キャバ嬢は接客することがお仕事のため、どうしてもストレスが溜まりやすくなります。
そのため、胃もたれやだるさなどの自律神経が原因となる不調を抱えることが少なくありません。
ここでは、自律神経に関わる不調の予防について紹介していきます。
自律神経は交感神経と副交感神経の2種類があります。
交感神経はハードに運動したり、キャバ嬢で言えば接客中などの緊張感のあるタイミングで活発となる神経のことです。
一方で、副交感神経は寝ている時やゆっくりと休んでいる時に働く神経です。
キャバ嬢のようにストレスの多いお仕事の場合、交感神経が常に働いている状態となるため、副交感神経が働きにくくなり、回復力の少ない状態が継続してしまうことから、眠れなくなったり、胃もたれや便秘、立ちくらみ、だるさなどといった症状につながるのです。
そのため、副交感神経をきちんと稼働できるように「リラックス」させることが、予防の第一歩となります。
キャバ嬢の接客時のように、緊張している時というのは浅い呼吸になりがちです。浅い呼吸は頭の回転を鈍くしてしまいますし、判断力を低下させてしまいます。
そのため、意図的に深い呼吸をすることで心を落ち着かせ、副交感神経の働きを促すようにします。
ラジオ体操などである、深呼吸も良いのですが、できれば腹式呼吸を取り入れると、より効果的です。
まず、お腹を膨らませた状態で3秒間、息を吸い込みます。その後はお腹を引っ込めて10秒間息を吐きだします。これを何回か繰り返すことで、ほんの少しだけでも違いがあるでしょう。
腹式呼吸は歌手やアナウンサー、俳優や声優のような、声のお仕事には必須の呼吸法です。きちんと身につけることで、喉が疲れにくくなりますし、カラオケで上手に歌えるようになるかもしれません。
東京の下町の銭湯では、42℃くらいの熱めのお湯がデフォルトとなっているところもありますが、実際のお風呂の適温は40℃前後と言われています。
40℃のお湯にゆっくりと浸かることで、疲労回復にもつながりますし、新陳代謝もアップするため、美容にも効果的です。
お風呂に入ると体内の水分が少なくなるので、必ずお風呂上りにはお水を一杯飲むようにしましょうね(^^)/
ちなみにお風呂に入りながらのお酒は、リラックスできそうですが、体内の水分量が低下するため、あまりオススメできません。
お客さんからのメール、SNSのチェック、あるいはゲームなど、寝る前にスマホを見る人は少なくないでしょう。
とはいえ、寝る前にスマホを見ることは、自律神経の中の交感神経を活発にしてしまうため、本来眠ることで副交感神経の出番となるはずが、うまく働かなくなる原因の一つでもあるのです((+_+))
できればスマホやパソコンなどの画面から光が出るものは、寝る前には見ないようにすることで快適な睡眠=副交感神経の働きを促すようにしましょう🌟
自律神経に関する不調の予防法には、深い呼吸(腹式呼吸)と適温のお風呂に入ることと、寝る前にスマホを見ないことがあります。
他にも、トリプトファンやビタミンB群を多く含む食べ物を摂ることで、予防につながります。サプリメントを利用するのも良いかもしれません。
キャバ嬢のように、夜遅くまでお仕事をする人はどうしても夜に起きて朝から昼に眠るような「夜型生活」になりがちです。
人間の身体は基本的に朝起きて夜眠るように作られています。そのため、「夜型生活」の人はどうしても自律神経のバランスが取りづらくなってしまいます。
実際に朝方生活にするのは、キャバ嬢のお仕事をしているうちは難しいので、睡眠時間を5時間から6時間取れるように生活のリズムを整えるだけでも違いがあります。
軽めの運動をすることで、身体が適度に疲労するため眠りやすくなります。
簡単なストレッチや、近所の散歩だけでも続けていると案外効果があるようです。
食べ物で副交感神経の働きを促し、自律神経のバランスをとる方法もあります。
1.ビタミンB群を多く含む食べ物
ビタミンBには、疲労回復効果のあるB1や、良い精神状態にコントロールしてくれるセロトニンの元となるB6、イライラするのを抑えてくれるB12があります。
ビタミンB群を多く含む食べ物は、豚肉、納豆、マグロ、うなぎ、しじみ、にんにく、牛レバー、いくらなどがあります。
2.トリプトファンを多く含む食べ物
トリプトファンは、良い精神状態を維持するために作用する「セロトニン」の元になる成分です。
トリプトファンを多く含む食べ物は、大豆、納豆、豆乳、枝豆、牛もしくは豚のレバー、まぐろの赤身、カシューナッツ、アーモンドがあります。
これを、ビタミンB6が多く含まれる食べ物のバナナやゴマや鶏の胸肉と組み合わせることで、より一層セロトニンの生成に役立てることができます。(牛レバーとまぐろの赤身にはトリプトファンとビタミンB6の両方が含まれています)