「女性の敵は女性」という言葉があるように、女性にとって同性の目というのは、異性よりも厳しい傾向があります。
キャバ嬢は基本的にはソロでの活動となりますが、かといってひとりだけでは仕事が回らないことも多々あります。
そのため他のキャストとの人間関係はとても重要な問題となります。
仲良くなれればそれに越したことはありませんが、実際には「嫌われない」ことを心がける方が人間関係が円滑になる傾向があります。中には他のキャストに嫌われてしまい、お店を辞めることになったキャバ嬢も少なくありません。
ここでは、他のキャストに嫌われる女の子の特徴を紹介していきます。
テレビのバラエティ番組に出演するタレントの中には、「タメ口」を売りにしている女性もいます。
主にモデル出身のハーフの女性が多いようです。そんなタレントに影響されているのかどうかはわかりませんが、キャバ嬢としてお仕事をするのであれば、「タメ口」は厳禁です。
最低限の敬語が使えないと、お客さんはもちろんのことスタッフやキャストから嫌われてしまう可能性があります。仲良くなってからなら「タメ口」もアリでしょうけど、少なくても最初くらいは敬語で話すようにした方が嫌われずに済みます。
それから、「挨拶ができない」のも嫌われやすい女の子の特徴です。「おはようございます」「おつかれさまでした」「ありがとうございました」を、きちんと言うようにしましょう。「あざ~っす」や「した」「ちぃ~す」などのような挨拶は嫌悪感を示す人もいるので、使わないほうが無難です。
空気読めない=「KY」として一時期話題になった言葉がありましたが、キャバ嬢のお仕事は基本的に「気遣い」や「心遣い」がないと、お客さんからの指名がもらえませんしお給料も上がりません。
特にKYな女の子がヘルプでついたりしてしまうと、指名キャストは、「お客さんに粗相をしないか」と本来ならしなくても良い心配をすることになりヒヤヒヤしながら接客することになります。
なんでも「ありのままに」素直に発言すれば良いというわけではなく、時と場合を選んで、時には「あえて言わない」ことを心がけるだけで変わってくるでしょう。
悪口というのはどうしてこんなに盛り上がる話題なのだろう?ということで、口を開けば誰かの悪口を言っている人がいます。
たとえその時は盛り上がったとしても、人の悪口というのはどういうわけか「残る」ものなので、悪口を言った人の印象が悪くなる傾向があります。もしかしたら言霊(ことだま)と関係があるのもしれません。
嫌われないためには人の悪口は言わずに「人を褒める」ことが大切です。
会話の中にシモネタが混ざることで盛り上がることもあります。
時々ならともかく、常にシモネタしか言わないような女の子は「品のない女の子」として見られてしまい、あまり近寄りたくない存在となってしまいます。(「近寄りがたい」ではありません)
お客さんからも「軽い女の子」に認定されてしまいますし、シモネタは「控えめ」なくらいが丁度良いのではないかと思われます。
売上を伸ばしたいためなのかもしれませんが、お客さんに「ドリンク注文していいですか」と聞かずに、ドリンクを注文してしまう女の子がいるようです。
他にも、ほんの少しセットの時間が過ぎただけで延長扱いにしたり、指名していないのに場内指名扱いにするなどの身勝手な行動をする女の子は、嫌われることはあっても好かれることはありません。
その時は良かったとしても結果的にお店の評判が下がることになるため、最も厄介なタイプかもしれません。
キャバ嬢で不潔な女の子なんてありえない!と思われるかもしれませんが、中には常に同じドレスを着ていたり、常に謎の臭いがするという女の子は存在します。
キャバ嬢のお仕事は、それ相応のお給料がもらえる代わりに、もらえる分気をつけなければいけないこともたくさんあるのです。
少なくてもドレスは2~3着用意したほうが良いですし、洗濯やクリーニングを欠かさないようにしたいものです。(普通のことなのですが)
指名の本数や同伴の回数が増えることで、ある程度売上が上がってくると、調子に乗るせいなのかスタッフにわがままなことを言う女の子がいます。
例えば、「あの子のヘルプは嫌だ」「フリーのお客さんは勘弁して欲しい」「私にふさわしいお客さんだけにつけて欲しい」などが、わがままな女の子の「あるある」と言われています。
周囲を納得させられるだけの正当な理由があるのならともかく、そうでない場合はフォローをする人たちの気苦労ばかりが増えていくことになります。
お客さんあってのキャバ嬢ですし、お店あってのキャバ嬢ということを忘れないようにしたいものです。
「何を言っているのかわからない」という女の子が存在します。
「不思議ちゃんキャラ」や「天然キャラ」ならともかく、「この子バカなんだ」というタイプの女の子です。
「バカな女の子は可愛い」というのは、いいとこ20代前半までです。そもそも頭が悪いとキャバ嬢のお仕事は務まりません。