まず初めに言っておきますが、ルックス抜群でスタイルばっちりのキャバ嬢なら何でもOKというわけではありません。とくに目の肥えた社長などは態度や礼節にも目を配ります。
そのため、経済力があって社会的な立場がある人ほど接客のクオリティやキャバ嬢の態度には敏感で、気に入ったキャバ嬢には力を入れる傾向があるんですね。
太客をつかみたいキャバ嬢は、まずは接客を見直す必要があるでしょう。どのような点に注意して接客すべきか、今回は社長に好かれやすい接客を例にご紹介したいと思います。
話を聞く姿勢は好ましいが、まず第一のチェックポイントは聞き上手の壁です。ちゃんと耳を傾けて話を最後まで聞くというのは基本。
大切なのは「どんな反応を示して」「どのような態度で共感を示すか」が重要になります。ただ単に黙って話を聞くだけでは不十分です。
話している相手を心地よくさせてこそ聞き上手と言えますね。そうすれば相手が社長であっても、「この女性は見どころがあるな」と興味をもって気にかけてくれやすくなるんです。
企業の社長レベルになると、媚びてほしいとは思っていません。必要なのは、正しい日本語で会話が成立することです。喋り方が気に入らなくて、不快になることも珍しくありません。
社会的な地位やステータスが備わっている人ですから、どう接してくるかを確かめるのは当然。「です」「ます」で話すのは基本ですが、身の丈にあった敬語や丁寧語を使っているかもチェックしています。
無理して「さようでございますか。とても勉強になります」などと無理にかしこまるのではなく、「貴重なお話が聞けて嬉しいです。ありがとうございます」と素直な丁寧語で話せばOK。
まれに”自分らしく”を勘違いして堂々と素の言葉=タメ語に近い感覚で話すキャバ嬢がいますが、表面上は笑顔でも社長さんは心の中で「相手にしないでおこう」と思っているでしょう。
あくまでもビジネスで成功した人なので、その辺はキッチリしています。言葉一つ一つが丁寧なキャバ嬢さんは社長さんにも気に入られやすくなりますよ💕
社長に限らず位の高い目上の人に好かれる女性は、趣味や仕事の話など、相手が楽しいと思う専門分野を引っ張り出して会話にもっていくのが上手。
たとえ難しい話でも、相手が気持ちよく話せるのなら大成功です。「めったに聞けない話なので覚えておきます」とお礼を言ってちゃんとノートにメモしておくように!
不意に来店して「この前の話だけど」と言われたときに「えっと・・・」と間が空くと、せっかくのチャンスが台無しですよね。
もしお礼の手紙やメールを送れるなら、話した内容に軽く触れて改めてお礼を伝えるぐらいの作法を心がけたいところ。相手の気持ちいいツボを探って、さり気なく引っ張り出すテクニックは日頃から養っておきましょう。
細かな気配りや心遣い、会話に対する配慮や同席している方へのフォローなど、ワンランク上の女性にステータスの高い男性は興味をもちます。
会話の仕方をチェックするときも、5W1Hで分かりやすい話になっているか、面倒くさくない質問になっていないかなど、意外と観察しているものです。
WHENいつ、WHEREどこで、WHOだれが、WHATなにを、WHY何故、HOWどうしたという会話の流れ、組み立て方のこと。
デキるビジネスマンは5W1Hですが、キャバ嬢なら4W1Hで話をまとめましょう。いつ、どこで、だれが、なにを、どうした、これをマスターすれば完璧です!!
そしてステータスの高い男性ほど「しっかり自分の意見をもっている女性」に 弱い傾向があります。
相手の言葉に対する反論ではなく、さり気なく自分の考えを会話に入れられるテクニックです。
たとえば、「〇〇さんのお話は勉強になります。私は〇〇と思っていたので、社長の意見を参考にしてもっと勉強しなければ、と実感しました」といった感じですね。
あえて「こう思います」と主張するのではなく、相手を立てつつ自分の意見を言葉の一節に入れるテクニック。
デキるキャバ嬢はこのさり気ない賢さを隠しもっているのです。
そして、それに気づくのが社長なんですよ。反論したり適当に「すごいですね~」なんて言葉を返すのは論外。その時点でアウトなキャバ嬢として完結します。
接客に対して誠実であり、真面目な印象を残すことが社長に気に入られる近道。もてなしの心を頭に入れ、集中して応対しなければなりません。
社長やステータスの高い男性は高級クラブにも通っています。比較するわけではありませんが、あまりにも雑だと見切られてしまうのは当然です。
つまり、プロ意識の高さを確かめているわけです。
社長に好かれるキャバ嬢は、キャバ嬢としてプロ意識が高い女性と言えるかもしれませんね。