キャバクラではさまざまな人間関係が繰り広げられますが、特にお客さまへの接客では、ネタのような出来事に遭遇することがあります。
普段は温厚で冷静なキャバ嬢でも、思わずマジギレしたくなるような瞬間が、一度や二度は必ずあります。
そこで今回は、キャバ嬢がマジギレしたくなった体験談をピックアップしていきたいと思います。
「キャバクラあるある」と言っても過言ではない、セクハラ好きなお客さま。男性にはもともと女性に触りたいという下心を持っていますし、お酒が入るとさらに開放的になって、本当に嬢にお触りをしてしまう場合があります。
しつこく手を握りながら体を密着させ、下ネタを連発・・・それだけならまだしも、キスやボディタッチをしようとしてきたり、服に手を入れようとしたり、さりげなく下半身を密着させたりと、嬢が強く発言できないのをいいことにやりたい放題。
二人きりで店外デートや同伴を入れておいて、周りに誰もいない時にセクハラを仕掛けてくるお客さまもいます。
あまりにもしつこくて陰湿な場合は、指名客や固定客であっても容赦なく剥がしてもらい、その場を離席するなどして対応する必要がありますね。
どこに住んでるの?というダイレクトな質問に始まり、「○○線使ってるってことは○○市だね」など、その場で特定をしようとする探偵のようなお客さま。
ダイレクトに聞かれても嬢が住まいや実家の住所を明かすことは絶対にありません。しかし、それでもめげずに駅名からバスの路線や周辺の建物など、質問の内容をコロコロと変えて、しつこく特定しようとしてきます。
あまりにもしつこくされると、さすがのキャバ嬢でもうざったく思うもの。「俺が遊びに行ってあげるからさ」など、嬢を見下したような発言とセットにされると、温厚な嬢でも怒りが湧いてくるものです。
特定されないように必死でかわしても、うまく話を戻して住所や実家の場所などを特定しようとしてきます。このようなお客さまにはまともに答えるだけムダで、まともに答えてしまうと本当に特定され、後をつけられたりする恐れもあるので気を付けましょう!
男性は誰でも、人に認められたい、社会的に高い地位を得たいという出世欲や権力欲があります。しかしそれを誰もが満たせるとは限らず、中にはキャバクラで擬似的にチヤホヤされることで、その欲求を満たそうとするケースもあります。
挨拶も会話もなく、ただ嬢たちを周りにはべらせて偉そうな態度を取るお客さま。
嬢からの問いかけに対して「うるせー」「静かにしろ」「なんでもねえよ」など、乱暴な言葉遣いをしたり、必要最小限の会話しかしてくれないお客さまもいらっしゃいます。
中でも一番嫌われるのが、嬢に対して偉そうな口調で説教をしたり、自分語りをしながら「お前らにはマネできないだろ」など、さりげなく嬢を見下すような発言を混ぜてくるタイプです。
キャバクラに限ったことではありませんが、偉そうに見下されると自分が否定されているようでカチンとくるものですよね。
一般のお客さまの中でも酔いすぎて問題を起こしたり、他のお客さまとトラブルになったりして他店で出禁扱いを受けている方がいらっしゃいます。
他店で出禁になっていたとしても、ほとんどのお店ではその方をシャットアウトすることはしません。一応お客さまですので誠実に対応し、気持ちよく飲んでお帰りいただくように配慮します。
しかし、自分が問題児であることを棚に上げて、「俺出禁になっちゃってさー!」と武勇伝のように語ったり、他店で起こした問題を持ちこんできたりすると厄介です。
ケンカが好きな方の場合は、お店をかえても誰かにケンカを吹っかけますので注意が必要です!!嬢が尻拭いをするはめになったり、嬢自身に被害が及ぶ可能性もあります(>_<)
ワンドリンク制や指名のシステムなどを理解しておらず、ルール無視で自由奔放にふるまうお客さまはとっても面倒です。
たとえば、お店のルールを知らない方に説明をしてあげるとします。
「当店ではワンドリンク制になっておりまして」「そうなの?ワンドリンクって、お金かかるんでしょ?じゃ何も飲まなくていいや」と言って、ルールを自分流に変更しようとする人も多いです。
ルールを理解しているのにあえて知らないフリをする方もたまにいますが、いずれにしてもお店を利用するからには、きちんとルールにのっとってサービスを受けてほしいものです。
いかがでしたか?
キャバクラには面倒なタイプのお客さまが次々とやってきますが、こちらの言うことを聞き入れず傍若無人にふるまう人ほど嬢からは嫌われてしまいます。
しつこくお触りをしてきたり、個人情報を聞き出して特定してくるような陰湿な人も厄介ですね。
最悪なお客さまに当たってしまっても、切り替えし方によっては相手を納得させたり穏やかに事を収めることができます。切り返し方や反応の仕方など、マジギレせずにうまくその場を収めていきましょう。