ビジネスにおいて手帳は必須です。キャバクラ嬢には手帳なんて必要ないと思うかもしれませんが、その反対です。キャバクラ嬢にとっては手帳が命で、ナンバーになりたいなら手帳は必要ですし手帳にキャバクラ嬢としての人生がかかっている、といってもいいぐらいのアイテムなのです。キャバクラ嬢は誰でも手帳を持っています。
ではキャバクラ嬢がどのように手帳を活用するべきなのか、ご紹介します。上手に活用することができれば、指名も増えて売上アップにつながるはずです。
自分がどんな服装をしていたか、どんな髪型をしていたかを手帳に書いておきましょう。
その理由は、まず一番に自分がいつどんな服装と髪型をしたかがわかる、というところです。あまりに同じ姿だと、お客さんも飽きてしまいます。「今日行くからね」と連絡をもらった場合、以前とは少し違う雰囲気も演出して自分らしさを出すのがおすすめです。色々な自分を見せることで、もっと知りたいと思ってもらえるので、お客さんに通ってもらいやすくなります。自分の魅力の引き出しは出し惜しみすることなく、お客さんに披露しましょう。
もう一つ、お客さんに評判がよかった服装や髪型を知るためにも大切です。ある程度慣れてきて本指名をしてくれるようになったお客さんが来た日は特に大事です。可愛いねなどと褒めてくれた服装や髪型から、こういう感じの服装と髪型が好きなんだな、と好みがなんとなくわかります。その好みに合わせて次から工夫することができるでしょう。
手帳には当然、誰が来てくれたのかを記します。そして来てくれた人には遅くても翌日にお礼のメールをしなくてはいけません。名前を記しておくことで、そのお客さんがどれぐらいの頻度で来てくれているかとか、何曜日に来てくれているかなど、お客さんのキャバクラへの通い方がわかるようになります。
そうなれば、いつも来てくれる前の日やその日のお昼に営業メールを送るなど…タイミングのいいアプローチができますね。
はじめましてのお客さんが来てくれた場合、手帳にちゃんとその人の特徴を書きこむようにしましょう。
次に来てくれたとき、ちゃんと名前を覚えているか、その人と会話した内容を覚えているかがとても大事です。お客さんとしては前回の続きで話をしようと思ってきてくれたのに、キャバ嬢が前に話したことを覚えていないとなると、テンションが下がってしまいます。でも反対に、ちゃんと自分と会話したことを覚えてくれていると、とてもテンションが上がっていくでしょう。
特徴は言葉よりも絵でかいておいた方がわかりやすいので、似顔絵を描いておくキャバクラ嬢も多いです。眼鏡の人に眼鏡、と書いておくだけではわかりづらいですよね。似顔絵はどんな眼鏡だったかも書いておけます。似顔絵なら、次にお客さんが来てくれたとき、席に着く前にその似顔絵をチェックして、手帳に書いた名前や話した内容などを振り返ってから接客することができるでしょう。ささっと確認できるように、文字ではなく似顔絵にしておくことをおすすめします。絵がうまくなくても、自分がちゃんと特徴を理解できればOKです。
毎日何かしら、仕事をしている上で反省する点はありますよね。その反省点を頭で思うだけではなく、ちゃんと言葉にして残しておくことで、より鮮明に反省点を実感することができます。そして次からはしないようにしよう、という戒めにもなるでしょう。
反省点ばかりではネガティブな手帳になってしまうので、その日自分が頑張ったなと思うところや褒めてあげたいなというところもちゃんと一緒に手帳へ記してください。これも書くことで実感することができます。
目標は必ず毎月立てておいたほうがいいです。その目標に向かって毎月頑張ることができます。反対に目標がないままになってしまうと、結局仕事にやる気がなくなったり、自分に甘くなってしまうでしょう。それほど無理な目標を立てる必要はありませんが、頑張らないといけないな、と思える程度の目標が理想的です。
自分が使いやすい手帳を見つけることができればいいのですが、なかなか自分の理想に合う手帳がない…というとき、クラブダイアリーというものがあります。
クラブダイアリーホステスやキャバ嬢の為に作られたもので、その日の売上や来てくれたお客さんなどなど…キャバクラ嬢が手帳に記しておくべき内容が書きやすいような仕様になっています。
その場しのぎで接客さえ上手にできていればいいキャバクラ嬢とは限りません。ちゃんとお客さんとの関係を気づいていくために、手帳は必要となります。ちゃんと手帳を使って、デキるキャバクラ嬢を目指してくださいね。