キャバ嬢のテクニックとして習得しておきたいことはたくさんありますが、その中でもしっかりと見につけておいた方がいいのは、煙草の火のつけ方です。
最近では禁煙ブームということもあり、煙草は吸わないというお客さんも増えてはいるのですが、昔から「キャバ嬢かどうかは煙草の火のつけ方でわかる」なんて言われていました。それだけ煙草に火をつけることそのものが、キャバ嬢の大事なテクニックなのです。
今でも1日に何十回とつけることが多いのではないでしょうか。毎日何度もつけるからこそ、煙草の火のつけ方は見られています。
キャバ嬢らしく、気を抜かずに煙草に火をつけるためのポイントをご紹介します。
まずは火をつけるアイテムについてのご紹介です。
今はほとんどライターが主流となっていて、基本的にはライターをポーチに入れておけばOKなのですが…実は意外とマッチも使えます。
年配のお客さんの場合、ライターを使いたくないという人もいるようです。その場合、マッチを持っていればお客さんの好みに合わせることができます。
あまりそれほどこだわらないという人も多いですが、マッチも一応持っておくと使えるでしょう。吸う動作をしたらすっと火をつける準備をする、それが洗練されたキャバ嬢の行動です。
・煙草に近づける前に自分に近くで点火
ライターを使う場合でお話ししていきますが、お客さんの前でいきなりライターを点火させないように気を付けてください。想像以上に火が強くなっていることもありますし、万が一のことを考えると危険です。
まずは自分の胸元で点火させてから、ちょうどいい火であるかどうかを確認して、それをお客さんがくわえている煙草の前に持っていきます。
・手を添えて熱くないように
お客さんの顔に火が近づきますが、意外と火が熱く感じられてしまいます。ライターを使っている手と反対側の手で、火を囲うようにしてお客さんの顔に火があたらないように注意しましょう。
・ちゃんと火がついたら消す
煙草って意外と火がつきづらいときもありますよね。途中までしかつかなくてもう一度…なんてことがないように、煙草の先にちゃんと火がついたら、ライターを消しましょう。
もしこのタイミングで灰皿が準備されていなかったら、すぐにお客さんの前に灰皿を移動させておいてください。
火のつけ方ではないですが、灰皿の交換についてもご紹介します。
灰皿には、煙草が2本溜まったら交換する、というのが基本となっています。新しい灰皿を、煙草が溜まっている灰皿の上に乗せて、そのまま寄せて新しい灰皿をお客さんの前に移動させます。
上の乗せるものはトーションでもいいですね。その理由は、煙草の灰が移動させる間に舞い散ってしまう可能性があるからです。
テーブルが汚れてしまったり、灰が飛んだことでお客さんの服や靴などを汚してしまう可能性もあるからです。
基本的なマナーとしての灰皿交換を身につけておきましょう。
マッチは別として、ライターの場合はどんなライターを持っていればいいか、というのも疑問ですよね。
キャバ嬢として、100円ライターを持つのは避けましょう。見た目も良くないですし、そういう安いライターで火をつけられることに対して嫌うお客さんもいます。
ではオイルライターはどうかというと、これも好き嫌いがわかれます。嫌だなと思うお客さんがいるようなライターは使わないほうが無難ですね。
どんなお客さんにも対応できるのは、やはり一応ブランド品ではあるけれど、それほど高価なものではないライターです。
煙草に火をつけるのはキャバ嬢なら当然と思っているお客さんもいれば、中には自分のライターで自分で火をつけるからいい、というお客さんもいます。その場合は、無理に火をつける必要はありません。
自分でつけたいという人には、そのままで大丈夫です。
余計な手出しをすることが返ってお客さんの気分を害してしまうので、その時は関わらなくて大丈夫です。
キャバ嬢ならではの技術ではありますが、まだ初心者にとっては意外と難しいものです。
最近はライターも火がつきづらいように安全装置のようなものがつくようになっていますし、普段から使い慣れていないと、ライターに火をつけるまでに時間がかかってしまいます。
お客さんが煙草をくわえて、火をつけてくれるのを待っている…という状態は避けたいと思いませんか?そんなことが起きないように、常に練習が必要です。
特にキャバ嬢はネイルもしているので、ネイルが変わったり長さが伸びると、今まで普通につけられていたはずなのに、つけにくくなった…と感じることもあるでしょう。
常に練習を重ねて、いつでもサッと火をつけられるようなキャバ嬢を目指してくださいね。