水商売と言えば街中などでスカウトをされて入店するイメージがありますよね。実際に街の中に行くとキャバクラなどのお店に勧誘しようとするキャッチをたくさん見かけます。
キャバクラなどの夜のお仕事は「自分から応募に行って採用される」というよりも「お店の方から誘われた」「口説き落とされて入店した」というケースが少なくありません。
そこで今回は、どんなタイプの女性がキャッチに声をかけられやすいのか、そして実際にはどんな女性がキャバ嬢に向いているのか詳しく見ていきたいと思います。
キャバ嬢にスカウトされやすいタイプといえば、「ルックスが良い」「派手系」といったイメージがありますが、さらに具体的に見ていきたいと思います。
1、スカウトに返事をする
スカウトマンから声をかけられて気さくに返事をする女の子は、スカウトに対して不信感を抱かない、またはスカウトを好意的に見ているということで、誘いがいのあるタイプに当てはまります。
あえてキャバクラのスカウトをされに街に出て行く女性も多いので、スカウトは自分のニーズと一致する女の子を探そうとしているのです。
2、自分に自信がある
実際にルックスが優れているかどうかは別として、「自分は可愛い」「自分の見た目は悪くない」と自信を持っているタイプも、スカウトに好かれやすいタイプです。スカウトが「可愛いね」と褒めるだけでも本人の自尊心を満たすことができるので、キャバクラの世界に引き込みやすいのだそうです。
3、高級なものに憧れがある
ブランドもののバッグのうち、ランクの低いものを持っていたり、コピー商品を持っているような女の子は高級なものに強い憧れを抱いている可能性があります。「バッグが買えるようになるよ」「たくさん稼げるよ」など、お金持ちになるという印象を与えることで、スカウトに乗りやすいと考えられているようです。
4、寂しがり屋な雰囲気
ぬいぐるみを持っていたり、たくさんのマスコットを付けているような女の子は、人の温もりが欲しい、孤独に耐えられないといった寂しがり屋な雰囲気を感じさせます。人恋しく寂しがり屋な女の子も、たくさんのお客さんと接するキャバクラのお仕事が適していると考えられているようです。
5、派手な雰囲気
短いスカートや露出の高い格好をしている女の子は、派手な世界に憧れがあるという印象を抱かせます。スカウトマンにとっては、華やかなキャバクラの世界に少しでもなじみやすい女の子を探したいので、派手な雰囲気のある女の子はスカウトに適しています。
六本木や銀座などの高級なお店からスカウトされる女の子の場合、ルックスが良くモデル風であること、お店にやってくるお客さんに好かれそうな雰囲気やキャラクターであることなどが重視されます。
ただしはっきりとした採用基準が決まっているわけではないので、「こんな人が高級店に向いている」という決まりはありません。お店の方針や在籍キャストの傾向によって、そのお店に合うと判断されればスカウトされる可能性があります。モデル並みでなければNGというわけではなく、可愛い子や標準的なルックスの子でも高級店に入るチャンスはあります。
高級店の場合、スカウトをしなくても女の子が次から次へと面接にきます。面接にやってくる女の子の中から選びきれなかったり、突然お店を辞めて穴埋めをしなければならない時などに、スカウトをすることがあります。ただし、高級店にスカウトされる女の子というのは、接客業経験者やキャバクラ経験者であるほうが優遇される傾向にあります。
未経験でも可としているお店もありますが、ほとんどは熟練のキャストさんばかりですので、世代を問わず経験者であるほうが採用される確率は高いようです。
キャバ嬢は必ずスカウトされて入店するわけではありません。自分で応募して採用される人、紹介会社に紹介されてやってきた人、友達や知人などの紹介で働きはじめた人など、さまざまなルートでお店にやってきます。
最近ではお店のホームページを見て、在籍中の女の子の写真や雰囲気をチェックしたり、お店のカラー(安いお店なのか高級店なのか)を調べてから応募をする女の子も少なくないようで、お店からスカウトされるのではなく、自分から応募に行くケースが増えてきているようです。
キャバクラにスカウトされやすいタイプといえば、一昔前なら「派手な女の子」「いかにも水商売っぽい子」といったイメージがありましたが、実際には、ルックスが派手だからといってキャバ嬢に向いているとは限りませんし、モデル級だから必ずスカウトされるというわけでもありません。
短いスカートで歩いていればキャッチに呼び止められる確率もアップしますが、キャバクラ以外のお店にスカウトされる可能性もあります。
最近ではいろいろな趣向のお店が増えてきたため、「普通の女の子のようなルックスでもOK」「ぽっちゃりさん歓迎」「いろいろなタイプのキャストさんが活躍中」など、ルックスだけにとらわれない採用が増えてきています。