飲み放題のセット料金に入っていることが多いです。新規さまやフリーのお客様は、お店にあるハウスボトルもしくはビールを注文することになります。反対にキープボトルは、お客様の目線で銘柄を自由に選んで取り置くことができます。

キープボトルには、選んだお客さまの名前とともに、お客さまが指名する女の子の名前が記録されます。お店のスタッフは、キープボトルを見るだけで誰がどの女の子を指名したか、反対に誰が指名されていないかが分かってしまうので、キープボトルを入れてもらう=次につながる営業と考えることもできます。

 

まとめ

いかがでしたか?

お店で扱っているお酒の種類は、いつでも頼んでもらえるように頭に入れておくと便利です。

有名な銘柄や高級な銘柄などは、普段あまり目にしないかもしれませんが、知識として知っていれば、リクエストされた時にスムーズに用意できます。

お酒を詳しく知らなくても、お客さんからレクチャーしてもらえればOK。自分でいろんなお酒に挑戦して、味や香りと一緒に勉強してみても面白いですよ。