「トータルコーディネート」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。
おしゃれな人は日々のコーディネートにちょっとした工夫をこらして、毎日を少しずつ違う気分で過ごせるようにしています。
もちろん、キャバ嬢のドレスを含めたファッションにもトータルコーディネートは重要です。
お客さんは見ていないようで、しっかりと女の子を見ているものなのです。
コーディネートの基本は3色と言われています。モノトーンなどで1色だけのコーディネートをするやり方もありますが、上手にやらないと、ぼやけた印象になってしまいがちです。
例えば2色から3色でコーディネートすることで、多くの色を使いすぎてゴテゴテとした印象になることもなく、(ミュージシャンのステージ衣装ならともかく)まとまった印象を与えることにつながります。
この3色にはそれぞれ名前があり、文字通り基本となる「ベースカラー」、最初に見た時に、最も印象に残りやすい色です。
「アソートカラー(サブカラー)」は、ベースカラーをサポートするように使われる色です。
そしてアクセントカラーは、こちらも文字通り、ベースカラーとアソート(サブ)カラーにアクセントをつけるような目的で選ばれる色です。
コーディネートはまず、ベースカラーを決めることから始まります。
キャバ嬢の場合ですと、ドレスのベースカラーを赤や黄色や橙色などの暖色系にしたり、白を基調に清楚なイメージを形作ったり、青や緑を使って落ち着いたリラックスしやすい雰囲気を演出することになるかもしれません。
一方で同伴の場合では、キャバドレスと違い、白や黒などのモノトーンをベースカラーとしていくとコーディネートしやすくなりますし、何よりも落ち着きのある大人の女性といったイメージを与えることにつながります。
コツはできるだけベースカラーの占める面積を多くすることです。
大まかな割合として、ベースが60%、アソート(サブ)が30%、アクセントが10%と言われています。(あくまでもひとつの目安です)
ベースカラーとアソート(サブ)カラーが決まりましたら、アクセントカラーでメリハリをつけるようにします。
アクセントカラーは、ベースカラーの反対色や目立つ色を選ぶことで、よりアクセントが強調されます。
靴やアクセサリー、スカーフなどに使うと効果的です。
チェックやストライプといった柄物をコーディネートする場合、チェックやストライプとして使用されている方の色をアクセントカラーとして採用すると、比較的まとまりやすくなります。
反対に色のまとまりがどうしても出ない場合には、柄の方をベースカラーと考えることで、アソートカラーやアクセントカラーを落ち着いた色合いでまとめるやり方もあります。
キャバ嬢の選ぶドレスのデザインによって、気になる二の腕を感じさせなくなることもできます。
例えば、シースルーの素材を使ったデザインで、二の腕にブラインドをかけるように見せたり、胸の谷間を強調して二の腕から視線をそらさせるという方法もあります。
もしくはミニドレスなどで脚を見せつけるようにするのも良いでしょう。
それからストラップのないタイプやキャミソールタイプを選び、あえて肩を見せることで、二の腕を感じさせないやり方もあります。
キャバ嬢のドレスには、胸元が強調されてとてもセクシーに見えるタイプが多いため、おもちな人はともかく、控えめな胸の女性は工夫をすることで魅力的に着こなすことができます。
例えばパッドを使って盛ることも大切ですし、パッドを使っていても女性らしく丸みを帯びた形で包んでくれるブラも販売されています。
ブラのつけ方で谷間を作るやり方もあるため、研究してみるのも良いかもしれません。それからヌーブラを使って盛ったり谷間を作る方法もあります。
仮にお客さんに見えてしまってもヌーブラとはすぐにはわかりにくいため、試しやすさがあります。
男性から見れば充分細いと思われる女性ほど、脚の太さに悩みを持っている傾向があるようです。
簡単に細くなりにくいパーツだけに、余計に感じてしまうのかもしれません。
まずはロングドレスを着用することで、脚を隠してしまうというやり方があります。
足元はゆったり気味でありながら、ウエストはきゅっと引き締まったデザインのものを選ぶとより効果的です。
ロングドレスのバリエーションとして、シースルー素材を使用したものもあります。チラ見せのような効果もあるため、セクシー度がアップするかもしれません。
トータルコーディネートの基本は2色から3色で行い、ベースカラーとアソート(サブ)カラーを決めた後にアクセントカラーを効果的に使うようにします。
アクセントカラーはベースカラーの反対色や目立つ色をあえて使うのがポイントです。
アクセサリーやスカーフや靴に使うと良いでしょう。