キャバクラの面接ではお店に入店するにふさわしいかどうか意気込みややる気などをチェックされますが、無事面接に合格した後はいよいよ「体験入店(体入)」と呼ばれるステップに移ります。
体入では面接に合格したキャバ嬢の卵が実際にお店での接客を通して「ここで働けそうかな」「お店の雰囲気はどんな感じかな」とチェックできる機会です。
面接を受けてからそのままお店に出て体験入店できる場合もありますので、忘れ物などがないように準備できるものはこちらで揃えておきましょう。
それでは早速、体入に必要な持ち物をピックアップしましたので、事前準備にしてみてください。
お店では「店服(てんぷく)」というレンタル用ドレスが揃っていますが、サイズや色などが合うかどうかは行ってみなければわかりません。どんなドレスでも着こなせる!という人を除いて、ほとんどの場合自分で用意していくのが正解です。
自分の体のサイズに合っていて、体型を上手に隠せるもの。色は黒や紺など、ダークすぎないものがベスト(華やかに見える色が理想的)です。
ストールやサンダル・パンプスなどの小物も、お店に置いていない可能性があるのでこちらで用意しましょう。サンダルやパンプスは歩きづらくなくてサイズがきちんと合っているものをチョイスします。
かかとの高さについては、ある程度の長さがあるものが良いでしょう。反対にかかとが短すぎるビジネス用のミュールサンダルや、まったくかかとがついていないぺたんこ系はNGです。
素足とタイツがNGでストッキングのみOKというお店もあります。カジュアルなファッションが許されている場合でも、ストッキングだけは着用するようにと言われますので、面接と体入がある日はストッキングをはいていくと安心です。
手持ちのストッキングがなくてもコンビニやスーパーで購入できますし、色についてもドレスに合うものを選べます。ただしストッキングにも厚手のものがありますのでタイツっぽい生地はNGとされる可能性があります。
キャバ嬢の制服であるドレスには透け防止のためのヌーブラやストラップレスブラが必須です。カップがついているドレスにヌーブラは必要ありませんが、ついていないドレスは、ヌーブラもしくはストラップレスブラを着用します。
ヌーブラ・ストラップレスブラはどちらも1,000円程度で購入できます。ドレス着用には必須なので、本入店の予定がある、もしくは本入店を希望している場合は早めにヌーブラを購入しておくと安心です。
お客さんのグラスを拭いたり、スカートの膝部分に置くときに使われるハンカチはキャバ嬢必須のアイテムの一つです。
100円のタオル地のハンカチは高級店ではNGとされていますので薄手の高級感のあるハンカチを一枚は用意しておきます。
体入の時から必須になるものがメイク道具です。仕事前は必ず必要になりますし、お仕事中にメイク直しをするときにも必要なので小さなポーチかクラッチバッグを用意しておきましょう。
手荒れ防止用のハンドクリーム、消耗品のつけまつげやグロス(リップ)などはポーチに必ず入れておきたいアイテムです。
キャバ嬢の必須アイテムの一つです。お客さんに名刺を渡したり名刺に連絡先や一言を書く時などに使います。
100円のボールペンや家にあるボールペンではなく、キャバ嬢らしくデコレーションされたものがあると安心です。
お客さんの煙草に火をつける場合に重宝します。こちらは100円の安いライターでもOKですし、お店にロゴ入りライターが置いてあればそちらを借りて使えます。
キャバ嬢必須アイテムの一つです。自分の源氏名が入った名刺と、お客さんからいただいた名刺を収納するものです。体入の時に専用の名刺入れを持っていると、「きちんとした子」「やる気がある子」という印象を与えられます。
名刺とは別に、体入の時に接客したお客さんと連絡先の交換をすることもあります。その時、携帯に本名や住所などを入れておくと身バレしてしまいますので注意しましょう。源氏名とアドレス、番号を登録したものを交換すればOKです。
体入が終わり、いよいよ本入店(採用)が決まったらその日のお給料をいただいて帰ります。その時に印鑑が必要になりますので、忘れずに持っていくようにしてください。
キャバクラの体入に必要なものは①ドレスと小物②ハンカチ③メイク道具とポーチ④ペン⑤名刺入れ
最低限この5つになります。すべてにお金をかける必要はありませんが、キャバクラで本採用になった後はすべて必要になりますので、早めに揃えておいても損にはなりません。
源氏名を決めていない方は、お店の雰囲気や在籍中のキャストの名前をチェックして、お店の雰囲気に合った源氏名を考えてみてください。(名前を考えておけば、急に採用されて本入店になった時でも安心です)