枕営業は都市伝説ではありません。
実際に客とセックスして指名させるキャバ嬢もいますし、悪質になると別のキャストの指名客を枕営業で寝取って“ネコババ”するパターンもあるそうです。
そこで今回のテーマである「枕営業はするべきか、しないべきか」ですが、結論から言うと「しない」ほうが身のためですね。
枕営業は高い確率で自滅します。純粋な営業ではないので破滅するケースが多いんです。
2016年3月17日放送の『ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける(秘)料亭~』(テレビ東京)に、かつて”カリスマキャバクラ嬢”として活躍した立花胡桃が出演し、夜の世界の裏話を赤裸々に語った。
客を繋ぎとめる手段の一つとして”枕営業”をする者も。立花が「私は当時、彼氏がいない時に『この人となら付き合ってもいいな』っていう人とそういう関係になって、それから彼氏になってお店に来てもらうってこともありました」と話す。
ほらね。やっぱり枕営業は実在するんです。
しかも、人気キャバ嬢でさえも枕営業しそうになったり・・・、キャバ嬢にとって決して他人ごとではないんですよ。
ただし、売れっ子キャバ嬢は「この娘は落とせそう!」と思わせるのが上手で、手に入りそうで入らないそのバランスをとることが上手いわけです。
キャバクラに通う男性は、基本的に「口説きたい」とか「振り向かせたい」という疑似的な片思いを楽しんでいるので、「手に入りそうで入らない女性」だからこそ高いお金を払ってまでお店に通いたがります。
しかし、枕営業で肉体関係を一度もってしまうと、2度目や3度目の来店はあっても直ぐに来店しなくなるんです。なぜなら、「口説けた」という欲求が満たされてしまったから。
もし客経由で枕営業したウワサが広まれば最悪です。キャバ嬢とセックスしたことを自慢げに話す男性客もいるので、リスクはゼロとは言い切れません。
対価の割には、実は非常にデメリットが多い枕営業なんですね。だから、枕営業は「しない」ほうがいいという結論になるんです。
Yahoo知恵袋に投稿された一通の悩み。
枕営業しないと指名客をゲットできません。私はキャバクラで働いてます。精神病で普通の仕事が厳しいのでこの業界で頑張っていくつもりです。
普通に連絡して営業しても上手くいかず、結局また枕営業を条件にお客さんを呼ぼうとしている自分がいます。
ある時にお客さんに水商売向いてないと言われて悔しい想いもしたし枕営業がバレた時も無理して指名とらなくてもいいから自分を大事にしてと言われました。こっちは仕事だからやってるのに・・・
この内容に回答して選ばれたベストアンサーが次のとおり。
私と同い年ですね…。私も現役キャバ嬢で、新地でホステスをしていますが自分の身体を安く売りすぎぢゃないかな?枕営業で引っ張るのって辛くないの?なにもなしで無償の愛で会いに来てくれるくらい自分磨きを頑張ったら?私も常に自分磨きを頑張って枕営業なしてナンバーに入ってるよ!
あなたがやっていることは、風俗同然。そのやり方だとお客さんは掴めないと思うし、枕しても飽きられたらそれまででしょ?
やれるようでやれないのがキャバ嬢だと思う。もっと自分に自信をもって、プライドもったほうがいいよ!誰とでもやってたら、お客様からしても、こいつ誰とでもやるやつとしか思われないよ。
きっと素敵なお客様はたくさんいるはず。自分の身体を大切にして、自分の魅力を武器にして戦うべき!枕営業して上位にいったって一瞬だけだよ?
まさに、ベストアンサーにふさわしい回答ですね。そう、枕営業しても前に進んだことにはなりません。あくまでも目の前の給料が一時的に少し増えただけで身を削ったリスクのほうが高いわけです。
プロになるなら、とことん接客を磨いて「ヤレそうでヤレない女」を演じるテクニックを身につけるべきでしょう。口説けそうで口説けないキャバ嬢は男性としては気になってしまうもの。
売上のためならプライドは捨てる、でも魂(=体)は売るな!これが努力の積み重ねでナンバーワンを勝ち取るキャバ嬢の精神です。
断言します。
枕営業はデメリットが多く、あまりにも切ない手段です。そこまでして売上を伸ばしたいのは、もうすでに本来の目的を見失っています。
枕営業したことを引きずって精神的にストレスを抱えて夜の街から去っていくキャバ嬢も少なくありません。
後悔する前に、正攻法で勝負したほうが少なくとも後悔しなくてすみますね。