キャバクラは大学生にも大人気のアルバイトです。ただし、キャバクラで働くからには、普通のアルバイトとは違ったスケジューリングやマナーを心得ておかなくてはなりません。基本的には夜のお仕事であり、水商売ということで、学業との相性の問題もあります。
大学生になったら、適当に学校に通って単位を取るというよりも、どこかで将来のことを意識するようになります。「キャバクラはあくまでも人生の通過点の一つで、将来やりたい事は別にある」という人もいると思います。
しかし、せっかくキャバ嬢としてデビューするのですから、ある程度の予備知識は必要です。入った途端に後悔して落ち込むことのないように、今回は大学生の方が心得ておきたい5つのポイントについて見ていきたいと思います。
まずは働きやすい環境かどうかが重要です。お店全体の雰囲気、自宅や学校から通いやすい場所にあるか、キャストへのサポート体制が整っているか…などなど、チェックするべきポイントはいくつもあります。
体験入店をしてみて、「このお店はちょっと合わないな」と思ったら、別のお店に移ってもOK。
キャバクラなんてどこも同じ…ではなく、お店の雰囲気や立地、店員さんのキャラクターなど、それぞれに相性というものが必ずあります。
少しでも働きづらいと思ったら、そこにとどまらず思い切って諦めるのも一つの方法かと思います。
また、学業と両立するうえで、働きやすさはとても重要な要素です。最初は働きやすそうと思ったけれど、体験してみて初めて分かることもあります。
逆に、ここなら頑張れる!とやる気をもらったり、周りのキャストさんに気に入られて、働く楽しさが実感できるケースもあります。
第一印象だけでお店との相性を決めるよりも、体験入店をしてから判断するようにしましょう。
大学との両立を考えるうえで、スケジュール調整のしやすさが一つのチェックポイントになります。
シフトの希望が通りやすいかどうかは面接で教えてもらえるので、融通がきかないお店は避けるようにしましょう。(最近では学生さんの都合に柔軟に対応してくれるお店が多いです)
週4、5のハードワークは、まず学生さんには難しいと思います。学業を優先しながらキャバクラで勤務するなら、週2程度がベストかと思います。
また、シフトについては曜日が固定できるお店を選びましょう。曜日が固定できないと、学業に支障をきたす可能性もあります。実際、勤務が忙しくて学校に行けず、単位を落としたという例も少なくありません。
キャバクラでの勤務は基本的に夜がメインですから、深夜までかかるものと考えましょう。深夜0時まで勤務し、そこから着替えて帰宅してお風呂に入って…となると、ほとんど明け方までかかってしまいます。
ほとんど寝ずに講義に出るのは体力的にかなり厳しいので、仕事の後はたっぷりと寝て、すっきりした頭で講義に出るように心掛けていきましょう。
1回生、2回生の方は1限から講義が入っている場合があります。前日には勤務をしないようにシフトを組んだり、早めに寝る習慣を付けるなどして工夫を。
キャバクラに勤めれば何十万円も稼げるというわけではありません。基本的には指名の数や出勤数によって、稼ぎが変動します。お店の売れっ子になれば、そのぶん時給もアップして高給取りになれます。
サービス精神が旺盛で、何事にも意欲的に取り組むタイプの方は、学生でも月収数十万円程度を稼げます。しかしキャバクラを本職にしてしまうと、今度は学業のバランスが崩れやすくなります。
「目標金額に早く到達したい!」「とにかくたくさん稼ぎたい!」という気持ちもわかりますが、お金第一になりすぎないように、学業も大切にしていきましょう。
お店の内外が汚い、備品が雑に扱われている、キャストへの支払いが滞る…などなど、なにかとルーズなお店は避けた方がベターです。
「大学生だから、何も分からないだろう」ということで、給与の支払いを滞納したり、減額して振り込むなどの悪質なお店も少なくありません。
本当に悪質なお店は、お客さんだけではなくキャストに対しても色々とルーズな態度を取ります。そのようなお店に入店しないためには、体験入店時にしっかりとチェックをしておきたいところです。
いわゆる「高級店」では、お店の内外はもちろん、キャストさんも一流の容姿を揃えています。そんなお店に入店できるだけでも感動ですが、入ってからが大変なのも高級店ならではの特徴です。
毎日違う髪型とドレスにする、メイクアイテムは一流ブランドのものを使う、ハンカチなどの小物も毎日取り替える…など、初期投資にかなりのお金がかかってしまうと、貯金どころではありません。
慣れないうちは敷居の高すぎるお店は避けて、気軽に入れるような規模のお店を探したいところです。
キャバクラではお金を稼ぎながらさまざまな人間関係を学び、女性としての魅力を磨くことができます。
後から「入って良かった」と思えるように、5つのポイントを踏まえて、納得のいくお店を選んでみてくださいね。