肌荒れや髪の毛のパサつき、太りやすくなった、集中して接客できない、イライラする、など体にサインが表れたら、それは睡眠不足が原因かもしれません。
キャバ嬢は見た目や雰囲気、会話などを駆使して接客で商売する仕事。それなのに、それらに悪い影響が出れば接客の質が悪くなってしまいます。
睡眠不足になるとキャバクラでの仕事に好ましくない影響を及ぼすおそれがあるので、もし心当たりがある女性は早めに改善したほうがよさそうです。
睡眠不足になる原因は、寝つきが悪かったり熟睡できずに疲れがとれなかったり、人それぞれ違います。しかし、共通して言えるのはストレスも深く関係しているということです。
キャバ嬢の仕事は接客や営業ノルマなど、何かとストレスがつきもの。また、不規則な夜型生活で自己管理がおろそかになり、リズムが狂って睡眠不足になるキャバ嬢もいるようです。
ひどいケースになるとネガティブ・スパイラルが原因の場合もあります。ネガティブ・スパイラルとは、マイナスな感情が心の中を繰り返し支配する精神状態。
たとえば、
ストレスの原因・・・またノルマを達成できない
そのときの心理・・・私に魅力がないからだ
その結果・・・どうせ頑張ってもダメなんだ・・・。
これをグルグルと繰り返すのがネガティブ・スパイラルです。
ネガティブ・スパイラルになると多大なストレスを抱え、対人恐怖症やパニック症を引き起こすこともあるので軽く考えてはいけない問題。専門の外来もあるくらいですし。
いずれにしても、睡眠不足はストレスが深く関係している場合が多いので、定期的にストレスを解消して自己管理しなければならないでしょう。
●体力が回復しない。ずっと疲れたままの気分
人は眠ることで成長ホルモンを分泌し、体力が回復します。不眠症や睡眠不足になると脱力感が強くなり、疲れたままの状態になってしまうので体調を崩しやすいんです。
●免疫力が低下。エネルギーが不足してやる気がでない
体力が回復しないとエネルギー不足で免疫力が低下します。悪化すると突発的なアレルギーを発症したりエネルギーを体に補うために過食したりしちゃうんです。
●老け顔になってしまう
寝ているときに古い細胞が新しい細胞に生まれ変わります。しかし、しっかり睡眠がとれないと古い細胞が残ったままとなり見た目が老けて見えるんですね。
●脂肪が燃えにくくなる。太りやすい体質になる
睡眠中は体の機能が活発に働いているので脂肪を燃やす働きがあります。睡眠不足で体内のリズムが崩れると脂肪が燃えにくくなり、太りやすい体質になってしまうリスクがあるんです。
●脳の働きが低下。集中力ややる気が失せる
睡眠の目的は健康維持のほかにも脳の回復を整える役割があります。睡眠不足になると脳が疲れたままの状態で、集中力や記憶力が低下し、やる気もなくなってキャバクラでの接客に悪い影響を及ぼす可能性が高くなりますよね。
●精神状態が不安定になる。メンタルが弱くなる
ストレスを感じるということは、脳が疲れている証拠。脳が疲れることが原因で、人はストレスを感じます。うつ病や精神的な病気は不眠症も原因の一つで、深く眠って脳を休めることは体にとって欠かせないことなのです。
睡眠不足や不眠症は正しく改善すれば眠れるようになります。そのためには、徹底して改善することが重要です。ただでさえキャバ嬢は生活リズムが不規則になりがちなので、そうした改善策を心がけて睡眠不足を予防したいですね。
人間が眠るためにはメラトニンという分泌ホルモンが必要です。別名「睡眠ホルモン」とも言われるほど、人間の眠りに不可欠な要素です。メラトニンが体内で不足したり上手く分泌されないと不眠症や睡眠不足になってしまったりするのです。そのメラトニンの種となるのがセロトニンというホルモン。
つまり、セロトニンがメラトニンの分泌を促し、人間は眠ることができるわけです。そのためには、セロトニンを体内に多く取り込むことが睡眠不足の改善策となります。
セロトニンを正常に分泌させる方法は、午前中や正午に太陽の光を浴びること。また、ジョギングやウォーキングなど有酸素運動を心がけることでも効果が期待できます。
ほかにも、オレンジ色の照明で精神をリラックスさせ、眠りを誘発する方法もあります。寝る1時間間から寝室をオレンジ色の照明にチェンジすると効果的です。
そして、たくさん寝れば良いというわけではありません。睡眠は眠った時間の長さより、質が大切。ダラダラ長時間眠るよりも、熟睡して質を高めたほうが体に健康的です。適切な睡眠時間は6時間~7時間と言われています。睡眠不足はキャバ嬢に好ましくないデメリットばかり。
不眠症になると厄介なので寝つきが悪くなったな、と思ったら直ぐに改善することをオススメしますよ。