キャバ嬢は成績によってお給料が支払われるという制度をとっているお店が多いです。
時給などは決められていますが、それからさらにプラスにしていくためには、いかにお客さんを増やしていくか、そしてお客さんに滞在してもらう時間を伸ばすか、が大事です。
お客さんに延長してもらうのも、キャバ嬢にとってはお給料をアップさせるためには大事なポイントです。基本的にキャバクラは時間制となっていて、その時間が終われば終了です。でもお客さんの希望によって延長をすることもできて、延長料金を支払って過ごすこともできます。
延長をしてもらいたいと思っているけれど、その気持ちを表に出しすぎてしまうのはNG
です。さりげなく延長をゲットするためのテクニックをご紹介します。
延長をしてほしいと言われて延長したのに、他の指名が重なっていて席にあまりいてくれなかった…となった場合、お客さんは不満を感じます。
ただ延長してお金が稼ぎたかっただけ?と思われてしまって当然です。
特に初めて延長をお願いする人に対しては、満足できる延長の時間を提供したいですね。比較的暇で、長くその席で話が出来るタイミングならOKです。
お金と時間を使ったかいがあったな、と思ってもらえるでしょう。そうなると、次からも延長しようかな、という気持ちになってくれます。
延長営業が順調にいけば、だんだんとその延長が当たり前、というようにしていくといいですね。常に延長してくれるかどうか、毎回気にしているのはキャバ嬢としても大変です。
お客さんも、延長をいつもしていると、1セットだけでは物足りなさを感じるようになり、2セットが当たり前という状態に変わっていきます。
その場合、来店した際に「今日も2セットだよね?」というように笑顔でお願いすると、最初から延長の営業をかけなくちゃ、というような心配がなくなります。
どんどん当たり前になっていくと、何も言わなくても2セットが基準になっていくので、キャバ嬢の負担が減っていくでしょう。
さらに3セット、4セット…などとどんどんと増やしていくことも可能です。でも、時には延長が当たり前ではなく、「今日はゆっくり話ができないから、また次来て」というように、さりげなく断るのもポイントです。
ただ延長でお金が稼ぎたいだけじゃなくて、本当に話がしたいと思ってくれているんだな、とお客さんは感じます。こうした余裕を見せるのも、次の延長に繋がるテクニックといえるでしょう。
・延長間際で話を盛り上げる
もうそろそろ時間というときに、話が盛り上がっていると帰りたくなくなりますよね。でも自然と会話が終わってしまえば、時間も時間だし…と切り上げてしまうでしょう。この心理をつかって、延長間際の時間帯で話を盛り上げる工夫をしましょう。
お客さんの話を聞いて盛り上げるのでもいいですし、自分自身にとってとっておきの話をする、という方法でもいいですね。そして、もっと話したい、と思ってもらうことができれば、延長してもらいやすくなります。
・たっぷり甘える
甘えられるのが好きなお客さんなら、甘えてしまうのも延長営業の一環です。もっと○○さんと話がしたいなぁ…というような言葉だけでOKです。甘えられると断れない、という男性の心理をついて営業をかけてみましょう。
ただし、まだ関係が浅いお客さんとの場合は成功しない可能性もあるので、ある程度関係が深まってからにしてくださいね。
・お客さんの負担にならない
お客さんにも事情があります。キャバクラに来るために時間とお金を作っているわけですし、予算も決まっているかもしれませんし、帰る時間も決めているかもしれません。
そんな時に、延長してほしいといわれたらどう思いますか?
何だか負担に感じてしまいますよね。そして、延長営業をされるから…とそのキャバクラを避けるようになったり、今まで自分を指名してくれていたのに、違うキャストを指名していた…なんてことになってしまいます。お客さんを気遣う心を忘れないでくださいね。
・新規のお客さんには延長をお願いしない
指名をくれるお客さんといっても、ずっと指名してくれる人もいれば、まだ指名してくれて間もない人、はじめて指名をもらった人など色々だと思います。
まずは定期的にお店に来てもらうことが一番大事なことなので、まだ関係が浅い状態の人や、定期的な来店ではないお客さんに関しては、自分が指名をもらっていたとしても延長はお願いしないほうがいいでしょう。
延長をしてくれるお客さんとは、より関係が深まります。
お金や時間を使って延長してくれるということを忘れずに、延長してくれたら感謝して、精一杯のおもてなしをしてくださいね。
そうすると定期的に通って、そして延長もして過ごしてくれるようになります。