キャバ嬢は新規のお客さんの席につくと、まず名刺を渡して、「○○です。よろしくお願いします」と挨拶をするところから始まります。
名刺には名前(源氏名)とお店の名前、住所と電話番号が記されています。
とはいえキャバクラでもらう名刺というのは、お客さんに捨てられてしまう確率が高い傾向があり、キャバクラに行ったことが家族にバレないための「アリバイ作り」というお客さんもいるでしょうし、単に「いらない」から捨てるというお客さんもいるでしょう。
そのため人気キャバ嬢は、名刺を他のキャストと差別化することで捨てられずに次回以降の指名へとつなげています。
ここでは、人気キャバ嬢が実践している一味ちがう名刺のコツについて紹介していきます♪
キャバ嬢がお店から最初にもらう名刺が「空名刺」です。
お店の名前と電話番号や住所が記されているだけの、とてもシンプルなデザインです。
人気キャバ嬢も新人のうちは、この空名刺を工夫して使うことでお客さんの印象に残るようにしています。
あらかじめお店のスタッフが書いてくれていることもあるかもしれませんが、まずは空名刺に名前を書くことから始めます。
この場合「源氏名」を書くことになりますが、あえて別の名前を源氏名の隣に書くことで、「もしかしたら本名?」「わざわざ教えてくれるのか」「ひょっとして俺のことが…」という妄想の連鎖が始まる可能性が高まります。
ポイントは、いかにも「本名に見えるような名前」を選ぶことです。
キラキラネームでも良いのですが、「○子」「○美」のように、普通のどこにでもあるような名前を選ぶ方が、特に年配のお客さんのウケが良いように思われます。
空名刺はシンプルなデザインのため、そのままの状態ですと、似たような他の名刺の中に埋もれてしまいもらったことすら忘れられてしまいかねません。
そのため蛍光ペンなどを使い、目立つようなオリジナルのデザインを施します。凝ったものでなくても良いので、「ちょい足し」くらいで「やり過ぎない」ようにすると、良いかもしれません。
もしくは徹底的に凝りまくるのもアリでしょう(^_-)-☆
空名刺の工夫は表側だけではなく、裏側にもすることができます。空名刺の裏側は、特に何も印刷されていないため、「空欄」となっています。
そのため、裏側にキャバ嬢の携帯電話番号やメールアドレスを書くことが多いようです。
他にも、プロフィールを書いたりプリクラなどの写真を貼ったりすることで、誰からもらった名刺なのか?ということが一目でわかるようにしています。
それからもうひとつ、空名刺の工夫として、お客さんの目の前でメッセージを書いて渡すという方法もあります。
「今日は楽しい時間をありがとう」だったり、「今日の○○の話、また聞かせてくださいね」「今度も○○について語り合いましょう」などを書くことで、ただの名刺が即席のメッセージカードに早変わりします。
人気キャバ嬢は、空名刺だけではなく自前で自身のオリジナル名刺を作ることが多いようです。オリジナル名刺を作ることで、より一層お客さんにアピールするためです。
人気キャバ嬢がオリジナル名刺を作る時に注意していることは、どういったことなのでしょうか!
オリジナルと言っても名刺には違いがありませんので、名前が印刷されていることは必須条件です。
それから顔写真を印刷するというのもあります。
プリクラでも良いのですが、きちんと撮影した顔写真が印刷されていることで、「○○ちゃんの名刺」ということをお客さんにしっかりとアピールできます。
キャバ嬢の名刺ということで、いかにも「お水っぽい」名刺をイメージする人は少なくありません。そのためお客さんが「もらったは良いのだけど保管に困る」ことも考えられます。
そこで、あえて可愛らしいデザインの名刺にしたり、いかにも学生が作りそうなデザインの名刺としたり、ビジネス系のデザインの名刺にする方法があります。
特にビジネス系のデザインの場合、奥さんや彼女に名刺を見られた時でも、「取引相手なんだ」と言う事ができるメリットがあります。
その他には、セレブっぽく上品なイメージのデザインの名刺とすることで、高級感を演出する方法もあります☆
空名刺のところでも紹介しましたが、オリジナルデザインの名刺の裏側にも、メッセージを書いて渡すというやり方もあります。
表面のアピールとの相乗効果が期待できるでしょう!!
人気キャバ嬢が名刺を渡すタイミングは、前述したようにお客さんの席についた時です。他にも連絡先の交換の時やお客さんから名刺をいただいた時などもありますが、基本的にはお客さんの席についた時となります。
名刺を渡す時に注意しなければならないのは、ヘルプで指名キャスト席についた時です。
ヘルプの時に名刺を渡してしまいますと、「お客さんを奪う行為」と指名キャストに誤解されるため、「ヘルプの時は名刺を渡さない」ことが鉄則です。