キャバ嬢の店外デートといえば同伴かアフターのどちらかとなります。
基本的には本指名のお客さんや、これから常連になってくれそうなお客さんから誘われたり、キャバ嬢の方から誘ったりとそのあたりは様々です。
中にはフリーや初めてのお客さんから誘われる店外デートもありますが、余程キャバ嬢のタイプだったりするならともかくほとんどが丁重にお断りされることからデートとして成立しないため、このパターンは店外デートに含めません。
ここでは、キャバ嬢が店外デートで気をつけたい立ち振舞い方と会話のコツについて紹介していきます。
キャバ嬢の店外デートのひとつに「同伴」があります。
同伴は同伴出勤の略語で、お店に出勤する前にお客さんと待ち合わせてから一緒にお店に入ることをいいます。ほとんどのお店では同伴をすることで給料に反映されます。
同伴はお店の開始時間までの間、お客さんと一緒に食事をしたりお茶を飲んだりすることが多いのですが、待ち合わせの際に大事なポイントとして「時間を守る」ということがあります。
相手が遅れるというのならともかく、キャバ嬢の方から遅刻をするというのは、電車やバスの交通機関が「事故や故障で停まった」などの理由でない限りは、あまり良いイメージを与えません。
どうしても遅れそうな時は、待ち合わせ時間の少し前に「ちょっと遅れそうです」と、メールをしておくと良いでしょう。
同伴の場合お店の近所にある食事処で、お客さんと一緒に食事をすることが多くなります。お寿司や焼肉、フグやうなぎやカニといった高級な料理が食べられることもあるでしょう。
その時に、お箸の持ち方が汚かったり音を立てて食べたりといったように、最低限の食事のマナーができていないと連れて行ったお客さんの方が恥ずかしい思いをすることになります。
食べる前には「いただきます」食べ終わったら「ごちそうさま」を忘れずに。
会計が終わってお店を出たら、「ごちそうさまでした」とお礼をしましょう。
せっかくの同伴なのだから、普段食べられないものを食べたい!というのもアリですが、初めて同伴してくれるお客さんの場合、あえて大衆店を選択するのもひとつの方法です。
キャバ嬢から「お寿司が食べたい」と言われたら、少々無理をしてでもごちそうしたくなるのが男性心理です。その場は良いとしても、何度か繰り返すことでお客さんの負担になってしまい、お店にも来てもらえなくなるかもしれません。
あらかじめ安くても美味しそうなお店を探しておいて、「このお店に行ってみたいんですけど、いいですか?」と提案したり、「ここのラーメン美味しいんですよ、一緒に行きませんか?」「今日はピザが食べたいな」といった感じで、あえて大衆店を選択するのも良いかもしれません。
「本当にそんなお店でいいの?もう少し違うお店に行こうよ」と言われるかもしれませんが、「私はあんまり高いお店でなくても充分なので」と言うことで、「お金のかからない良い子」という好印象につながります。
それにその分、この後お店でお金を使ってもらったほうがキャバ嬢的にはお給料にも反映されるので、プラスの面の方が大きいですしね。
大抵の場合、キャバ嬢の同伴=食事という認識かもしれませんが、同伴は必ずしも食事と決まっているわけではありません。
例えばお客さんが休日だった場合なら、早めの時間に待ち合わせてから映画を観に行ったり、スポーツ観戦をしたり、ボウリングやビリヤードやダーツで遊んだりというパターンも使うことができます。むしろこちらの方がデートっぽいので、喜ばれるかもしれません。
ただし、お買い物の場合は、「自分の買うものは自分で払います」とあらかじめ言っておいた方が良いでしょう。
お客さんの心情として、「なんか高いもの買わされちゃうのかな…」と、警戒する心理が働きますので、あまり楽しんでもらえない可能性があります。
反対にこちらからお客さんにプレゼントを買ってあげるのも、サプライズ感があって良いかもしれません。
同伴はこの後の入店時間を考えてお店の近くですることが多いのですが、カフェや喫茶店で待ち合わせるという方法もあります。
この方法なら待ち合わせの時間を遅く設定できますし、30分位で切り上げてその後はお店で…という感じになりやすいでしょう。
ある程度付き合いのあるお客さんに向いているかもしれません。
アフターは、お店の営業時間が終わった後に、お客さんと食事に出かける店外デートです。同伴と違いアフターは給料に反映することはありませんが、お客さんに何度も来てもらうことを考えると、やはり行っておきたいものです。
ただし、あくまでも指名してくれたお客さんとだけアフターは行くようにしましょう。
特にフリーで来たお客さんや、初めてのお客さんとはアフターに行く必要はありません。
お店に何度か来てもらってから満を持して行くくらいでちょうど良いでしょう。