キャバ嬢のお仕事はお客さんからの指名本数や同伴の回数や売上に応じてお給料が上がるシステムとなっています。そのため、人気キャバ嬢になればなるほどお給料が多くもらえるようになります。
一方でお客さんからの指名がもらえず、同伴もできず、売上も上がらないためにお給料が上がらないだけでなく、お店に居づらくなるキャバ嬢も中にはいます。果たしてこの違いはどこから来るのでしょうか?
ここでは人気キャバ嬢と売れないキャバ嬢の違いについて紹介していきます。
人気キャバ嬢と売れないキャバ嬢との違いは、まず出勤日数があります。
人気キャバ嬢ほど、毎日もしくはそれに近い出勤日数です。週5日から週6日ほど出勤していることになります。
一方で、売れないキャバ嬢というのは、週1日や週2日など、自身の都合に合わせた出勤をしていることが多いようです。
昼間のお仕事がある場合は、ある程度仕方のない部分もありますが、「いつ出勤しているのかわからない」キャバ嬢に「わざわざ会いに来る」ようなお客さんというのは、そうそういるものではありません。
そもそも出勤日数が少ない時点で稼げる金額は限られてしまいますので、お客さんから指名をもらうためにはある程度出勤していることが、まず第一の条件となります。
人気キャバ嬢は他人の意見を聞くことに慣れています。
これは多くのお客さんと会話をするうちに、「これは聞く価値がある」「これは聞き流しておこう」というのを瞬時に判断できるようになっていることも大きいかもしれません。もちろん笑顔はキープしたままの状態であることは言うまでもありません。
一方、売れないキャバ嬢は他人の意見を聞くことが苦手です。
「こうしたらもっと売れるよ」「こうした方がいいんじゃないかな」というお店のスタッフからアドバイスを受けても、「自分には自分のやり方がある」と、聞き入れようとしない傾向があります。
もちろん、そのスタイルでもきちんと売上という結果が出ていれば問題はないのですが、結果が出ていないからそうしたアドバイスがあるわけですし、「言われるうちが花」という言葉もあるように、成長するためには他人の意見を聞くことも必要です。
「好き」の反対語は「嫌い」ではなく実は「無関心」だったりするのです。
人気キャバ嬢は、お客さんの悪口を言わないように心がけています。お客さんだけでなく同僚のキャストやスタッフの悪口も言わないようにしています。
確かに誰かの悪口というのは、一時的に盛り上がりますけど後味の悪さも残ります。
それだけならまだしも悪口というのは伝染していくものなので、いつの間にか悪口を言った人の評判も落ちていくのです。言霊(ことだま)との関係もあるのかもしれません。
売れないキャバ嬢は、お客さんの悪口を日常的に言います。
「あの客キモかった~」「なんでお店に来るんだろうね」「やめてほしいよね」なんて具合に、バックルームなどで話しています。
運の良い人が運の良い人と巡り合うのと同じように、どういうわけか悪口を言う人というのは悪口を言う人と仲良くなるようなので、どちらかというと負の連鎖と言えるかもしれません。
人気キャバ嬢は売上が上がらないことを周囲のせいにしません。
あくまでも自身の努力が足りなかったり、やり方が良くなかったのではないか?と考えて、別の方法を試すなど工夫を重ねていきます。
一方売れないキャバ嬢は、自分が指名をもらえないのは周囲のせいだと思いがちです。「客層がイマイチ」「フリー客をつけてくれない」「ヘルプしか回してもらえない」「そもそも不景気だからお客さん来ないし」といった感じで、「自分は悪くない」ことを正当化しようとします。
同じお店で売れっ子となっているキャバ嬢がいるということは、その人もやり方次第で売れっ子になれる可能性があるということです。
実際に環境が良くない場合は、違うお店に移ったほうが良いのですが、そうでない場合は、もう一度これまでのやり方を見直したほうが良いかもしれません。
即レスとまではいかないにしても、人気キャバ嬢ほど、メールの返信が早い傾向があります。早い返信は、お客さんに「この子は俺に気があるのかな?」という考えに至りやすいということを理解しているのでしょう。それによってまた次の指名へとつなげていきます。
一方で売れないキャバ嬢は、メールの返信が遅れる傾向があります。「他にすることがある」「忙しい」などの理由から返信を翌日などに後回しにします。
せっかくメールをもらったのに返信がなかったり、来てもそっけない内容だったりすると、お客さんの心は冷めてしまいます。そのため指名がもらえなくなってしまいます。
人気キャバ嬢ほど、手帳やノートを使って自分のお客さんの情報収集をしています。
お客さんの勤務時間や休日はもちろんのこと、連絡する時間帯、好みや趣味、交友関係などを把握することで、次にお店に来てもらった時により楽しんでもらうことにつながるのです。