売れっ子キャバ嬢は客の見極めが優れています。
常連になってくれそうな客や太い客になりそうなタイプをつかまえて売り上げを伸ばすからです。
いくらトークや接客が優れていても、客がいなければ話になりません。
どのような感覚で客を見極めているのか、参考にチェックしていきましょう。
・キャバクラの雰囲気が好き
このタイプの客はキャバクラに行き慣れていて、そもそもキャバクラという場所や雰囲気に愛着をもっています。気に入られれば、定期的に通ってくれる太客になりやすいです。
・お酒を飲んで人と会話するのが好き
この手のタイプが、もっとも楽です。お酒を飲みながら話を聞いてくれる相手が見つかれば、お金を払ってでも通いたくなるのでフリーで見つけたらゲットしたい客ですね。
・経済力があって余裕を感じる
経済力があって社会的な立場もある男性は、夜の街に出かける機会も多くなります。キャバクラに来たということは、定期的に飲みに出ている証拠。連絡先を交換して、積極的に攻めたいところです。
・グループで来店するタイプ
来店する回数は少なくても、月に1回や2回ほど友達や職場の人と複数で来る男性は、キャバ嬢にとって実は安定した存在。体の関係を求めたり色恋を望んだりもしないので純粋に楽しく飲んでくれる客は連絡先を知っておいて損はありませんね。
・誠実で真面目なタイプ
一度、気に入れば、とことん尽くすのが誠実で真面目なタイプです。ただし、色恋営業で引っ張るのは好ましくありません。上手に関係を築いて、特別な人として扱えば会いに来てくれます。色恋するとストーカーになるリスクを秘めているタイプなので要注意。
・キャバクラに抵抗がある
会社の上司とキャバクラに来て、いかにも「無理やり連れてこられた」というタイプは脈なしの可能性大。連絡先を聞いても「僕は放っといて」というサインが見えるので、しっかり見極めたいところ。
・セックス目的のキャバ嬢を探しに来ている
枕営業してほしくてキャバクラに来る男性は、そもそも常連になる気はありません。都合のいいセフレを探す感覚で出会いを求めているだけですから。店外デートや初回からアフターに誘いたがり、あからさまに下心が丸見え。
・経済力がなくて余裕がない
常連になって通うためには資金がなくては無理な話。借金させるくらい夢中にさせて通わせる、そんな営業は長続きしませんし、本当の意味で“売れっ子”とは言えませんよね。
口説けないと判断すると、指名替えしたり別のキャバクラに行ったりして簡単にターゲットを変えるので、3ヶ月もてば上出来。
そもそも、狙っているキャバ嬢が一人だけではないというパターンが多いです。
若い経営者や、成金にありがちなタイプで、大人の遊びに慣れていなくて、金を持っていれば女はおちると思っている傾向あり。
また、経済力がないチャラい男性もセフレ目的でキャバクラに来るケースがあります。
口説き目的とわかったら、売れっ子キャバ嬢はスルーするか、もしくは色恋営業から友達営業に変えるように客を育てるかを見極めるのです。
テクニックが必要なので、友達営業に変える自信がない人は関わらないほうが無難ですね。
とくに20代の男性に多いタイプで、セット料金の値下げを求めたりキャバ嬢にドリンクを飲ませてくれなかったり、場内指名なんて関係ない、1セットで帰る客。
特定のキャバクラへは通わず、あちこちノリで飲み歩くタイプです。
もともと一つの店に絞る気はないので、常連客にしようと頑張るのは時間がかかります。
しかも、こういうタイプは常連にならないパターンが多いので、ただのメル友みたいになって面倒くさくなると音信不通になるケースが多いようです。
キャバクラという非現実的な空間で、華やかなドレスで着飾った女の子に癒されたい男性。
会社の愚痴やストレスを聞いてほしくて、お金を払ってでも気に入ったキャバ嬢と楽しい時間を過ごしたいと思っています。
このタイプの男性は、ちょうどいい距離感を保つことで心地よさが築きやすくなり、友達のように接してくれる安定した客。
聞き上手になって共感してあげることが、指名や常連になってくれるコツではないでしょうか。
何を求めて来店するのか、目的を探りながら接客するのが一流のキャバ嬢です。
コーヒーが飲みたいのに、オレンジジュースを持ってこられてもガッカリです。
期待に応えられるようにキャラを演じ、客に満足してもらえるかが常連になるか否かを左右します。求めるキャラを演じられなければ、その客はゲットすべきではありません。
いずれボロが出て、逃してしまうからです。そういった意味も含めて、売れるキャバ嬢は客を見極めているのです。
客のタイプを知り、その期待に応えられるか判断することが大切なポイントですね。