キャバ嬢として仕事をしていると、お客さんから「カラオケ歌ってよ」と言われる時があります。
もともと歌が好きだったり、歌が得意であれば問題ないのかもしれませんが、カラオケの場合、あまりうますぎてもドン引きされてしまうこともあります。かといって、ヘタすぎても微妙な空気を作ってしまいますので、「ほどほどに歌える」というのが一番なのかもしれません。
ここではキャバ嬢が歌いたくないのにも関わらず、お客さんからカラオケを要求された時のかわし方を紹介していきます。
例えば、「2時以降でないと歌えないんですよ」というのは、使いやすいように思えます。その場合、お客さんが3時までいてくれたら歌うのか?と言われたら困りそうですよね。
といっても、何セットもいるようなお客さんなら、かなりお酒も飲んでいそうなので、女の子にカラオケのリクエストをしたことすら忘れているかもしれません。
「私が歌うよりも、○○さんの歌、聞きたいな」といって、お客さんに歌ってもらうようにするのもひとつの方法です。
できるだけ甘えるように、上目づかいで言ってみると、より効果を発揮しやすいでしょう。手を握ってしまうのも良いですね。
歌いたくないことを遠回しに言っているにもかかわらず、なかなか引き下がってもらえないお客さんもいるかもしれません。
そんな時は、「じゃ、一緒に歌いましょう」ということで、デュエット曲を選ぶというのも良いかもしれません。
できるだけ女性が目立たないデュエット曲を、あらかじめ探しておくこともおすすめしておきます。
自分の代わりにお客さんに歌ってもらった時は、手拍子などで盛り上げましょう。
合いの手が入るようなコール系の曲なら、しっかりと合いの手を入れることも忘れずに。
盛り上がり方が違ってきます。
「普段音楽を聞かないから、カラオケで知っている曲がないんです」というのも、かわし方のひとつでしょう。
もしくは、「私の好きな曲は、カラオケに入っていないんですよ」と言うのもアリかもしれません。
インディーズバンドの名前や、コアなファンしかいないようなミュージシャンの名前を覚えておくと使いやすいかもしれません。
ただし、お客さんがそのバンドやミュージシャンのファンだった場合は大変かもしれないです。本当にそのバンドのファンなら問題はないのですが。
これが言えたら苦労はしない…というセリフかもしれませんが、お客さんによっては、無理強いさせることを良しとしない人もいるかもしれません。
そういう人が相手であれば、なんとかなりそうですが、「人の話を聞かない系」のお客さんの場合ですと、「なんで、そんなこと言わないで歌ってよ」と、執拗に言われそうなので、実際には使いにくい方法かもしれません。
「歌いすぎて喉にポリープができているので、今は歌うことができない」というのも断り文句となるかもしれません。
「もしかして君はプロの歌手なのか?」と、反対に興味を持たれてしまうかもしれないので、お客さんによって使えるかもしれないし、使えないかもしれない方法です。
「では、良い医者を紹介してあげよう」と言って、おすすめの耳鼻咽喉科を教えてくれる人もいるかもしれません…
「昨夜歌いすぎて喉が痛いので、今日は歌えない」というのも使えそうです。
ただその場合、女の子の声質によって、説得力が出たり、まったく説得力がなく、信憑性に欠けるように聞こえてしまいそうです。
基本的にハスキーな声質の女の子におすすめの方法かもしれません。
「今日は風邪気味なので歌えないの、ごめんね」といったように、体調がすぐれないことを理由にするのも良さそうです。
春先なら「花粉症がキツイから歌えない」というのも使えそうです。
「そんなにキツイなら病院に行きなさい」と言われるかもしれませんが…
お客さんが内科の医師などの医療関係者には使わないほうが良さそうです。
女子ならではの日を、理由にするのもひとつの方法です。
「歌うのはキツイけど、お話ならできるから、いっぱい喋ろう」と、笑顔ではあるのだけど、実はツラそうな表情で言うと効果的です。
「ちょっと今日は飲みすぎちゃったんで、歌うことができないの、ごめんね」と、酔っているふりをするのも良さそうです。
ただ、普段からお酒に強いところを見せていると使いにくい方法かもしれません。
歌いたくないのにお客さんからカラオケを要求された時のかわし方は、「○○時以降でないと歌えない」という断り文句をやんわりと言うか、「○○さんの歌、聞きたいな」と言って、お客さんに歌ってもらうやり方があります。
それでもどうしても引き下がってもらえない時には、お客さんと一緒に歌うのも、ひとつの方法です。あまり頑張らなくて良さそうなデュエット曲をレパートリーに入れておきましょう。