キャバ嬢の耳には入らない!? “送りドライバー”たちの本音と建前/ブログ キャバクラ体入・求人バイト情報

更新:2019.09.20 作成:2019.08.29
キャバ嬢の耳には入らない!? “送りドライバー”たちの本音と建前
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更新:2019.09.20 作成:2019.08.29

キャバクラに欠かせない送りドライバーさんは、終電後から明け方にかけて、キャバ嬢を安全に自宅や自宅の近くまで送り届ける、縁の下の力持ち的存在です。

ほとんどのキャバ嬢は帰りの足がない時間帯に帰宅するので、ドライバーがいなければタクシーなどを使うことになります。しかし、きちんとしたキャバクラ店であれば、お店専属のドライバーを雇っているので、どんなにお店から自宅が遠くても安心です。

キャバクラの「主役」はあくまでもお客さんとキャバ嬢。なので、普段送りドライバーの本音を聞く機会というのはあまり多くはないかもしれません。

そこで今回は、送りドライバーが密かに心に秘めている本音と、みんなの前で見せる建前について紹介したいと思います。

 

1、ドライバーのお仕事について

ドライバーになるためには、「車の持ちこみができる」「車の運転が問題なくできる」「送り迎えや待機が苦にならない」など、いくつかの条件があります。

条件がクリアできれば、ほとんどの方がドライバーになれるので、バスやタクシーなどのドライバー経験がない方でも比較的採用されやすいお仕事と言えます。

仕事柄、送りドライバーはキャバ嬢を時間通りに目的地にお届けすることがメインです。「運転が嫌いなのにドライバーになってしまった」という人は、あまり多くはありません。

送りドライバーになってから「ドライバーにならなきゃよかった!」と思うのは、よほどの激務もしくは人間関係に関するトラブルを経験している場合です。

激務すぎる職場というのは、時給に見合わない働きを求められたり、長時間待たされながら「早くして」と急かされるなど、理不尽なことが多い時などです。

キャバ嬢やお店のスタッフと仲が悪かったり、トラブルが起きたりして、人間関係についての悩みを抱えているドライバーさんもいます。そのような場合、せっかくドライバーになったのに「こんなはずじゃなかった」と失望し、お仕事を辞めたいと考えることもあるようです。

 

2、勤務体系について

勤務時間や規則などは、各店舗の契約によってさまざまです。ドライバーの場合、勤務時間は8時間を超えることが多く、中には12時間程度の拘束時間が発生することもあります。

レギュラー契約といって、専属のドライバーとして仕事をしている方は12時間程度の拘束が基本的。シフト契約になると、ドライバーの数や女の子の出勤状況などに合わせて、週2,3回からの出勤が基本となります。

まず、12時間拘束という勤務時間については、ドライバーの中には「長すぎる」とする声もあります。しかし、ドライバーというお仕事自体が、お店の都合に合わせて動かなければならないので、「8時間労働に収まらないのも仕方ない」と考えている人が多いです。

 

3、お店の女の子について

送りドライバーは仕事柄、たくさんのキャバ嬢を送り届けています。その中で一人でも好みの子が見つかったら、せっかくだからお話がしたい・・・と思うものです。

でも最初から「女の子を引っ掛けたいからドライバーになろう!」という目的を持っている人はあまり多くはなく、ほとんどは仕事の中で自然に出会えたらいいな、くらいに考えているようです。

車の中では、仕事の事やお客さんの事、女の子自身のプライベートな話題など、いろいろな話をします。気さくに楽しくお話をするぶんには問題ありませんが、送迎の場を借りて、気になっている女の子にアプローチをしてしまう人もいます。

相手がキャバ嬢であることを忘れて「今度デートしよう」「好きなところに連れてってあげるよ」「彼氏いるの?」など、お客さんのように遠慮なく質問をしたりすると、キャバ嬢はドン引き。中にはお店の愚痴や店員の秘密などを暴露するドライバーもいるようです。

 

4、仕事をしながら思うこと

ドライバーは、時間通りに送り届けるという仕事を徹底していますので、仕事中に女の子のことばかり考えているわけではありません。

むしろ、車に乗ってくるキャバ嬢やお店のスタッフの態度を冷静に観察しながら、この人はどんな人だろうと思いながら運転しています。

普段はとても可愛いのに、プライベートではびっくりするほど乱暴な態度を取る女の子や、タバコ・彼氏などに依存している女の子、どこか病んでいて可哀想な子など、いろいろな人がいるなぁと思いながら送迎を続けています。

送りドライバーの仕事を続けていると、キャバ嬢やキャバクラ業界にだんだん詳しくなってきます。そうなると、好みの女の子と仲良くなりたいという下心が満載だった人も、時間が経つにつれて遠慮がちになってきます。

 

5、愚痴や文句について

ドライバーはキャバ嬢や店員さんといろいろな話をしますが、ドライバーの方から話し掛けっぱなしというわけではなく、中には女の子や店員の方から話し掛けられることもあります。

心が温まるようないい話ばかりではなく、お客さんの愚痴やお店に対する文句、ノルマが達成できないとなげいたり、メンタルヘルスなど精神的な問題に関する相談を受けることも…。

ドライバーも人間なので、ネガティブな話を聞きすぎると、さすがに疲れが溜まってしまうようです。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

キャバクラに欠かせない送りドライバーは、送迎をしながら人を冷静に観察し、縁の下の力持ちとしてお店を支えています。

お店で働くようになったら一度は出会う存在なので、出会った時はぜひいろいろなお話をして、たまにはドライバーさんの気持ちにも立ってあげましょう。