キャバ嬢は、ギャル系やお姉さん系など、女性らしさを意識した派手めな外見をしています。お水の世界で働く人によってはごく自然なのですが、お水以外の人が見ると「なんであんなに派手なの?」と思うかもしれません。
夜の世界ではシンプルな接客だけではなく、見た目ではお客さんを派手におもてなしするのが基本になります。そのため、お水以外の人には「派手」に見えるのです。
キャバクラでも自分で自由にオシャレができる(ベーシックな格好でもOK)お店もありますが、普通の女の子と変わらない地味な格好なNGです。店長やボーイさんから注意やアドバイスをされたり、先輩からも「ちょっと派手にしたほうがいいかも」と言われるかもしれません。
お客さんを華やかにおもてなしするためには、ゴージャスで女性らしいスタイルが欠かせません。
たとえば髪型なら、アップスタイルや網み込み、パーマやカラーリングをうまく組み合わせて、他のキャストとかぶらないスタイルにするなど、キャバ嬢にしかできないゴージャスな雰囲気をつくります。
豪華な見た目はキャバ嬢の特権ですが、自分の顔立ちやキャラクターに合った派手さを追求することが大切です。周りから浮いたり、やり過ぎになると、かえってウケが悪くなってしまいます。
また、男性ウケを狙うためには、男性の好きなスタイル、もしくは男性から見た女性らしさを徹底的に研究しましょう。女性が思う「女性らしさ」と、男性が思う「女性らしさ」は微妙な違いがあるので、そこを押さえてコーディネートを行うようにします。
キャバ嬢がおちいりやすい、男性からドン引きされやすい髪型を紹介していきます。
1、ボリューム満点の盛りヘア
盛りヘアは小顔効果や、身長を高く見せる効果などがあり、見た目もオシャレで華やかに見えますが、やりすぎには要注意。
ゴージャス感を出そうとして盛り盛りにすると、頭がとても大きく見えてしまいます。頭部と全身とのバランスも悪くなるので、周りから見ると頭だけが浮いてしまうのです。
周りのキャバ嬢がみんな盛りヘアにしていると、周りと違う個性を出そうとして「盛り盛り」にしてしまうのですが、盛りにも限界があります。全体とのバランスがとれているかどうかを考えながら盛っていきましょう。
2、奇抜すぎる髪色
黒、茶色以外の髪色に染める時は、客観的にどんな風に見えるかを意識しましょう。白すぎ(明るすぎ)、派手なコントラストやグラデーションなどは浮きすぎる可能性が大。ピンクや赤など奇抜な色を入れる場合は、ドレスなど衣装との兼ね合いを考えて、派手になりすぎず女性らしく見えることを意識します。
周りとかぶらない、ユニークな見た目にしたい人もいるかもしれませんが、男性のお客さんは基本的に「ナチュラル」「自然体」を好みます。まずは男性に好かれるような雰囲気づくりを心がけてみてください。
3、「メガ○○」系のヘアスタイル
「メガ盛り」「メガ編み込み」など、全力でアレンジするヘアスタイルは、とてもユニークで目立ちます。しかし残念ながら、男性ウケは思ったほどよろしくないかもしれません。
「トルネードアップ」など、髪の毛のボリュームだけを意識したスタイルは、女性らしさを超えてユニークすぎる見た目になってしまいますし、「メガ○○」系の髪型は時間も手間もかかるのですが、せっかく時間をかけてアレンジしても、「普通じゃない」とドン引きされる可能性があります。
ドン引きされる髪型とは反対に、男性から圧倒的に支持される髪型を紹介します。
1、巻きおろしロング
ロングヘアは女性らしさを出す定番の髪型。ボリュームを出しすぎない軽い巻き髪にすると、さらに女性らしさがプラスできます。
お団子やアップスタイルより、おろしていた方が好き!というお客さんの前では、巻きおろしスタイルがおすすめです。
2、ハーフアップ巻き
お姉さん風のハーフアップに巻きをプラスしたスタイル。アップでこなれ感を出しつつ、巻き髪アレンジでさらに華やかさをプラスします。
3、サイドアップ
頭のわき(サイド)からアップするスタイルで、編み込みを加えたり、スジ盛りにしてボリューム感を出し足りと、自由自在なアレンジが楽しめます。
普段着、ドレス、着物などどんなスタイルにも合いますし、髪色も選びません。リボンやお花をつけて可愛くデコることもできるので、ちょとtオシャレをしたい時におすすめです。
「ちょっと派手めなヘアスタイルにして目立ちたい!」でも、やり過ぎは禁物。髪型が着ているものに合っていて、全体的な印象とバランスがとれていなければなりません。
どんな髪型にしようか迷った時は、お店の方針に合わせるのがいいかもしれません。
「ちょっと控えめにしてほしい」というところもありますし、「とにかくギャルっぽく派手に!」というお店もあります。
お店によってヘアスタイルやコーディネートの傾向が違っていたりしますので、勤務先の雰囲気に合わせながらヘアスタイルを考えていくのがおすすめです。