キャバクラにはいろんなお客さまがご来店されますが、嬢が一番困ってしまうのが下心ありきの男性のお客さまです。
ストレートに「デートしよう」「付き合って」と言うだけならまだ気楽に交わせるのですが、さりげなく「お触り」をしてきたり嬢が嫌がっているのに下ネタを延々と話しつづけたりする方もいます。
そこで今回は、下心のあるお客さまの見分け方とその対処法について紹介したいと思います。
男性は女性よりも性的な興味や欲求が強いので、女性に対して性的な魅力を感じると、性欲が行動にも現れやすくなります。
分かりやすいポイントとしては、体をじろじろと見たり、吟味するように見回すような行為です。顔だけに限らず、体のいろいろな部分に視線が泳ぐように移動している時は、やましい気持ちを隠している可能性があります。
フリーのお客さまがいきなりダイレクトに自分の体を見回してきたときは、最初から女性にあたりをつけるため、もしくは口説きやすそうな女性を探している可能性があります。(アフターに誘われた場合は要注意です)
固定や指名のお客さまがこうした行為を頻繁に行ってくるようであれば、自分のことを性的に意識しながら「親密なつながりを持ちたい」と考えているかもしれません。
お客さまの中には、単なるいたずらや出来心というだけではなく「嬢の反応が知りたい」「自分とのフィーリングをチェックするため」にあえて下ネタをふってくる場合があります。
下ネタは苦手ですと伝えても、お構いなしに恥ずかしい自分語りを続けたり「キミはどうなの~?」とニヤニヤしながら尋ねられる場合もあります。
これは、女の子が自分の話に興味を示してくれる=性的にフィーリングが合うかどうかをチェックする行為の可能性があります。
あまりにもしつこい時は別の話題に流すなどして対応しなければなりませんが、基本的には「いやですねー、大したことないですよー」などと、相手の話に乗らずにスルーするのが正解です。
肩や腕の密着はもちろん、下半身をこちらに寄せてくるような密着の仕方や、さわさわと手を握ったり腕や足を撫でるような「お触り」は、すべて下心を含んでいるものと考えられます。
男性のお客さまのほとんどは、嬢に対して性的な期待や希望を持っています。「もしもこの子から求められたら・・・」と妄想するのが楽しいのです。そしてその妄想だけでは済まなくなると、お触りという大胆な行動に移ってくるのです。
お触りは、お店の方針に合わせていくのが基本です
ただしあからさまに下着や肌に触れたり、手を服の中に突っ込んでくるようなセクハラ行為は、容赦なくボーイや店員にうったえてOK。
下心にも限度というものがありますから、お触りをしてくるお客さまにはきちんと「ここからはダメですよ」と線引きをしてあげましょう。
「この日空いてる?」「いつなら会える?」「土日のこの時間は何をしてるの?」など、プライベートを根ほり葉ほり聞いてくるお客さまは、嬢と個人的な付き合いを求めている可能性が高いです。
中にはストーカーレベルで詳しくスケジュールを聞き出そうとする方もいますから、そのような人には軽くあしらうようにして「お店でしか会えない」という姿勢を見せていきましょう。
指名客や固定客であれば、少し踏み込んだ日常的な話をしても問題はありません。
しかし、完全にフリーorほとんど初対面でなおかつ指名もしていないお客さまは「誰でもいいから適当にスケジュールを聞いてみよう」「数を打てば誰かには当たるだろう」という気持ちでお店にやってくる場合があります。
そのような方への対応としては、「他の女の子を誘ってみてください」という感じで、まともに話を聞きすぎないのが正解です。
男性が女性を意識している時は、まず「脈があるかどうか」をチェックします。
女性から男性に対してアプローチをする場合も、ある程度自分を好きでいるかどうかを考えると思いますが、男性の場合はよりダイレクトに女性の気持ちをはかろうとします。
「俺のこと、どう思う?」などというセリフはその代表例です。自分の客観的な見た目や雰囲気を女の子にチェックさせて、さりげなく女の子の本音を調べようとしているのです。
もしもそこで女の子が前向きな反応を見せたなら、お客さまは「これは脈があるかもしれない・・・」と手ごたえを感じ、さらにダイレクトなアプローチへと移っていきます。
下心があるお客さまの見分け方は意外に簡単で、態度や視線などにすぐに現れるため、慣れていくとすぐに見分けられるようになります。
中には平静を装ったり、わざとスネたりして演技を入れてくる場合もありますが、下心が表面に出てくるとすぐに分かりますので、ぜひコツをつかんで、スムーズな接客に活かしてみてくださいね。