キャバ嬢として、指名のお客さんに来てもらえるのは嬉しいことですよね。
お客さんの立場でも、せっかく指名をしたのだから一緒に楽しみたいですよね。
とはいえ、人気のあるキャバ嬢ほど別のお客さんから指名が入ってしまい、名残惜しいけど一旦テーブルを立って、他の指名してくれたお客さんの元に行かなければならなかったりするのですが…
そんな時のキャバ嬢の上手い立ち回り方を紹介していきます。
キャバクラで、お客さんの席から離れるケースというのは2つのパターンがあります。
ひとつは、指名が重なった時とフリーでついた席からチェンジとなった時です。
お客さんからすれば、せっかく指名した女の子が他の席に行ってしまうというのは、モヤモヤした気分になってしまいがちです。
席を離れる時に大切なことは、「私はこの席から離れたくないのだ」という仕草をすることです。
できるだけ名残惜しそうに。
そんな仕草を見てしまえば、モヤモヤしたお客さんの心も、収まるというものです。キーワードは「特別なあなた」です。
席から離れる前に、アフターや同伴などの「次の約束」をすることで、お客さんの気持ちをつなぎとめることができます。
「自分だけは特別」という気持ちに包まれるためです。
席から離れる時に、「仕事してきますね」と一言添えるだけで、「また戻ってくるから待っててね」という「あなたが私のホームなんですよ」といった雰囲気を醸し出します。
他の指名客の席に移動したのは良いのだけど、それでお客さんが不満を感じてしまうようなら気になってしまいますよね。
そんな時には、ヘルプの女の子と仲良くしてもらうようにしましょう。ヘルプの女の子と楽しく過ごしてもらえると、他のテーブルに行っても安心ですよね。
そしてその後は、ヘルプの女の子を仲良くしていたことに対して、ヤキモチを焼いてみるとより効果的です。
別の席に移った後でも、お客さんが帰る前には必ず席に戻るようにしましょう。
もちろん、見送りも忘れずに!
席から離れてしまうけど「ごめんね」と謝ってもらうよりも、「私はこの席から離れたくない、離れてしまうのはすごく残念だ」という感じのほうが、お客さんから見て「かわいい」と思えるかもしれません。
フリーでついた席からチェンジとなることは、特に新人のキャバ嬢にはありがちなことと言われています。
もちろん場内指名をもらうというのがベストなのですが、お店の立場でいえば、フリーで来たお客さんに、できるだけ多くの女の子を紹介したいという側面もあるからです。
そのため、その時は場内指名がもらえなかったからといっても、決して落ち込む必要はありません。
初めて来たお客さんは、なるべくたくさんの女の子と接してから、次に来た時に指名する女の子を決めるという方も少なくないためです。
ということは、次回に来店した時に本指名をしてもらうためにやっておくことは、チェンジの際の席の上手な離れ方となります。
お客さんの胸ポケットに自分の名刺をしまってから、「なくさないでね」としてみたり、お客さんの膝に手を置きながら、「メール送るから返事してね」と一言添えることで、印象に残りやすくなります。「このあとも楽しんでね」というのも良いかもしれません。
人気のあるキャバ嬢は、接客中のスキンシップを欠かしません。
触れられることで、お客さんが「ドキッ」としたり、ときめいたりすることはあっても、嫌な気分になったり機嫌を損ねることは少ないためです。
スキンシップの中では比較的ハードルの低いものかもしれません。
お客さんの膝に手をそっとのせることで、親密な雰囲気に持っていきやすくなります。
ただし、お客さんの中には、「この子お持ち帰りできるかも」となってしまうパターンもあったりなかったりしますので、どんなお客さんなのかをよく見てから、「この人は大丈夫」という人にしていきましょう。
それなりに親密になってきたお客さんに対しては、お客さんの腕に手を回す、腕を組むといったスキンシップが有効です。うっかり胸が当たったりするとより効果的でしょう。
お客さんも特別な感じで見てくれるかもしれません。
お酒を飲んでほんの少しだけ酔いが回ってきたら、「酔っちゃった」とボソッと言いながら、お客さんの肩によりかかると、お客さんは「ドキッ」としてしまいます。
特に女の子を口説くために指名してくれるお客さんの場合、「いけるかな」と思うはずです。「ちょっと休憩」といって、同じようにしてみるのも親密な雰囲気になりやすいでしょう。
お客さんの手を握るだけでも効果的なのに、なおかつ自分の膝の上にのせるとなると、親密の度合いが増していくことを止めることはできません。
おさわりをしたがるお客さんに使うのも、自分の身を守るために良いかもしれません。